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インフィニットジャスティスガンダム弐式

いんふぃにっとじゃすてぃすがんだむにしき

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツ(MS)、ZGMF-X191M2 インフィニットジャスティス弐式。
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アスラン・ザラ「強さは力じゃない!生きる意志だ!」


機体データ編集


概要編集

第二次連合プラント大戦の終結後、ZGMF-X19A インフィニットジャスティスオーブ連合首長国モルゲンレーテ社にて改修を施した機体。改修はオーブ代表首長カガリ・ユラ・アスハがモルゲンレーテのエリカ・シモンズに依頼したことで行われた。改修後しばらくは新装備「AMGS-X18P キャバリアーアイフリッド」の性能評価実験に使用されていたが、原型機のパイロットであるアスラン・ザラターミナルへの出向に合わせ、キャバリアー共々正規に運用される運びとなった。カガリの依頼があったことから、元よりターミナルで運用することが決まっていた可能性がある。


機体構成編集

一見すると本体は改修前と同じく見えるが、新装備のテスト運用を想定されていたストライクフリーダム弐式などに比べると、本機はアスランが実戦で使用することを想定して改修が施されている。彼の能力を最大限引き出しつつ耐弾性や攻撃能力の最適化を行うため、コントロールシステムはもちろん、装甲形状と武装配置の大部分が変更されている。

変化している部分を中心に記載。


頭部編集

トサカ状センサーマスト部は同じくトサカ状のビームサーベル発振器に変更されており、頭から刃を生やして突き刺して攻撃することができるようになった。なお、この仕様変更により全高が1m弱増加している。

歴代ジャスティスのような頬部分に内蔵されていた二連装式の機関砲ではなくなり、フリーダム系列のようなこめかみに内蔵された単装式となった。そのため、頬部分は制気口に変更された。


一方、額の刻印は「X-19A DICIANNOVE」のままである。


腕部編集

ショルダーガードが少しだけ大型化、先端のサブスラスターが一回りシャープになった。


胸部編集

黄緑の差し色が無くなり、代わりにコクピットハッチが黒色からピンク色になった。

また、コクピットブロック前面両側にある制気口が台形から平行四辺形に近い形状になった。


腰部編集

フロントスカートの制気口がスカート下側面からスカート上前面に移動した。


コクピット編集

ライジングフリーダムイモータルジャスティスに採用されていたタイプの全天周囲モニターへと交換されており、視認性と機能が更に向上している。


脚部編集

インフィニットジャスティスをベースにしつつも、ジャスティスに近い鋭角な形状となった。また、脹脛裏のサブスラスターが形状をそのままに大型化した。


背部編集

バックパックが「ファトゥム-01」から「M2X32E フォランテス」に変更された。元々メサイア攻防戦で消失したものとは別個体のファトゥム-01が再装備されていたが、その後はどうなったのかは不明。



武装編集

インフィニットジャスティスが使用していた携行武器は無改造のまま引き続き使用しているが、それ以外は新武装となっている。

追加武装を含めて全身凶器とも評されるほどに機体各部にビーム刃が搭載されたことで、より近接格闘の攻撃性能が向上している。


MMI-GAU4 サジットゥスⅡ 20mm CIWS編集

「MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲」に代わり装備された頭部機関砲。なお、前述の通り内蔵箇所が頬からこめかみに移動し、数も2門減少している。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製であり、ジャスティスの「MMI-GAU1 サジットゥス20mm近接防御機関砲」の直系後継モデルと思われるが、型式番号だけを見ればかなり先祖返りしている(この次のナンバリングがジャスティスの「GAU5 フォルクリス機関砲」)。尤も改修において機関砲が旧型に変更されたのはストライクフリーダム弐式でも同様であり、採用実績のない旧型装備の性能評価実験をしていたものと思われる。

劇中での使用は確認されていない。


余談

  • ストライクフリーダム弐式の「MMI-GAU2A ピクウス2 31mm近接防御機関砲」などのように改良タイプのペットネームに数字がつけられることは珍しくないが、本装備は珍しくギリシャ数字が付けられている。

MMI-GAU17E ハーゲルアイゼン 20mm CIWS編集

「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」に代わって装備された胸部機関砲。「ハーゲル」「アイゼン」はドイツ語でそれぞれ「雹」「鉄」を意味する。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。

こちらもサジットゥスⅡと同じく型式番号が先祖返りしており、旧型装備となっている。型番的にはカオスガイアアビスの「MMI-GAU1717 12.5mmCIWS」の近縁種と思われる。

劇中での使用は確認されていない。


MA-M03D ビームサーベル アクータラケルタ編集

「MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル」に代わり装備されたビームサーベル。引き続きマティウス・アーセナリー社製であり、型式番号を見るにシュペールラケルタの後継モデルと思われる。「アクータ」はラテン語で「鋭い」を意味する。

ストライクフリーダム弐式と共通装備だがあちらとは形状が異なり、シュペールラケルタからビームの発振部の形状が変更された程度となっている。また、基本的な機能はすべて引き継いでいるため柄頭同士を接続した形態「アンビデクストラス・ハルバード」も健在であり、劇中では終始この形態にて使用された。


MA-M1911 高エネルギービームライフル編集

改修前と同一の武装。固有の携行装備だが、劇中ではビーム射撃の通用しないフェムテク装甲対策のため代わりに後述の「試製35式改レールガン」を装備したため未使用。


MMI-S1M7 トーニトゥルス ビーム重斬脚編集

インフィニットジャスティスガンダム弐式

「MR-Q15A グリフォン ビームブレイド」の実質上の後継にあたる、膝からつま先に設置されている近接格闘用ビームブレイド。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製であり、型式番号を見るにイモータルジャスティスの「MMI-S2M5/X カルキトラ ビーム重斬脚」の前モデルと思われる。トーニトゥルスはラテン語で「雷」を意味する。


グリフォンは本来大型ウイングに装備して突撃する武装であり(後継モデルのグリフォン2がこの形でファトゥム-01やガイアに採用されている)、元々は脚部ビームサーベルとしての運用を想定した武装ではなかった。一方で本装備は「重斬脚」の名の通り、最初から脚部ビームサーベルとして開発されているため、原型機に比べてより洗練された形となる。本機で行われた本装備の試験データを用い、イモータルジャスティスのカルキトラが開発されたと推測される。


劇中ではブラックナイトスコード シヴァの「OWC-2800F ビームソード」と互角の蹴り合いを見せている。


MX2002 ビームキャリーシールド編集

インフィニットジャスティス弐式

改修前と同一の武装。ビームシールド発生器を備えたVPS装甲製の実体シールドであり、ビームブーメランとアンカーが内蔵されている複合兵装。ただし、劇中では本体がディアクティブモードでも色が付いていたため、作画ミスなのか実際は別物になっているのか不明(演出的にはビームサーベル共々VPS装甲の展開エフェクトも乗っている)。


RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメラン編集

シールド前縁部から先端部にかけてマウントされている大型ビームブーメラン。

劇中ではブーメランとしては使用せずマウントしたままビームを発振して大型サーベルとして使用している。


EEQ8 グラップルスティンガー編集

シールド前面に格納されているアンカー。

劇中での使用は確認されていない。


MA-F2002 スピッツェシュヴァート ビームホーン編集

ジャスティス弐式

原型機の頭部センサーに代わって搭載されたビームサーベル。「スピッツェシュヴァート」はドイツ語で「尖った剣」を意味する。マティウス・アーセナリー社製。

センサーマスト(いわゆるトサカ)から長身のビームサーベルを展開して対象を斬り付ける。サーベル発振時や切断時、これまでのビームサーベル系装備では見られなかった電磁エフェクトが発生していた事から、ひと際強力な装備に仕上がっていると考えられる。

根本のセンサー部分との接続部に前後方向の可動域が存在しており、頭部を動かすことなくビームサーベルを前後に振り抜くことができる(ただし、劇中ではより確実に当てるためか機体ごと前傾して振り抜いている)。


劇中ではこのビームホーン以外の武装のビーム刃を全て展開して戦うことで他にビーム刃がないと誤認させ、懐に潜り込んだ際に展開する形で奇襲を決めた。


M2X32E フォランテス編集

ストライクルージュ専用ストライカーパックEW454F オオトリ」の発展型にあたる超高速戦闘対応型ウイング。キャバリアーアイフリッドにも接続可能(元のオオトリは接続不可)な汎用性の高いバックパックであり、本機では「ファトゥム-01」に代わる形で運用される。オオトリと同じくモルゲンレーテ社製だが、搭載しているビーム兵装はマティウス・アーセナリー社製である。


基本構造としては、主翼となるX状の空力推進翼(後退翼)と支援戦闘機形態をオオトリから、エンジンブロックに接続した主翼と2連装ビーム砲はファトゥム-01から継承している。本体との接続形式もオオトリから継承しており、機首を前方に倒すことによって接続用コネクタが露出する構造となっている。また、フライヤー形態(ハイマットモード)と飛行形態に相当する形態を取ることもできる。一方、オオトリもファトゥム-01も主翼にもスラスターを内蔵していたが、本バックパックではオミットされている。

本バックパックからの新機構として、主翼の根元にジェットエンジンが追加され、そのジェットエンジンとエンジンブロックが接続している。さらにこの接続部には回転軸が備わっており、ジェットエンジンと主翼を前後方向に360度回転させることができる。これにより、推進ベクトルの角度を自由自在に変更となったことに加えて左右を独立して可動させることもできるため、主推進器の方向が固定されていたファトゥム系列よりも多彩で小回りの利く機動性・運動性を獲得した。

主翼には水平に重ねた状態「ガンモード」と、X状に展開した「スラッシャーモード」が存在(名称こそないがオオトリにも同じ形態が存在)し、必要に応じて使い分ける。


ファトゥム系列と異なり、本体と同じ赤系統で統一されておらずグレーとなっており、フェイズシフト装甲も施されていない(このためか全備重量が1.6tほど減少している)。さらに、これまでのリフターと比べると特殊な形状をしているためか、ジャスティスを乗せて運行することも難しい(尤もファトゥム-01も乗ることを想定した設計ではないが)。先述の通りオオトリの発展形であるため、ストライカーパックの意匠が強まった結果と考えられ、リフターというよりは最初から純粋なバックパックとして設計したと思われる(初代ジャスティスではリフターの交換によりザフト版ストライクのような運用が想定されていたことを考えると先祖返りともとれる)。

なお、ジャスティス=リフターに乗って飛ぶというイメージが強いためか、劇中ではその役目をキャバリアーアイフリッドが務めた。


本体がキャバリアーアイフリッドと接続する際は干渉を避けるために本体から分離してキャバリアーアイフリッドの後方に接続される。


搭載武装は下記するが、ファトゥム-01にあった「MA-M02S ブレフィスラケルタ ビームサーベル」「MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル」「対装甲ナイフ」に相当する特攻用装備は一切採用されていない。


MA-R259 ビームライザー編集

ウイングの先端部に搭載されたビーム砲とウイングの両端に設置されたビームサーベル発生装置。ビームサーベル部分はファトゥム-01の「MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド」の実運用上の後継にあたる。マティウス・アーセナリー社製。

ガンモード・スラッシャーモードどちらでも展開は可能だが、名称の通りビーム砲はガンモード、ビームサーベルはスラッシャーモードにおいて真価を発揮すると思われる。


先述の通り特攻用装備は搭載されていないが、本装備で突撃自体は可能である。



MA-M50E3F 高エネルギー長射程ビーム砲編集

機首付近に2門搭載されているビーム砲。ファトゥム-01の「MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲」の実運用上の後継にあたる。マティウス・アーセナリー社製。

フォルティス系列同様本体の肩部分に展開される。上下方向の可動域も継承しつつ可動範囲が増えており、未使用時は頭部センサーの視界干渉を防ぐために上部へ避けておくことができる他、飛行形態時でも砲身を前方に向けることができるようになった。これにより、ジェットエンジンの回転軸と合わせて形態を問わずバックパックの全砲門を前方に向けられる構造となった。


AIM-1913D 自律誘導中距離空対空ミサイル スコルピオ編集

エンジンブロック前方に内蔵された小型ミサイル用の4連装ランチャー。オオトリのミサイルランチャーからのフィードバックと思われる。「スコルピオ」はラテン語で「蠍」を意味する。

無尽蔵にビーム兵器を使用可能な核エンジン機がペイロードを圧迫するミサイルを装備しているケースは非常に珍しい。開発元は不明だが、型番や名称を見るにデュエルブリッツの「AIM-627G 自律誘導中距離空対空ミサイル トーレンス」の近縁種と思われる。


本装備と上記2種の搭載により、原型機では控えめだった射撃火力面の徹底的な強化が行われている。



オプション兵装編集

特殊外装編集

「本機がジャスティスであること」自体がアスランのターミナルとしての活動では目立ちすぎるためか、普段は局地用の外装を被せている。


試製35式改レールガン編集

ビーム射撃の通用しないフェムテク装甲対策に「MA-M1911 高エネルギービームライフル」の代わりとして装備した。



劇中の活躍編集

他の改修機組と違って一足早く起動しており、ターミナルへ出向したアスラン・ザラの乗機として、(上記の通り)外装を纏って運用されていた。


劇中終盤の最終決戦ではブラックナイトスコード シヴァの短針投射システムによる攻撃からストライクフリーダム弐式を庇って外装が大破。外装をパージして飛び上がる形で姿を現し(この際既に右手に右サイドスカートにマウントしていたビームサーベルを持っている)、キャバリアーから射出されたフォランテスを接続。ヴァリアブルフェイズシフト装甲を展開し、ビームサーベルを連結して起動、フォランテスをスラッシュモードにすると同時にビームホーンを除く全ビームサーベルを展開、シヴァに斬りかかり後退させる。ラクス・クラインの乗るプラウドディフェンダーの到着を確認すると、ドッキングの邪魔をさせないようシヴァを足止めしてストライクフリーダム弐式がマイティーストライクフリーダムへ強化するのに貢献する。このままシヴァの相手を引き受け、ビームサーベル・ビームブーメラン・ビーム重斬脚・シールドと豊富な武装を駆使して互角の格闘戦を繰り広げる。


シヴァのビームブレイドをビーム重斬脚で抑え込んだ後、距離を置いたところでシヴァのパイロットであるシュラ・サーペンタインに読心能力を使用されるが、そのカウンターとして『愛』故のカガリ・ユラ・アスハの妄想でシュラを惑わせる。シュラが激昂して突っ込んできたところを左に避けようと動くが、アスランはこれを読まれることを想定しており、一瞬で地球にいるストライクルージュからのリモート操作に切り替えた。これによりシュラの読んだ思考とは別の行動で裏をかき、右手に持っていたビームサーベルを左手に持ち替えてリアスカートにマウントしていたレールガンを構え3発連射、シヴァの右腕を肩関節付近で破壊する(この直後本機の近隣をキャバリアーが飛行していたため、こちらを経由したリモート操作と思われる)。


再びアスランの操縦に切り替え、レールガンを投棄し再びビームサーベルを構える。シヴァのビームブレイドをビーム重斬脚で弾くも、ビームサーベルの攻撃にビームシールド展開が間に合わずシールドを弾き飛ばされる。さらにこちらがビームサーベルを振り下ろしたところを狙われて右肘関節を切断され右前腕とビームサーベルを失う。が、アスランは全く怯むことなくSEEDを発動、ここまで隠していたビームホーンを展開しシヴァの胴体をコクピットハッチの上から両断し勝利を収めた。


シヴァ撃破後はキャバリアーに乗ってレクイエムへ向かい、ゼウスシルエット装備のデスティニーSpecⅡミーティア装備のインパルスSpecⅡと合流。ミーティアの収束火線砲、ゼウスシルエットのミサイル、キャバリアーのビーム砲と同時に高エネルギー長射程ビーム砲とミサイルを発射し、レクイエムを防衛していたファウンデーション軍を攻撃。インパルスSpecⅡと共にデスティニーSpecⅡによるレクイエム破壊を見届けると、両機と同時に離脱した。


戦闘後、キャバリアーとドッキングしシヴァに弾き飛ばされたシールドを回収してからオーブへ降下(マイティーストライクフリーダムとは別行動だがほぼ同時に到着)。ストライクルージュと並走しながらオノゴロ島の海岸に着陸し、キャバリアー共々アスランとカガリの暫しの談笑の場となった。


その後の動向は不明だが、恐らくはモルゲンレーテ社で破損部の修復と外装の改修を受け、元の運用に戻ったと思われる。


なお、マイティーストライクフリーダムの広域放電攻撃による周辺電子機器の停止と本機を目撃した敵軍の全滅により、味方勢力に残されたものを除けば、マイティーストライクフリーダム共々本機の記録は一切残されていない


立体物編集

ガンプラ編集

2024年6月29日にHGCEより発売した。

マイティーストライクフリーダム同様こちらも本体はフル新規造型。SEEDアクションシステムを採用しており、元々可動範囲の広かったHGCEインフィニットジャスティスよりも更に広い可動範囲を誇る。

ライフルとシールドは一見インフィニットジャスティスからの流用に見えるが、ライフルはランナーが新規になり、シールドもイエローの部分がシールではなく別パーツ化してしているなど細かい部分は変わっている。

ビームサーベルも連結機構が付いており、連結状態のパーツは付属していない。

頭部サーベル用のエフェクト込みでビームサーベル用エフェクトパーツが計10本付属している。なお、試製35式改レールガンは付属しないためHGCEゲルググメナースかオプションパーツセットのキャバリアーアイフリッドから持ってくる必要がある。


設定では全高はこちらの方がインフィニットジャスティスより1m弱上なのだが、キットではこちらの方が少し低くなっている。


背中のジョイントの形状がインフィニットジャスティスと共通のため、あちらのファトゥム-01をこちらに装備させたり、逆にフォランテスをあちらに装備させるといった遊びも可能。ただし基部に可動域がないのでファトゥム-01の装着位置が固定される。


発売当日の11時ごろにXのトレンドにて「ジャスティス」が5位、「インジャ弐式」が8位にランクインした。


METAL ROBOT魂編集

2024年6月にプレミアムバンダイで受注開始。2025年1月に発送。

こちらはレールガンも1挺付属している。


余談編集

  • ガンダムファンからは前機体に肖り「弐ンジャ(ニンジャ)」、「隠者弐式」「インジャ弐式」の愛称で呼称されたりネットでのコメントで記入する際に用いられていることがある。
  • トサカのビームサーベルは、重田智曰くシルバー仮面ジャイアントのナイフ型武器シルバージャックとのこと。
  • ズゴックのインパクトに持っていかれがちだが、こちらもこちらでネタのインパクトは負けず劣らずである。この機体がズゴックという皮を被っていたことで「隠者と散々言われてきたせいで本当に隠れるようになった」等と言われ、アスラン含めたそのFREEDOMっぷりから、一部のファンに「インモラルジャスティス」という渾名で呼ばれている。
  • キラはライジングフリーダム→乗り換えでストライクフリーダム弐式→プラウドディフェンダーで強化しマイティーストライクフリーダム、シンはイモータルジャスティス→乗り換えでデスティニーSpecⅡ→ゼウスシルエット装備で強化と、作中で機体の乗り換え・強化を行っているのに対し、アスランは外装をパージしたのみで乗り換え・強化無しとなっている。もっとも前述にもあるが外装と敵機へのトドメに至る前の作戦がインパクトがありすぎるので演出としては負けていないが。
    • 最終決戦になってもアスランの乗り換えイベントが無かったため、「え…まさか最後までズゴックでいくの…?」と心配したファンもいたとか。なお、『FREEDOM』に登場した新規(と改修された)ガンダムタイプの中で、本機だけ発進シーンが存在していない。
  • 原型機のインフィニットジャスティスそのものが、第一次連合・プラント大戦時に設計されたジャスティスタイプの量産試作機(ZGMF-Xシリーズ)を下地にしているため、基礎設計は4年前の代物と言える。兄弟機のストライクフリーダム弐式も、原型機のストライクフリーダムが4年前に設計されたフリーダムタイプの量産試作機(ZGMF-Xシリーズ)を下地にしている。
    • 確かにブラックナイトスコードやイモータルジャスティスなどの最新鋭機と比べれば基礎設計は古いものの、かつては『ザフトの技術の粋を集めた機体』と呼ばれた機体であり、ポテンシャルの高さはC.E.75時点でも健在だったようである。
  • 映画後半でストライクフリーダム弐式・デスティニーSpecⅡ・インパルスSpecⅡが並んでドッグに鎮座しているシーンが存在するが、インパルスSpecⅡを本機と勘違いしているファンが多い。それだけフリーダム・ジャスティス・デスティニーの3機のイメージが強いことの証左だろうが、この時点で本機はズゴックに入っていることを留意されたし。
    • パロディネタとして「引き渡された別シリーズの3機にキラ・アスラン・シンを乗せる」というものが流行っていたが、ここで引き渡されたのはインパルスSpecⅡ=ルナマリア・ホークの機体である。
  • 本機の情報はサンライズ公式からは映画公開から3日後の1月29日にネタバレ注意の警告つきで公開された一方、バンダイホビーサイトはあっさりHGの情報を大っぴらにしてしまっていた。しかし見本画像の「何故バックパックがリフターからかけ離れた地味目のデザインなのか?」という疑問は、HGマイティーストライクフリーダムガンダムのハイマットフルバーストの見本画像同様情報を錯綜させた上で映画未視聴層への真のネタバレを防ぐのに一役買っており、意図的に公開したとも取れる。
  • 『グレートメカニックG 2024 SUMMER』にてデザイン変遷が公開された。それによると、デザイン発注段階では「新ジャスティス」であり、インフィニットジャスティスを更に発展させたようなデザイン(リフターにミサイルポッド、肩にビームブーメラン、シールド内蔵のアンカーから3方向にビームサーベルが展開して投擲可能、リフターの砲身が延長)だった。なお、肩ビームブーメランの復活に伴い、デスティニーのようにコレがビームサーベルを兼ねることになったため、歴代ジャスティスにてサイドアーマーにマウントされていたビームサーベルがオミットされた。
    • それを汲んだ初稿ラフでは、肩の突起自体がオミットされた代わりに両腕にストライクフリーダムのようなビームシールド発生装置とイージスを彷彿とさせる脚部先端の爪が追加されていた。さらに、リフターのビーム砲の砲身がフリーダムのバラエーナに匹敵するほど長くなった他、イモータルジャスティスのような股間の突起も追加されている。
      • 「旧式で勝った方がカッコよい」というアイデアからか、第二稿ラフでは脚部先端の爪を除いてインフィニットジャスティスとイモータルジャスティスの中間(イモータルジャスティスをベースにインフィニットジャスティスの頭と肩を付けた)みたいなデザインとなり、リフターも決定稿と殆ど変わらない形状となった。
  • 劇中シヴァとの決着直前に右前腕を切り飛ばされるのだが、頭部ビームサーベルで斬りつけたシーンをよく見ると背後の月面に肩口から斬り飛ばされた右腕が転がっているという作画ミスがある。さらにそのシーンではシヴァが2重に描かれており足が3本あるように見える作画ミスもある。一旦シュラがアップになるシーンを挟んだ後でそちらの作画は正常になっているが、斬り落とされた右肩はそのままでシヴァの爆発からジャスティスが離脱する際に健在な右肩も一緒の画面に映るという奇妙な状態になっている。ついでに言えば転がっている右腕はPSダウン状態になっていない作画ミスも重ねて起こっている。
    • 特別編では修正されているが、転がっている右腕がPSダウン状態になっていないのはそのまま。なのでこの部分は作画ミスではなく正しい描写ということなのだろう。





関連タグ編集

登場作品編集

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM


関連組織編集

ターミナル モルゲンレーテ社


関連機体編集

ZGMF-X19A インフィニットジャスティス:改修前。

EW454F オオトリ:フォランテスのベース機。


その他編集

デビルガンダム四天王ビルドバーニングガンダムモビルドールメイ:登場シーンはこちらのオマージュと思われる。


レッドミラージュブラックナイト相手に頭部の刃でトドメを刺した仲間…というか演出がまんま同じというオマージュ元である。


ゴトラタン:同じく鶏冠ビームサーベルを持つ機体。機体色が赤・ピンク基調である点も共通。また、こちらはパイロット本人がエッチな妄想をしているのに対し、あちらはパートナーがエッチな妄想を繰り広げている(小説版)。


マークツヴォルフ:機体の配色が同系統(ツヴォルフの方がやや濃い)なのと、頭部(こちらは正確には展開して角状になる実体の刃を持つ武装だが)に切り札を装備している、という点が共通、ちなみに操縦者ブラックナイツの1人演者が同じだったりする。

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