概要
原作第1部のヒーロー。いちごが命をかけて守りたい存在であり、また雅也にとってもいちごは命をかけて守りたい存在。いちごの好きな男の子。剣道部のエースで女の子にモテていたが、いちごと両思いになってからはいちごにしか目もくれない。優しい性格だが、それでいて気性の激しさと冷淡さを併せ持ち、それゆえにある種の危うさを持つ少年でもある。
小さい頃から孤児院で育ち、養子として育てられ、俊才を演じねばならない事情もあって周囲に冷めていた彼にとって、いちごだけが鮮やかな色を放つ女の子であった。
アニメ版第1作目でミュウミュウ達のサポートメンバーに加わった後にカフェミュウミュウのウェイターを務めることになる。その結果、れたす曰く「青山さん効果」、歩鈴曰く「てんてこまいなのだ」など、同年代の女子やお姉さま方の行列ができるほどの商売繁盛であった。この光景を見たざくろは「いちごが嫉妬で客を追い出すんではないか」と危機を感じていたが、そんなことはなかった。当初、白金稜や藤原ざくろの心境では、まだ仲間としての認識は薄かったらしい。
原作第2部ではいちごと共にイギリスに留学し、ベリー援護のためにいちごを先に日本に帰した上で、自分も後でいちごを追って日本へ帰ってきた。
もう一つの人格 ※ネタバレ注意
実は「青山雅也」としての姿の他に「蒼の騎士」、「ディープブルー」という3つの姿を持っている(1つの体に対し3つの人格を持つ)。
ちなみにこの2つの人格には全て「青」に関する言葉(蒼、ディープブルー)が含まれている。
当初は3つの姿はそれぞれに独立した人格だったが、最終的には「青山雅也」に統合される事となる。なお、当初「蒼の騎士」や「ディープブルー」の時の記憶は持っていないが、統合された事で記憶が統一される。
最終決戦において主人格である「ディープブルー」に呑まれてしまうが、ミュウイチゴの危難と自身に取り込まれていたミュウアクアの力で再覚醒。彼女を救うためディープブルーもろともにミュウアクアの力を完全解放し自らを滅ぼすことになる。
第1部ラストでは一度息絶えた後にいちごに救われ、いちごを救い、無事結ばれた。
関連タグ
東京ミュウミュウ 桃宮いちご
碇シンジ…中の人に加えて、幼少期に養子として育てられたゆえに周囲に対して冷めていた(コミュニケーションが苦手)などの生い立ちや、戦闘になると豹変するなど共通点が多い。
月城雪兎…中の人が同じで、複数人格を持ち、かつ主人公の想い人でもあった。
昴(聖闘士星矢Ω)…「ラスボスが自身の存在を隠蔽するために構築した偽装人格」としての素性が共通。
品田拓海…中の人がリブート版と同じで、主人公に想いを寄せるという共通点があり、既にところどころで何らかの秘めた要素も持っている。