CV:能登麻美子(ゲーム・ゾディアックブレイブのみ。アニメは未登場)
概要
ブルーグラードの領主の娘でユニティの実姉。銀髪のロングヘアにアイスブルーの瞳が特徴で、容姿は亡き母譲りである。弟の友人であるデジェルとも顔見知りである。
経歴
厳しい環境の故郷に光をもたらそうと交易交渉などを頑張る姿から太陽のような人物と言われ、弟やデジェルを始め人々から敬愛されていた。だが、ブルーグラードの劣悪な気候によってただの風邪から衰弱していき、ついには他界してしまった。それをきっかけに弟のユニティは故郷への憎悪を抱き、暴走を引き起こしてしまう。
亡骸はアトランティス内部に海皇の小宇宙を内包したオリハルコンと共に安置され、その力で遺体の腐敗は抑えられ、ユニティはポセイドンの魂の依代として利用しようとする。
最後はパンドラのせいで傷ついたオリハルコンから力が溢れ出したことによって、彼女の遺体は一時的にポセイドンそのものとなり、暴走するがデジェルの尽力によって静まり、彼と共にアトランティスで再び眠りにつくのだった。
この不完全な覚醒は、本編でカノンに封印から解放された際に呟いた、前聖戦時にアテナが別勢力と戦っていたから自分は眠りにつきスルーしたことをフォローしている。
外伝
本編より時間軸が前になる外伝第三章には生前の姿で登場し、デジェルの任務のために協力している姿が描かれた。ゲストキャラ・フローライト曰く「貧しい故郷のために慣れない社交界に溶け込もうと健気に頑張っている」とのこと。途中で事件に巻き込まれ、本作の敵役であるガーネット夫人率いる宝石児達に捕まり人質にされるが救出された。