概要
「なかよし」に掲載された漫画作品およびそれをベースとしたメディアミックスプロジェクト・『東京ミュウミュウ』の令和版リメイクアニメーション。
「なかよし」創刊65周年記念企画として製作されることになった。
基本的な内容は旧作と変わらないが、メインキャストは一新されており(オリジナル版から別役で再登板を果たしたキャストもいる(中島沙樹、望月久代、遠近孝一等))、キャラクターデザインやミュウミュウ達のコスチュームは2020年に発表された前後編の読み切り『東京ミュウミュウり・たーん♡』に準拠している。また、キャラクターの年齢等も変更されており随所に違いが見られる。
主人公のいちご役は一般公募によるオーディションの合格者を起用。2021年2月2日に合格者と他のミュウミュウの声優陣が発表された。さらに同年2月22日にはメインスタッフが公開され、メインキャストがユニット「Smewthie(スミュウジー)」として歌手活動を行うことも発表された。
制作はゆめ太カンパニーとグラフィニカが担当する。メインスタッフもほぼ刷新されているが、2002年版に作画監督として参加していた石野聡がキャラクターデザインを担当している。
2022年7月から9月にかけてテレビ東京系列局、AT-X、BSテレビ東京にて放送された。
また、第2シリーズが2023年4月から6月にかけて放送されている。放送局に関しては前シリーズから引き継がれた。
なお、テレビ和歌山でも2023年5月末から放送された。しかも第1シリーズ・第2シリーズ連続放送というスタイルを取っている。
なお、第1シリーズ放送開始と第2シリーズ終了(シリーズ完結)に合わせる格好でSmewthieが「おはスタ」にゲスト出演したが、講談社発のメディアミックスプロジェクトが、小学館の息が掛かっている(ほか、元々は小学館の関連会社だった集英社もある程度関わってはいる)「おはスタ」で取り上げられるのはまさに異例の出来事であった(もっともそれ以前にもKADOKAWAの作品を取り上げた事はあったが)。
ストーリー
ごく普通の女の子・桃宮いちごはある日、憧れていた学園のアイドル・青山雅也とデートをできることに!
待ちに待ったデートの日、突然まぶしい光に包まれ、猫が体の中にはいってきて……!?
なんとそれは「エイリアン」が寄生した生物「キメラアニマ」から地球を救うためにイリオモテヤマネコのパワーを使える「ミュウイチゴ」に選ばれたため!
仲間と共に、地球の環境を汚染しようとするエイリアンを止め、青山くんを、みんなを守らなきゃ!
合言葉は……「地球の未来にご奉仕するにゃん♡」
原作・2002年版アニメとの相違点
- 時代設定が放送当時(2022年)に即しており、スマートフォンなどが劇中に登場している。
- 一部のキャラクター達の年齢が変更。現時点で判明しているだけでも、いちご・みんと・れたすは中学1年生→高校1年生となっている。
- いちごの変身呪文が「ミュウミュウ・イチゴ・メタモルフォーゼ」(他メンバーと同じ法則になった)。
- 原作と2002年版ではいちご達がミュウミュウになったのは事故だったのだが、本作では元よりいちご達がミュウミュウに選定されていた。
- 2002年版ではいちごがメンバーで最初に変身したが、本作はみんとがいちごより先に変身して戦っている。
登場人物
ミュウミュウ
- 桃宮いちご/ミュウイチゴ(CV:天麻ゆうき)
- 藍沢みんと/ミュウミント(CV:日向未来)
- 碧川れたす/ミュウレタス(CV:十二稜子)
- 黄歩鈴/ミュウプリン(CV:戸田梨杏)
- 藤原ざくろ/ミュウザクロ(CV:石井萌々果)