意味
女子(年齢に関わらず女性の意)だけの飲み会や食事会など、遊びや趣味の会をいう。
概要
大本は、居酒屋チェーンの『笑笑』が女性グループのみの宴会プランやサービスをこの名称で開始したのが始まりとされる。
テレビ番組や雑誌などのマスメディアで取り上げられるようになったのは2008年頃で、各企業が商戦の一環で参入し大きなブームになり、その後に定着した。2010年には新語・流行語大賞のトップテンを受賞。
企業やお店としては、女子の購買力は侮れないものがあるので、あれやこれやと関心を引こうと知恵を絞っており、飲食店や宿泊施設などでは「女子会プラン」が多数設けられている。
最近は「男子会」を開く男性も出て来ており、これに対応する店舗もまだ少ないながら着実に増えつつある。
二次元上での扱い
女性だけに向けた男人禁制の心象風景、精神世界、乙女心を具象化した世界などを指すことも。
ハーレム作品とは別個の扱いがなされていることが多い。
関連イラスト
関連タグ
お茶会 / ティーパーティー 食事会 飲み会 宴会 パーティー お泊まり会 パジャマパーティー
タイトルに『女子会』を含む作品
(50音順)
実態
その趣旨が『男がいると話しにくいことがあっても女だけならストレス発散やオブラートに包まずそのまま話ができる』といったものなので、実際の女子会(OLや主婦がアルコールを服用した際は特に)はちょっとした大奥ばりに女性のどす黒い部分が顕わになっていたりする。
いわゆるカワイイとかキレイなんて幻想は霧散し、下ネタ等の下世話なはなしで盛り上がり、その場にいない同性への悪口に加え、職場や家庭の愚痴、それも上司や夫、その他気の利かない異性への罵倒へと発展し「オトコって使えねー!」という結論に至る過程を隣の席から見聞きしてしまい、股間が縮みあがったという報告例が後を絶たないのも一つの現実。
「オンナは友情ではなく、共感や連帯でつるむ」という言葉を再確認できる、というのは辛口な批評家の名言である。楽しいか否かよりも処世術で参加をしている人が多数なのは一般的な飲み会と事情は同じ。
SNS等でのぶっちゃけトークを覗くと、
「女子会とか言ってまた他人の恋話と生理と愚痴大会だったよ、不毛すぎる!!」
といった同性間の不平不満もちらほら見られたり。。。
さらには豪華な内装やオプション、インスタグラムなどでの話題性を狙ってラブホテルを会場に選んだラブホ女子会なるものすら発生し、第三者からしたら迷走感が半端ない雰囲気さえ漂わせていたりする。
※画像はイメージです。