CV:平野綾
人物
代々のアテナは二百数十年に一度、人の姿を借りて神としてアテナ像の元に降臨するが、人間及びこの時代のハーデスの器の少年アローンの実妹として誕生する。
これは人間を信じる先代アテナがハーデス(の器の少年)を人間のまま過ごさせて聖戦を阻止したいという想いから人間に転生したためである。
両親は信心深い夫婦だったが現在はいない様子で、幼少時は貧民街の孤児院で過ごし、そこで実兄のアローンと幼馴染のテンマらと貧しくても支えあって幸せに暮らしていたが、聖戦が始まる5年前に射手座のシジフォスにより見つけ出され、聖域に引き取られた。
ハーデスとなってしまった兄に心痛めつつも戦女神として聖闘士達を導く。
性格
相手の心の痛みを感じ取れる優しい少女で、死して尚ハーデスに操られていた白銀聖闘士達や、人々の心が荒廃した地上について思い悩やむアスミタの心を救っている。女神としては聖域周辺に結界を張り続けたり、聖櫃を用意するなど、単身で敵陣に乗り込むことが多い後世のアテナである城戸沙織と比べると、大分気質が異なる。
容姿
髪は藤色で、幼少期はショートヘアで、成長した後は沙織と同じようなロングヘアである。一時は敵の罠によってアケローン川の渡し賃として髪を切りセミロングになったが、同時にその髪を用いて神の力を封じられて一般人並の小宇宙にされてしまったこともあるが、後に力を取り戻して元のロングヘアに戻った。