キメラアニマ
きめらあにま
エイリアンがクラゲ型の寄生生命体「パラサイトアニマ」(通称「パラパラ」 アニメ1作目では「パラサイトエイリアン」)を、地球上の動植物に寄生させて誕生させる生物兵器。
普段は大人しい性質の動物でも、パラパラに憑依されると狂暴化されてしまう。
中には一から作り出されたキメラアニマも存在し、アニメ版第1作の終盤では、これまで倒されたキメラアニマを一から作り直した再生キメラアニマ軍団が東京を襲撃した。
基本的にエイリアンの命令通りに動き、地球侵略を阻止するミュウミュウ達と戦う。
アニメ1作目では動植物のみならず、人間のピュアな心「スピリッツ」と融合させてキメラアニマを誕生させることが可能となった。それらに加えて、エイリアンのパーソナルマークがキメラアニマの体の模様として描かれる描写も追加された。
順番はアニメ版の登場順より。名称は一部仮称。
ネズミ型キメラアニマ
第1話に登場。
公園のネズミがパラパラに寄生されて誕生した。
長い腕としっぽによる打撃攻撃と噛みつき攻撃を得意とする。
ミュウイチゴの初陣の相手。
模様からキッシュ配下とされる。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現。
犬型キメラアニマ
第2話に登場。
藍沢みんとの愛犬であるポメラニアンのミッキーがパラパラに寄生されて誕生した。
模様からキッシュ配下とされる。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウプリンのリボーンプリングリングインフェルノによって固められた。
ライオン型キメラアニマ
第4話に登場。
遊園地のライオンの子供がキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
猛スピードで動き回り、鋭い爪で敵を切り裂く。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウザクロのリボーンザクロススピュアで倒された。
アシカ型キメラアニマ
第5話に登場。
アシカがキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
ラッパを吹くことで、首のフラフープを光らせて飛ばして攻撃する。
尻尾の球は爆弾にもなる。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウレタスのリボーンレタスラッシュで倒された。
ヒョウ型キメラアニマ
CV:衛藤利恵
第6話に登場。
アメリカのピアニストであるマリ・マクガイワのスピリッツをキッシュがフュージョンさせることで誕生した、ヒョウ型のキメラアニマ。
持ち前の素早さを生かした攻撃と、曲と楽譜による竜巻攻撃でミュウミュウを苦しめるが、ピュアな魂の音色が弱点。
サンバ
CV:中川亜紀子 ※ノンクレジット
第7話に登場。
一人の女性のスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生した、エリマキトカゲ型のキメラアニマ。
その名の通りサンバのリズムで動き、「サンバ」と喋る(「次は黒焦げサンバ~!」等と、一応人語は話せる)。
頭部から雨状の光線を発射し、敵を黒焦げにする。
ミュウプリンの初陣の相手。
バチガッパ
CV:岡野浩介
第8話に登場。
青山雅也と瓜二つな少年・青山田マサゾウのスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生した、河童型のキメラアニマ。
見た目から想像もできないほど素早い動きで翻弄し、尻尾の攻撃でミュウミュウ達に襲いかかった。さらに、二発の巨大な放屁をミュウミュウたちに浴びせ、あまりに臭いおならにミュウミュウ達は苦しめられる。
あと一歩のところまで追い詰めたバチガッパだが、風邪を引いているミュウプリンにはおなら攻撃が通じず、リボーンプリングリングインフェルノで固められた後、リボーンストロベリーチェックで浄化された。
コクチョウ型キメラアニマ
第9話に登場。
バレエ発表会の参加者のスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生した、コクチョウ型のキメラアニマ。
バレエの動きを生かした戦法を得意としており、黒い羽根を飛ばす技を持つ。弱点はバランスを支えている足を攻撃される事。
みんとの兄・誓司を傷つけたため、ミュウミントの怒りを買うことに。
ナマズ型キメラアニマ
第10話に登場。
池のナマズがキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
ある夜、カップルを襲うがミュウザクロのリボーンザクロススピュアで倒される。
コウモリ型キメラアニマ
第10話に登場。
コウモリがキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
ある夜、OLを襲うがミュウザクロのリボーンザクロススピュアで倒される。
キメラカラスグレート
第10話に登場。
教会周辺のカラスがキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
咆哮でキメラカラスを使役して敵を襲う。
ミュウザクロのリボーンザクロススピュアで倒される。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現。
ガララ
CV:吉田小南美
第11話に登場。
TV局の女性ADのスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生した、コブラ型のキメラアニマ。
長い胴体で敵を締め付ける攻撃を得意とするほか、ヘビを操る能力を持つ。また、体を光らせて衝撃波を発射する。
キメラドリア
第13話に登場。
汚染した川に棲むアメーバがキッシュのパラパラに寄生されて誕生した。
変幻自在の体を敵に包み込んで窒息死させる戦法を得意とし、敵の攻撃を受けると細胞分裂を起こして増殖・再生する。
ミュウイチゴと青山の繋がった力で強化されたリボーンストロベリーチェックで倒される。
バタフライ
CV:川村万梨阿
第14話に登場。
チョウの研究員・仁科麗のスピリッツをパイによってフュージョンさせることで誕生した蝶型のキメラアニマ。
強力な毒鱗粉で敵の動きを止めてしまう。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現。
ウツボカズラ
CV:小西克幸
第15話に登場。
タルトが作り出したウツボカズラ型キメラアニマ。
蔓で対象を捕らえ、大きな口で食べてしまう。
かなりの食いしん坊で、公園に出現しては通行人からハンバーガーを奪って食べたほか、出店を破壊してホットサンドやバーベキューを食べていた。
ミュウミュウとの戦闘の最中、マシャを誤って飲み込んてしまい腹痛を起こしてダウンしてしまった。
アニメ版では最初にリボーンストロベリーサプライズを受けて倒されたキメラアニマである。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現した。
ミジンコ型キメラアニマ
第16話に登場。
パイがミジンコにパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
ランドセルを背負い、学帽を被っている。
地球人のデータを収集するために図書館を襲撃した。
細長い口で本を啜るように捕食し、地球人の知識を得る。
これといった武器はないが、本を音読して敵を眠らせる催眠術の技を持つ。
フナ型キメラアニマ
第17話・第18話に登場。
パイが川の鮒にパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
魚に手足が生えたような姿をしている。
これといった武器は持たないが、徒党を組んで襲い掛かる。
大根型キメラアニマ
第17話・第18話に登場。
タルトが大根にパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
これといった武器は持たないが、圧倒的物量で襲い掛かる。
クラゲ型キメラアニマ
第19話に登場。
タルトがクラゲにパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
触手で敵を痺れさせる。
ナマコ型キメラアニマ
第19話に登場。
タルトがナマコにパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
口から汚い(みんと曰く)液体を吐く。
ヒトデ型キメラアニマ
第19話に登場。
タルトがヒトデにパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
両手からヒトデ手裏剣を発射したり、巨体で敵を押しつぶす攻撃を得意とする。
ウニ型キメラアニマ
第19話に登場。
タルトがウニにパラパラを寄生させて誕生させたキメラアニマ。
体を転がって攻撃したり、針を飛ばして攻撃する。
ニワトリ型キメラアニマ
CV:雪乃五月
第20話に登場。
だいかん保育園の保母さんのスピリッツをタルトがフュージョンさせて誕生したキメラアニマ。
豆を口に含んでマシンガンのように吐き出したり、自分の卵を弾丸にしたバズーカ砲を武器にしたり、大きなミミズを掘り出して敵を締め付ける。
ミュウプリンが風邪をひいていることもあり、一度は有利になった。
カメ形キメラアニマ
第21話に登場。
キッシュが凝縮した水エネルギーの雫に6体のパラパラを用いてフュージョンさせて誕生した三つ首の亀のようなキメラアニマ。
背中にある目が弱点。
倒された後、周辺は大洪水になった。
キメラミンミン
第22話に登場。
じゃんけんに負けたタルトが、ミンミンゼミにパラパラを寄生させて誕生させた蝉型キメラアニマ。
強力な超音波を放ち、尻から破壊光線を発射し、小さな翅をカッターにして飛ばす。
ミュウミュウ達に倒されるが、実は数十体の子供を産んでおり、各地に飛び回った。その結果、夏休みの宿題を溜め込んだいちごに(精神的な)トドメを刺した。
グンカンドリ型キメラアニマ
CV:中川亜紀子/金田朋子
第23話に登場。
柳田もえと本条みわのスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生させたキメラアニマ。
ミュウアクアを回収するためにやってきたミュウイチゴを足止めするために動くが、もえとみわのスピリッツを使用しているためか、白金と赤坂を狙って襲い掛かり、果てには求愛行動をとっていた。
キメラタートル
キッシュが作り出したカメ形キメラアニマ。
ダイヤモンド並みの硬さの誇る甲羅を持ち、敵の攻撃を吸収して光線に変換して目から発射する。
弱点は仰向けになる事で、自分からは起き上がれない。
キメラモグラ
CV:???
第25話・第26話に登場。
キッシュが用意したモグラのキメラアニマ。
鼻のドリルで地面を掘り進み、好物の鉱石を探し当てる。見つけた鉱石は鼻の中に格納する。
ミュウアクアを探すために東京の地面を掘り進んだ結果、原因不明の陥没事故を引き起こした。
しかしこのキメラアニマにはミュウアクアを探し当てる能力を持ち合わせておらず、キッシュにまんまと嵌められ憤慨したパイの空疾扇で始末された。
ちなみに前述の通り用意したのはキッシュだが、模様はパイのものであり、作成したのはパイとされる。
ダストワイバーン
第26話に登場。
キッシュが作り出した毒蛾型キメラアニマ。
鱗粉には高濃度の化学汚染物質が含まれており、風に乗れば東京を壊滅できるほどの代物である。
東京タワーの最上部で誕生し、ミュウミュウ達を苦しめたが、ミュウミントのリボーンアクアドロップスとミュウイチゴのリボーンストロベリーサプライズで倒される。
アニメ1作目ではミュウイチゴのリボーンアクアドロップスで撃破された。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウミントのリボーンミントーンエコーで粉砕された。
「にゅ~♡」では第1期のラスボスとして登場。
名称は漫画版より。
シャムネコ型キメラアニマ
CV:小西克幸
第29話に登場。
シャムネコ・ジャクリーヌの結婚相手だったシャムネコ・ミッシェルがパラパラに寄生され誕生したキメラアニマ。
見た目は九尾の狐を思わせる。
ジャクリーヌを奪ったぶち猫・アサノに対して激しい憎悪を抱いており、鋭い爪で敵を襲う。
模様からキッシュ配下とされる。
キメラエレファント
CV:石田彰
第30話に登場。
万里子の彼氏・俊介のスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生した象型キメラアニマ。
長い鼻を振り回したり敵を締め付けたり、鋭い牙で敵を突き刺す戦法を得意とする。また、鼻からは水流を発射する。
トビトカゲ型キメラアニマ
CV:中嶋聡彦
第32話に登場。
お金持ちな客のスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生したキメラアニマ。
口から音の衝撃波を吐き出して攻撃する。
キメラパンチ
第33話に登場。
ラウンドガールのスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生させたカンガルー型のキメラアニマ。
人間をはるか遠くまでぶっ飛ばす程の強力なパンチが武器。袋の中にいる子供も戦いに参加する。
蜘蛛型キメラアニマ
CV:川上とも子
第34話に登場。
人形作家・上村綾乃のスピリッツをキッシュがフュージョンさせて誕生させたキメラアニマ。
背中から生えた細い脚から糸を発射し、敵を動けなくしたり人形を盾にしたりすることができる。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウプリンのリボーンプリングリングインフェルノで固められた。
バク型キメラアニマ
CV:中島沙樹
第39話に登場。
パイが作り出したキメラアニマで、人間に変身することができる。
人間を眠らせて、他の人間を眠らせた人間の夢の世界に閉じ込める力を持つ。
いちごに化けてミュウミュウ達をいちごの夢の世界に閉じ込めることに成功した。
ケラ型キメラアニマ
第40話に登場。
タルトが作り出したキメラアニマ。
東京を陥落させる計画を遂行するために、手始めに東京ドームを陥落させようとした。
両手の鋭い爪で地面を掘り進むほか、敵を攻撃する。
第40話では2体登場し、1体は地中でミュウプリンと交戦し、リボーンプリングリングインフェルノで固められたが、もう1体はプリンを襲う際に頭部に落石が直撃し制御不能状態になり、地上へ出現してミュウイチゴ達と対決した。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現したが、ミュウイチゴのリボーンストロベリーサプライズで倒された。なお、この時のいちごは青山を探している途中だったため、「邪魔すんな!」と怒りの言葉をぶつけられた。
海水魚型キメラアニマ
第41話に登場。
東京湾に棲む魚がパラパラに寄生された姿。
1体1体の強さは弱いが、圧倒的な物量でそれをカバーしている。
実はセイレーン型キメラアニマをミュウミュウから目をそらせるための囮だった。
セイレーン型キメラアニマ
第41話に登場。
パイが作り出したキメラアニマ。
浮き型の海流装置の下で成長し、体内に蓄積した汚染物質を放出させて東京湾の生物を死滅させようとした。
カニ型キメラアニマ
第42話に登場。
タルトが作り出したキメラアニマ。
カニモチーフだがエビのような下半身をしている。
ハサミと口から吐き出す発火性の泡が武器。
キメラタイボク
第44話に登場。
タルトがミュウアクアとされる力を持つ大樹にパラパラを寄生させ誕生した大樹型キメラアニマ。
体に生えている蔓を武器にするが、葉っぱからは高濃度の酸素を放出し、敵を酸素中毒に陥らせる。
エイ型キメラアニマ
第46話に登場。
パイが隅田川に棲むエイにパラパラを寄生させ誕生したキメラアニマ。
ものすごい数で襲い掛かり、敵にしがみ付いて動きを封じる。
第49話ではキッシュの手によって再生された個体が出現。オリジナルと異なり巨大な姿となっている。
タコ型キメラアニマ
第47話に登場。
ミュウミュウと蒼の騎士抹殺のためにパイが作り出したキメラアニマ。
スライム状の体をしており、体が切断されても瞬時に再生し、ミュウミント、ミュウレタス、ミュウプリンの攻撃にも耐えられる。
漏斗から視界を封じる墨を吐き、触手でミュウミュウ達に巻きつく。通常のミュウミュウ達の力では逃げられない。さらに目から電撃光線を発射して蒼の騎士を苦しめた。
竜型キメラアニマ
CV:野田順子 ※ノンクレジット
第36話・第51話・第52話に登場。
女性エイリアンの上半身と竜の下半身を持ち、黒い翼と一本角を生やしたキメラアニマ。
炎を操り、猛スピードで突進する攻撃を得意とする。
白金博士が遺跡で発掘したキメラの骨格の化石はこれとされる。
最終決戦にてパイが召喚し、ミュウミントと激しい空中戦を繰り広げるが、苦しみだしたディープブルーから漏れ出した閃光を浴びて消滅してしまった。
アニメ版ではこのキメラアニマが白金稜の両親を殺害した犯人となっており、最終決戦で白金がこのキメラアニマを見て驚愕した。