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バチガッパ

ばちがっぱ

東京ミュウミュウ第8話に登場する。キッシュが、青山田雅三のスピリッツをヒュージョンさせて誕生した河童型キメラアニマ。
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外観・特徴編集

 緑色の肌と茶色い体毛を持ち、頭部には河童を彷彿とさせるお皿のようなものが乗っている(仮面のように顔が描かれているが、場面によっては顔がなかったりする※)。モデルはカワウソであり、頭部をはじめ体つきはカワウソを彷彿とさせるものがある。手足には水かきがついているほか、指先に鋭い鉤爪を持つ。基本的には二足歩行だが、後述する「放屁攻撃」時など四つん這いの姿勢をとることも。キメラアニマとしてはかなり大型の部類に入る巨体の持ち主であり、戦闘ではその大きさでミュウミュウたちを圧倒した。主な武器は、鉤爪と尻尾。このほかにも、ミュウイチゴがトドメを刺そうとした際にはおならで反撃している。「のほぉ〜」「ぎょほ〜え〜!」といった鳴き声を発する。

ミュウミュウとの闘い(ネタバレ注意)編集

 出現して早々、バチガッパは猿の群れに襲われる。身体中に噛み付いたり引っ掻いたりする猿を振り払うが、直後にミュウミュウたちが到着。そのまま戦闘となる。

 各々の技で連続攻撃を仕掛けるミュウミュウたちに対し、バチガッパは地形をうまく利用しながら、巨体からは想像し難い俊敏な動きで攻撃をかわしていく(とミュウイチゴが分析するも、ミュウミントは『ただ逃げてるだけですわ』と一蹴した)。だが、攻撃により隠れる場所が失われると一気に攻めに転じ、ミュウミュウたち目掛けて突進。バチガッパの巨体と、振り回される尻尾にミュウミュウたちは蹂躙された。

 痺れを切らしたミュウイチゴは一気に蹴りをつけようとするが、バチガッパはミュウイチゴめがけておならをかます。唐突な放屁に、ミュウイチゴは「くっ、くっさあ〜い!!」と悲鳴をあげ、他のミュウミントやミュウレタスらもおならガスに巻き込まれ戦闘不能となる。戦意を削がれた三人へ今度はバチガッパの方がトドメを刺そうとするが、颯爽と現れたミュウプリンに邪魔され、あと一歩のところで仕留め損なってしまう。ミュウプリンは湯冷めして風邪をひいていたため、おならの臭いが分からなかったのだ(戦闘に入る前のシーンより、鼻水を垂らしている描写がある)。ミュウプリンのプディングリングインフェルノによって動きを封じられたバチガッパは、最終的にリボンストロベリーチェックによって浄化された。

放屁編集

 バチガッパのおならは、使用回数は少ないものの印象深い攻撃手段である。臭いは、バチガッパのおならを間近で喰らったミュウイチゴが「く、くっさぁ〜い!!」と絶叫し、ミュウレタスも「息ができません!」と悶絶してしまうレベル。劇中の描写を見る限りでは広範囲におならガスが充満しており、先述のミュウレタスのセリフ通り「あたりの吸える空気が全部おならガス」(→『(臭くて)息ができません!』)という状態になってしまっている。いっぽうのバチガッパ自身については、頭に鼻のようなものがついているものの、自分のおならを臭がるそぶりは一切見せていない。

 なお、劇中の効果音や描写から、バチガッパは2度おならを放っていることがわかる(1発目はミュウイチゴのリボーンストロベリーチェックに対する反撃として、2発目は1発目で飛び退いたミュウイチゴに対して)。

余談編集

・本作、特にバチガッパは作画が不安定であり、初登場時→戦闘序盤→放屁攻撃あたりと、作画が変化しているのがわかる。

外観・特徴の項で説明した頭部の「顔」についても、あったりなかったりするのは作画崩壊が一因。

・バチガッパの元になったカワウソは、尻の臭腺から匂いを発する。似た生態を持つスカンクをモチーフとしたキャラクターのように、バチガッパのおなら攻撃もここから来ていると思われる。

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