プロフィール
年齢 | 16歳 |
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身長 | 177cm |
体重 | 59kg |
誕生日 | 3月21日 |
血液型 | O型 |
出身地 | ギリシア |
CV | 難波圭一、小野大輔(ゲーム「聖闘士星矢ライジングコスモ」) |
概要
ギリシャの海商王ソロ家の跡取り息子。16歳。
まだ少年でありながら世界有数の名家のため誕生パーティーには多数の有力者が招かれ、その席上で招かれた客の一人だった城戸沙織に運命を感じ、プロポーズするも丁重に断られる。
実はソロ家の嫡男は代々海皇ポセイドンが降臨するときに肉体を借りることになっており、彼にも海皇ポセイドンが3歳の頃より肉体に宿る。
16歳の誕生日の夜に三又の鉾とテティスに導かれポセイドンとして覚醒したあとも、海底神殿で城戸沙織に再会した際にプロポーズしたことを話題に持ち出すなど、最初はまだジュリアンとしての意識も残っていたようだ。
このときに、沙織に対し運命を感じていたのははるか昔からアテナとポセイドンとして敵対し戦っていたからなのか、と語っている。
戦いの終盤で完全にポセイドンとして覚醒し意識を乗っ取られるが、星矢に救われた沙織の手によってアテナの壺に封印され、ポセイドンの魂と分離。
その後、気絶したジュリアンは崩壊する海底神殿からマーメイドのテティスの手で地上へ帰還したが、ポセイドンでいるときの記憶はすべて失っていた(世界的な名家の跡取りの行方不明事件ということで、新聞などで大きく取り上げられていた)。
※テティスは幼少期のジュリアンにより、1匹の魚として釣り糸に引っかかって動けなくなっていたところを救われたと語っており、そのため命を投げ打ち、恩返しとしてジュリアンを海底神殿から救い出したと描写されている。
しかし神として力を奮った罪悪感がどこかで肉体に残っており、ポセイドンの起こした洪水の被害者のために全財産を投げ打って、救済の旅に出る。この際に、力になりたいという、(ジュリアンとしては)初対面のソレントの申し出を快く受け、旅の同行を許している。
このときに、海岸を2人で歩くなかで死んでから数日が経過しているであろう1匹のぼろぼろの魚(テティスの本来の姿)をジュリアンは見つけ、涙を流しながら海へ送り還した。
ハーデス編では終盤のエリシオンでの戦いにおいて、一時的とはいえスニオン岬にて再びポセイドンに憑依され、嘆きの壁の前に残された黄金聖衣12体のうち5体をエリシオンへと運んだ。(その後まもなくポセイドンの魂が離れ、再びソレントと旅に出る)
アルティメットコスモ
2012年11月29日リリースのPSP用ソフト「聖闘士星矢Ωアルティメットコスモ」にてソレントとともに登場。キャラデザ、鱗衣のデザインとも新たに起こされている。
活躍
ソレントに命じて「目覚めかけたポセイドンを封印させる」という名目で聖闘士たちをタラッサ島に集め、各地に散らばったアクアドロップを回収させつつ聖闘士同士を潰し合わせていた。
アクアドロップを集めてトリトンの鱗衣を手に入れてポセイドン神殿に乗り込んできた青銅聖闘士と対決。勝利した青銅聖闘士達を讃えつつ、次に復活することを予告して再び眠りについた。
実は「Ω」本編開始以前にマルスの小宇宙に呼応して目覚めかけており、マルスとの決戦に向けて未熟な聖闘士たちとの壁となるよう星矢と沙織に依頼されていたのだった(当然ながら、本来は敵同士である為に交渉は決裂。星矢と交戦するが、敗北後にアテナがアクアドロップを返却したことで一度だけという条件で頼みを聞き入れた)。
なお、本ゲームはオリジナルストーリーでありTV本編とは直接繋がらない関係上、聖闘士星矢Ω本編に登場することは終ぞなかった。
聖闘士星矢海皇再起 RERISE OF POSEIDON
義憤と神罰を司る女神、ネメシスの地上破壊を止めるべく戦うためにふたたび海皇ポセイドンの依代として登場。
本人の人格はまだ未登場だが、ソレントの回想にてたびたび慰問に訪れている様子としてジュリアンが登場しており、まだポセイドンが目覚めていることを知らない時には「ジュリアン様は心おだやかに過ごしておられる」、と旅の中の様子を語られていた。
テレプシコラ戦では、ソレントが真鱗衣に覚醒する際にもジュリアンと旅で出会った子供たちの姿のあたたかな回想が挟まれた。
まだ連載中なため、これからジュリアンとして作品内に回想以外で登場するかは未定。
余談
- 一人称は基本的に「私」だが、テティスに海皇ポセイドンの化身だと告げられた際には驚愕しながら「ぼくが海皇ポセイドンだというのか!?」という発言をしていたため、「ぼく」と「私」の2つと考えてよいだろう。
- 原作漫画内では中性的な容姿の少年として描かれるが、アニメ版では目つきなどより男性的にデザインされている。なお、城戸沙織からは「血筋はもとより頭脳明晰、容姿抜群といわれている大変なお方」と評価を受けているほどの美形。
- 原作漫画のポセイドン編の冒頭では沙織にプロポーズを断られた際、「わたしを拒絶する女性がいるなんて」とうろたえるなど自信家かつ傲慢な面が目立つが、ラストでは非常に心優しくおだやかな性格として描かれているため、ポセイドンが幼少期から肉体に宿っていたことにより、野心家かつ気位が高い性格に変化していたのではないかと思われる。