「予定外の因子の存在を確認した、彼らは既に二度も我らがキメラアニマを撃退した」
「この星は、深き蒼のもの……」
CV:?
概要
地球奪還を目論むエイリアンたちの首領。
エイリアンからは救世主と目されており、「あのお方」「我が主」など呼ばれ敬われている。
正体
「我が名はディープブルー。この惑星(ほし)を統べる者なり…」
その正体は、いちごの思い人である青山雅也(蒼の騎士)の主人格で、原作第1部のラスボス。青山達を「自らの創った人形」と蔑んでいる。
パイ曰く「地球の意志そのもの」とのことだが、仲間ですら手にかける非情さを持つ。
最終決戦で完全に復活して正体を晒し、ミュウイチゴを精神的に戦意喪失にまで追い詰め、力においては他のミュウミュウたちをも圧倒、さらにディープブルーに反旗を翻し不意打ちを仕掛けたキッシュを危なげなく倒した。
ミュウミュウたちを撃破する直前、ミュウイチゴの危機によって再覚醒した青山の意識にクーデターを起こされて人格の主客逆転が起こり、肉体の主導権を奪いあうが、最後は青山の手によって自身に取り込んでいたミュウアクアを暴走させられて息絶えた。
アニメ版
アニメ第1作
普段は実体を見せず、声のみでキッシュ達に指示を送っている。
パイ曰くディープブルーは人間のDNAに宿ることで受け継がれる存在とされている。肉体が復活するまでには長い時間を要し、精神のみが亜空間に存在し、今までエイリアンたちに指示を与えていた。
キッシュの挑発に乗り、蒼の騎士が力を暴走させたことにより覚醒する。
主な武器は、蒼の騎士で使用した長剣型のロングソードで(若干形状は異なる)、強力な稲妻を操る。なお、蒼の騎士の力の大半はディープブルーの能力からなるものだった。
最期は若干展開が異なっており、意識体となった青山がディープブルーの動きを封じたところをミュウイチゴのリボーンストロベリーサプライズを浴びて消滅した。
にゅ〜♡
第1期12話ラストに声のみ登場している。
蒼の騎士がキッシュの策略により挟撃を喰らうミュウイチゴを目の当たりにしたことにより覚醒。ミュウイチゴを守るために存在していたにも拘わらず守れなかったことから自分の存在意義を疑い、何故蒼の騎士として覚醒したのか、自分は一体何者なのかという疑問から激しく苦悩し自我が崩壊し、その姿を現した。
旧作ではディープブルーは転生する事が示唆されていたが、本作は青山がディープブルーに説得する際に「僕の姿を借りて」と発言していたことから、青山は既存の地球人をコピーした可能性が示唆されている。
地球を破壊と人類の滅亡に向けて動き出すも、ミュウイチゴを守るために戦ったキッシュを斃した事で「青山君はこんな事しない!」というミュウイチゴの呼びかけで青山の人格が復活する。青山が自らの命を犠牲にしようとすると肉体の主導権を取り戻したものの、ミュウイチゴの説得と内なる青山の働きかけにより、改心し、地球の侵攻と人類の殲滅を断念する。しかし、それに失望したパイに刺され、強制的に力を開放させられる。地球はエイリアンの侵略の危機に瀕するが、ミュウイチゴと青山の力でエイリアン達の星の環境が改善し、両方の星が救われた。最期はいちごと青山の絆を見届け、穏やかな表情で蒼の騎士と共に消滅する。
イチゴ、お前に会えてよかった…。
容姿
容姿は薄水色の瞳に漆黒のロング髪で、蒼の騎士と異なり髪を束ねていない。
蒼の騎士と似たロングコートを着用しているが所々装飾は異なり、コートの正面はすべて閉じており足元は露出していない。
にゅ〜♡ではりたーん♡や新装版の表紙で登場した衣装を着用しており、紺色のロングコートとなっている。