「忘れたぁ?アタシも赤なのよ!」
「ルナマリア・ホーク、コアスプレンダー、行くわよ!」
プロフィール
英字表記 | Lunamaria Hawke |
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愛称 | ルナ(主にシン・アスカ) |
生年月日 | コズミック・イラ56年7月26日 |
年齢 | 17歳(DESTINY)→18歳(FREEDOM) |
身長 | 164cm |
体重 | 46kg |
血液型 | A型 |
星座 | 獅子座 |
所属 | ザフト軍(DESTINY)→世界平和監視機構コンパス(FREEDOM) |
階級 | 少尉(ザフト軍階級導入後)→中尉(FREEDOM) |
声優 | 坂本真綾 |
概要
一人称は「アタシ」、二人称は身近な人物や同い年以下の人物には「アンタ」、年上の人物や頭が上がらない人物には「あなた」と使い分けている。
言葉遣いは年上の人物や身分が高い人物には敬語を使う一方で、シン・メイリン・アグネスなど同年代か同い年以下のキャラクターには女性語を頻繫に使用する。
呼称は年上の人物や頭が上がらない人物には敬称(隊長・少佐・中佐・大佐など)を使って呼ぶ一方、身分や年齢が同等以下の人物には「名前+呼び捨て」で呼ぶ。
ザフトの最新鋭戦闘母艦ミネルバに所属するMSパイロットの1人。
「赤服」を着用するエリート。通称はルナ(シンのみ)(※シンとは共にアカデミーに在籍していた頃からの付き合いであり、親しみを込められてか「ルナ」と愛称で呼ばれている。他のキャラが「ルナ」呼びはしていないため、彼女の事をルナと呼んでいるのはシンだけ)。
同じくミネルバの管制官を務めるメイリン・ホークの実姉にあたり、シン・アスカ、レイ・ザ・バレル達とは士官学校の同期に当たる。明るく勝ち気な性格。
アスラン・ザラに強い恋愛感情を抱きアプローチしていた。
赤のパーソナルカラーで塗装した専用のザクウォーリアに乗り、ガイアとの格闘戦では互角の戦いをするなど、赤服の名に恥じぬ活躍を見せる。
しかし、戦闘に入る直前にエンジントラブルが起きて戦線を離脱したり、敵の直撃弾を食らって自身も負傷するなど、見せ場があったかと言われれば微妙である。
射撃スキルは特別低いわけではないが、ルナマリア本人も「射撃は苦手」と自虐する程の腕前である。
だが、ザクウォーリアには長距離砲撃戦用の装備である「ガナーウィザード」が装備されることが多く、取り回しの悪さなどから劣勢に回ることもあった。
しかし、後述の劇場版では腕を上げ、見事な芸当を披露した。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
物語の序盤に伝説のエース、アスラン・ザラと出会い、憧れと恋愛感情を抱いて何かと交流を図り、シンにうまく接することが出来ずに思い悩んでいた彼に理解を示し、裏で励ますこともあった。
一方で、アスランの婚約者とされるラクス(の影武者。その正体はミーア・キャンベル)がアスランに夜這いして一夜を明かしたことに嫉妬したり(誤解だが)、そのミーアに肩をぶつけられたりと牽制されたこともあった。
中盤、戦場への武力介入を続けるアークエンジェル一行の真意を確かめるために外出したアスランを、ミネルバの艦長であるタリア・グラディスからの命で尾行するが、その際にアスランとキラ・ヤマトの間で交わされた 「プラントのラクスは偽物であり、本物のラクスはコーディネイターの暗殺部隊に殺されかけた」 という事実を(盗聴という形で)知ってしまう。艦長であるグラディスに対しては、その事実を報告することや周囲に打ち明ける事ができなかった。
- グラディスへの報告は、「本物のラクス」の情報を(意図的に)隠した報告になり、グラディスには「(“本物の”ラクスに関して)見聞きしたことは忘れなさい」と隠蔽を命じられた。
- せめて録音くらいはさせろよというツッコミはあるが、今回の尾行はグラディスからの個人的な指令であり、デュランダルはその事を把握できなかった。逆に言えば、グラディスがルナマリアを守ったとも言える(いわゆる死亡フラグ回避)。
(ミネルバでは数少ない)アスランが置かれている立場を理解する者として、次第に孤立していく彼の心情を思って寄り添い続け、告白までしたが鈍感な彼には通じなかった。
なお、小説版(作者の言葉を借りると「後藤リウ版」)ではTV本編より入れ込んでいたようで、告白の描写では「アスランを理解しているのは自分だけだ」といった心情が書かれたりしている。
だが、戦乱の最中にアスランとメイリンがザフト軍を脱走し、シン(と連れのレイ)に撃墜されるという事件が起こる。
保安部からは「敵であるアスランに懐柔され、軍の機密情報を流した」という見解を示され、妹と憧れの人物を同時に失ってしまい、悲しみに打ちひしがれる。
自責の念に苛まれつつも自分に対して気遣いを見せるシンに対し、癒しを求めるかの如く急速に距離を縮めていき、相互依存的な関係となる。
シンのデスティニー受領に伴って、ルナマリアはインパルスに搭乗することとなる(というよりは、アスランがザフトから抜けたことでなし崩し的にインパルスのパイロットになった。もしアスランが残っていたらどうなっていたのかは不明)。
ザクウォーリア搭乗時には少なかった白兵戦も増え、ヘブンズベース攻防戦ではソードインパルスで出撃し、デスティニー、レジェンドとのコンビネーション攻撃でデストロイガンダム5機を瞬殺する戦果を挙げるなど、この頃から(序盤での躓きっぷりが嘘のように)活躍し始める。
その後のオーブ攻防戦では、ジブリールが乗ったシャトルを確認したグラディスからの命で緊急出撃。
だが、ジブリールの乗るシャトルを落とせなかったために射撃時のうっかりっぷりをネタにされたが、漫画版などではキラやシンも外している姿が描かれ、フォローされた。実際、インパルスの3形態の中では最も機動力に優れているフォースインパルスで出撃している上に、手持ちのビームライフルのみで狙撃するという高難度の状況では、射撃が得意ではないルナマリアが(ジブリールを)逃がしても致し方ないとも言える。
終盤、遂に本物のラクスが表舞台に姿を見せた事で騒動が起きてしまうが、「デュランダルの示す道こそが正しい」とするレイの言葉に何も言い返すこともできなければ真実を話すこともできず、それどころか死亡したと思っていたアスランやメイリンが生き延びてアークエンジェル隊と合流していたことを知らされて動揺する。
宇宙に上がった後のレクイエム攻防戦ではブラストインパルスで出撃。
廃坑から単機で内部に進入してレクイエムのコントロール室の破壊に成功し、後にジブリールも討たれた事で連合との戦いに勝利するが、デュランダルが自らの悲願であるデスティニープランの導入に動き、しかも武力を使った強硬手段に出た事で状況は一変。
ミネルバ隊を含めた前線の兵達の大半が気持ちを整理できないままオーブ軍とクライン派の同盟軍と戦う羽目になる。メサイア攻防戦にて、妹のメイリン(この時点で既にデュランダルの暗部を目の当たりにしており、デスティニープランに反対する迷いは一切無かった)から真実に目を背けてラクスを討とうとしていると制止され、その問いに答えを返せないまま、エターナルの直擁機であるドムトルーパーに攻撃され、やむなく一時撤退。
デュートリオンビームでバッテリーをチャージした後に迷いを抱えたまま、アスランのインフィニットジャスティスに挑むも、パイロットの技量差によりライフルごと右腕を斬られ、更には脚部を破壊されてしまい、機体を中破に追い込まれる。が、直後に駆け付けたシンにより窮地は脱する(もっとも、アスランにルナマリアを討つ気は無かっただろうが)。
アスランとシンの戦闘を傍観する中、迷いながらも戦い続け、精神的に追い込まれて劣勢になってゆくシンを見るに耐えかね、機体を強引に割り込ませて戦闘を止めようとする。次の瞬間、妹やステラ、そしてフリーダムの幻覚を見たシンに危うく撃墜されそうになるが、アスランが間一髪のところでSEEDを発動させ、デスティニーの攻撃を防いだことで悲劇は免れた。
その後は、撃墜され月面に墜落したデスティニーとシンを追い、そこでシンを救出し、戦闘終結を迎えることになった。その際、祖国であるオーブへのレクイエム発射が阻止されたことに涙を流すシンに対し、同じく涙しつつも安堵の表情を見せているなど、最後まで彼を気遣っていた。
戦後、シンと共にオーブの慰霊碑を訪れ、そこでキラやラクスと初めて対面し、和解する。
現在(「オーブの夜に サイドF」)はシンと共にオーブ軍へ交流出向中。変わらずシンと恋人同士ながら、シンのガキっぽさに不満があるようで、「考えてみれば、あたしもっと大人の人が好きだったはずだわね。一体なんでこんなことに……」とぶっちゃけてもいる。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
「…シンのバカ……ガキ」
『DESTINY』から2年後の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では世界平和監視機構コンパスに参加。
ユーラシア連邦から独立した国家「ファウンデーション王国」からの要請でブルーコスモス掃討作戦に従軍する。
この頃にはシンと(正式に)恋人同士になっており、現在も恋愛関係は継続しているらしい。前作における傷の舐め合いのような関係なのか、健全な関係になったのかは不明。これらは前日譚である機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMZEROで描かれると思われる。
映画特典の小説『月光のワルキューレ』では、彼女のザフトアカデミー時代が描かれた。
アカデミーに在籍していた当時は、アグネスに似たような価値観の持ち主でエリート好き(「尊敬できてお互い高め合えるような人と付き合いたい」)であった。アグネスに「あんなの(シン)が好みなの?」と聞かれるや「冗談!ないない!ないよ、あんなガキ!」と全力で否定し、「だよねぇ。そんなに趣味が悪いのかと思っちゃった。絶対ないよね、シンは」発言にも同意する。が、「女の子に投げられてかっこ悪い。よっく平気だよねぇ!」と嘲笑したアグネスに対して、
「うーん、でも……あいつのああいうとこは、偉いと思う」
アグネス「ハァ?」
「何度倒されても、またかかってくるとこ。かっこ悪くても」と答えている為、シンを内心から見下していない事が分かる。またルナマリアは面倒見が良い性格だったので、アカデミー生の中でも落ちこぼれだったシンに体術を教えてあげていた。
付き合いだしてから一ヶ月ぐらいになるフレグという彼氏(同期の中で成績もよく、真面目で実直そうなところもいいと思ってルナマリアが声を掛けた)がいたのだが、アグネスを好きになってしまったから別れてほしいと告げられてしまった。それ以降、アグネスの事を友達とは思っていない。
アグネスと一緒に男性を一方的な品定めをしていた過去を「いま振り返ってみると若気の至りとしか言いようがない」と思い返し、「あれがほんの二年ほど前の自分だとは思えないくらいだ。戦争と、その間に前の体験したいろいろなこと、そしてシンとの関係が、自分をずいぶんと変えてしまった。中には体験したくなかったようなことも多いけれど――それでも、以前の自分には考えもつかなかったことが、少しはわかるようになったと思う」と語っている。
アグネスについては、「以前は彼女の要領の良さや辛辣な物言いを、自分だって呆れつつも小気味良く思っていた。でも、今となってはとてもついて行けない」とも。
ただしアスランに対する恋は言及されていないため、過去の恋愛とは違い彼女の中では特別な恋だったのだろう
ヤマト隊の部下であるアグネスからの誘いをそっけなく断ってその場を去るキラを見たルナマリアは、キラの恋人であるラクスが他の男性とダンスしているのが気に入らないようであった。「まったく男というものは」と内心で評している。
ファウンデーション王国との合同作戦時は母艦のミレニアムで待機していたが、ユーラシア連邦から突然発射された核ミサイル迎撃の命を受けて緊急出撃。その際、飛行してくるミサイルの先端(=誘導装置及びニュートロンジャマーキャンセラー部分(※1))のみを破壊し、核爆発させることなく撃ち落としている。
(※1)SEED世界では地球の至る所にニュートロンジャマーが存在し、核兵器及び原子力発電などが使用できない状態となっている。
その為、核兵器の使用を可能にするニュートロンジャマーキャンセラーの搭載が必須であり、逆にここさえ破壊できれば、核兵器を不発に終わらせることができる。
だが、時間差で飛来してきた2発目は首都直上へと軌道を変更。それを見たルナマリアは空中からの狙撃を試みたが、距離や角度の都合で間に合わなかったため、止むなく水中に潜って着弾の衝撃から逃れた。
ファウンデーションの国土が核で焼かれるという、最悪の作戦失敗に終わった後、ミレニアムクルーと共に一旦オーブへ寄港。事後調査で行方不明になっていた友軍機の残骸が発見されたことを聞き、シンもその犠牲になったのだと思い込む。
ファウンデーション王国によるデスティニープランの承認要求やプラント本国内でのクーデターで世間が混乱している中でも、ルナマリアはシンの部屋で悲嘆に暮れていた。しかし、ある日の夜に艦内でガス漏れの警報が鳴り響き、咄嗟に銃を持ち出して廊下に出る。
その途端、「動くな」と侵入者の一人に背中に銃を突きつけられるも、逆にその隙を突く形で投げ飛ばした。
しかし、ルナマリアを襲った侵入者の正体は、(先の戦闘で死んだと思っていた)恋人のシンだった。
実はアスランの手引きでターミナルに匿われていたが、ファウンデーションの陰謀を知る以上、表立って動くことも生存を伝えることも出来ずにいたのである。
「バカ!バカ!もうっ!死んだかと思ったじゃないの!」
シンが生きていてくれた事への安堵と、連絡一つもせず心配させた挙句に偽装ハイジャックへ付き合わせて驚かそうとしたことへの怒りが入り混じった結果、号泣しながらハグ→「バカ!」の連呼+往復ビンタ(計9回)→抱きついてさらに号泣という、普段の毅然とした態度からは想像もできないリアクションを見せた。ルナマリアが滅多にないリアクションを見せた事に、シンは「 死ぬ、ほんとに死ぬ 」と焦り、その直後にやってきたヒルダは(呆れながらも)傍観していた。
作中終盤での最終決戦では、かつて自らが搭乗していた機体の改修機であるインパルスSpecⅡへと乗り換える。シン、ヒルダと共にミレニアムの護衛をしながら、進行上にいるファウンデーション艦隊の相手をしていたが、ファウンデーション側に寝返ったアグネスのギャンがブラックナイツに随伴して参戦し、相手をすることになる。
アグネス「いっつもいっつも!私ばっかりなんで上手く行かないの!?」
「それ、本気で言ってる?」
アグネス「アンタなんか、好きでもないあんなチンクシャと付き合って、結構良い目見てるじゃない!」
「はぁ!?好きだけど。悪い?」
アグネス「うっそ!好きなの、あんな山猿!?」
「大きなお世話!好きじゃなくて何で付き合うのよ!」
今まで自分とシンの関係を自分勝手に解釈していたアグネスに対して、シンへの素直な愛を示す形でその間違いを正した。そして、ギャンを戦闘不能にまで追い込み、月面に不時着させた。その後、かつては自身の彼氏を奪った(かつ自分達をも裏切った)アグネスに対しても手を差し伸べており、その出来た人間性が描かれていた。(ただし、『DESTINY』時のルナマリアはアスランに夢中であり、シンとの絡みは少なかった。仮にアスランが脱走しなくても、途中でシンに心変わりしていたのかは不明。そのため、初期の頃は妥協していたという評価は妥当だったりする)
ちなみに、小説版における(上述の)ルナマリアとの会話シーンでは、アグネスがこの時に抱いていた心情が追加されている。
『好き? 付き合ったって誰からも羨まれないような、くだらない男を? 本気で? これまでルナマリアを馬鹿にし、見下していた。手近なところで〝フェイス〟の彼氏を手に入れたつもりだったのに、当てが外れてざまぁみろと思っていた。でもルナマリアは、シンが〝フェイス〟でなくてもかまわないということ?馬鹿じゃないの?と笑い飛ばしたかった。でも、できなかった。そんなルナマリアが、自分には絶対手に入れられないものを持っているような気がして──』
- アグネス役の桑島法子氏は、(例の如く)死ぬ前提でオファーを受けていたものの、台本がコンパス壊滅までを描いた前半部分とファウンデーション王国との最終決戦までを描いた後半部分の2冊に分かれていたため、後半の展開を知らないままの状態で2ヶ月半の間隔が空いての収録だった。迎えた後半部分の収録本番では、先にルナマリア役の坂本真綾氏が収録に入り、アグネス役の桑島氏が待機していた。桑島氏が収録を終えると坂本氏から「(アグネスは)生きてるみたいですよ」と言われ、アグネスが生存することが明かされた。坂本氏は当時を振り返り「もしアグネスを殺していたら、ルナマリアはPTSDになっていた」と語っている。
付き合っていた彼氏を取られた過去があっても、敵方に寝返ろうとも、それでもアグネスを殺そうとしなかったのは、ルナマリアにとっては後悔しないための最良の選択だったかもしれない。
エピローグ第二弾ではカガリがアスランに夜這いしたミーアに関する情報を入手しており、それはメイリンから伝わったものとされる。ミーアの夜這いについて直接知っているのはルナマリアだけであるため元は彼女が伝えたものと思われる。もしかしたらアスランにまだ未練があるのかもしれない
なお、中盤でシンと一夜を共にしようとする気概を見せたことを仄めかす場面があるが、どうやら上手くいかなかった模様。その証拠に、シンがミレニアムの甲板でため息をついてひどく落ち込んでいる。(※2)
(※2)とはいえ、ルナマリアが焦って急かそうとしたという事も否定できない……かと思われたのだが、福田監督の雑誌インタビューによると、実際は(ルナマリアからではなく)シンの方から誘ったということが明らかとなった。
「彼ももう17歳ですよ。そりゃ盛り上がったら、シンの方から関係を詰めようとするんじゃないかなって。でも付き合いも長いし、ルナのほうが大人だから、そういうムードを作ろうとしたけど盛り上げが足りなくて、はぐらかされちゃったんだと思います。ルナも気持ちとしてはOKなのに、一生懸命になってるシンを見て笑っちゃった、とか。」
バカでガキなシン相手ではまだまだ苦労しそうではあるが、頑張れルナマリア。
容姿
赤い髪をショートにした美少女。
軍服を自分の手で改造しており、ピンクのプリーツに黒いニーソックスというスタイル。
その絶対領域は宇宙空間でのローアングルでも鉄壁を誇っていた(だが、HDリマスターで……)。
作中でメイリンよりウエストが細いという描写がある(17話でシャワーを浴びている最中にこっそりメイリンが彼女のミニスカートを着ようとしたが入らなかった)。
フィギュアでは紺色のパンツを着用していた事から、「見えても平気なブルマを着用している」と推測され、「ブルマリア」の愛称がついた(詳細は当該記事にて)。
『FREEDOM』ではタイトスカートに変更。
当時、男性向けの同人界隈ではかなりの人気を博していた。ミニスカ黒ニーソの絶対領域、アホ毛、スタイルの良さが相まってガンダムキャラの中でもR-18率が高め。
フィギュア需要も高く、SEEDキャラの立体物は彼女とラクスとミーアがトップ3を占めている。
放送から19年後の2023年9月にメガハウスのGGGシリーズより原作では実現しなかった水着コスチュームのフィギュアが発売された。
2024年7月にはFigure-rise Standardシリーズより『DESTINY』時代のパイロットスーツver.が登場し、監督の福田氏はXで「このプラモは凄いね。」と評価されている。SEEDシリーズからは2021年8月発売のラクスに続く2人目のプラモデル化となる。あれから3年の時が流れクオリティもさらに上がっており、また本商品はインナー部分に柔らかい手触りの軟質素材を利用した組み換え式ボディパーツが付属している。
2024年10月にGLITTER&GLAMOURSシリーズより、上記とは別のオリジナル水着コスチュームのフィギュアが販売された。プライズ品ながら7月に登場した水着衣装ラクスの造形が良かった為、発売前から期待されていたのだが、その思いを裏切らない出来栄えとなっている。
さらには『FREEDOM ZERO』にてザフト支給の競泳水着姿になることが特報映像で明かされており、作品公開と同時にこちらの立体化もされるのではと一部で期待されている。
搭乗機
『DESTINY』
パーソナルカラーである赤に塗装されたルナマリア専用ザクウォーリア。
劇中では主にガナーを装備して出撃し、ミネルバの甲板から上空のMSを狙撃した。一応当てていることも多いので(本人が射撃が苦手と明言しているとはいえ)全く活躍できなかったわけではない。
PHASE-28にてムラサメからの攻撃により機体が大破、さらにコックピット内部も故障して爆発し、ルナマリア自身も負傷してしまった。この戦闘ではレイのザクファントムやアスランのセイバーも大破しており、機体の損傷度や資金面を鑑みた結果、機体の修復は不可能と判断されて破棄された。
シンがデスティニーを、レイが(搭乗予定だったアスランが脱走したこともあり)レジェンドを受領し、席の空いていたインパルスをルナマリアが受領。
主にフォースシルエットを装備して出撃した。ただし、ヘブンズベース攻防戦ではソードシルエットを、レクイエム攻防戦ではブラストシルエットを使用している。
メサイア攻防戦ではインフィニットジャスティスによる攻撃で中破、その後は月面に墜落したデスティニーを追って月面に着地、その直後に機体がバッテリー切れを起こして終戦を迎えた。その後はデスティニーと共に月面に放棄された。……かに思われたが?
『FREEDOM』
コンパス所属後、ヤマト隊の隊員となった彼女の新たな機体。やはり彼女のパーソナルカラーである赤色に塗装されている。
最終決戦に後述のインパルスSpecⅡに乗る事になり、代わりにヒルダが搭乗する事となる。
ファウンデーションとの最終決戦の際に搭乗することとなる、ZGMF-X56S インパルスの復元・改修機。改修に伴って機体色が変化した。
機体の存在は劇場版の公開前の段階から明かされていたが、活躍自体は終盤であるため、後述及びリンク先でのネタバレ注意。
外部作品
ガンダムEXVSシリーズでは、ルナマリア専用のガナーザクウォーリアのパイロットとしてプレイアブルキャラクターとなっている。射撃性能が良く、後衛としては比較的優秀な機体であるにもかかわらず、戦闘中に度々「あたし、射撃苦手なのよね〜。」とつぶやく様が若干シュールだったため、一部でネタになっていた。(射撃が苦手かどうかはプレイヤーの実力次第である事も拍車をかけている)
また、Gジェネレーションシリーズ等のゲームでは、射撃よりも格闘に関するステータスのほうが高いという扱いをされることもある。
スーパーロボット大戦Zでは命中率に関係する精神コマンドがあるが、命中率を100%にする「必中」の消費SPが(異様に)高く設定されており、一気に30ポイントも消費してしまう(平均値は15~20。しかも、命中率関係の精神コマンドはこれしか覚えない)。おかげで「必中30」が代名詞になってしまった。
以降の作品でも、必中関連のネタが定番化してしまう(「エースボーナスで必中が自動でかかるようになる≒必中が死に精神化する(第2次Z再世篇)」「必中より先に必中の効果が含まれている愛を覚える(K)」等)が、その後は徐々にネタ関連は薄れていき、実用性を兼ね備えるようになっていった。
そして、ルナマリアを出撃させる上での最大の問題は、(スーパーロボット大戦K以外では)回避系の精神コマンドを一切習得しない事。スパロボでルナマリアが習得する精神コマンドのラインナップは、全体的にスーパー系と見間違えるような耐久寄りとなっている。
『Z』でのトライチャージでは「先の大戦の英雄ならやれるわね?!行くわよ!」とキラ・アスランを気圧す場面も。これには流石の英雄達もタジタジであった。
なお、第2次Z再世篇では(担当声優同士の結婚後に発売された事もあって)シンとの関係もクローズアップされ、ギアスシナリオの「アッシュフォード・ラプソディ」では、シンの「俺たち…もう恋人同士だろ」の発言を受け、これを認めた。
以降の作品では、デスティニーとインパルスの合体攻撃技が用意されるケースが増えた。
またUXでは声優ネタで中の人の結婚報告の際に使った台詞がゲーム中で使用されている。
Gジェネレーションシリーズ
「俺達で仕掛けるぞ!ルナ!」 - シン・アスカ
「慌てるとミスをする。いつも通りやればいい。」 - レイ・ザ・バレル
「私だって、お姉ちゃんの力になりたいの!」 - メイリン・ホーク
「ステラも、貴女、守りたい………!!」 - ステラ・ルーシェ
「落ち着いていけ!ルナマリア!」 - アスラン・ザラ
「「赤」の力、見せてあげるわッ!」 - GNドライヴ(GNドライヴ[T]も含む)搭載機搭乗時
「行っけぇ!ファーング!」 - アルケーガンダム、及びヤークトアルケーガンダム搭乗時
『PORTABLE』にデビューして以来、DESTINY登場時は欠かさず参戦。
『WARS』からは、ファンネルやファングといった各種特殊台詞も発するようになった。
『CROSSRAYS』ではそれまでと異なり射撃と格闘のバランスは悪くなく、代わりに防御と回避に優れている。反面、攻撃力はそこまで高くならない。バリア持ちの機体やVPS装甲持ちの機体に乗せてやれば、避けて耐えるサポート役として活躍するだろう。
モンスターストライク
2024年2月中旬に映画公開記念でコラボし、彼女も参戦した。詳しい内容はこちらの記事から。
関連イラスト
DESTINY
FREEDOM
関連タグ
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ルナ ヒロイン 戦うヒロイン レッドヒロイン 赤髪 アホ毛 スカート 勝気 献身的 月 聖母 包容力
『DESTINY』前半でシンと心を通わした女性。原作では絡みはないが、スパロボでは(生存すると)シンと親しくなってる雰囲気に嫉妬をする。…が、彼女とも友達になり良好な関係を築く。
搭乗機
ファンからの呼び名
カップリングタグ