概要
記憶や想像とは異なり、今現在の感情や精神状態を比喩的に表したもの。
しばしば睡眠中に夢で見た光景を再現したような内容になることがあり、物理や科学を超越したファンタジックな描写がなされがちである。
例えば気分が浮ついていることを、自分自身が空を飛ぶ様子で表現したりする。
逆に落ち込んでいる時に、ストレス解消や現実逃避の一種として描こうとする人もいるようだ。
フィクションにおいては一種の作中作として機能し、以降の展開に重大な影響を与えることも少なくない。
活字媒体ではこの部分だけポエムのような文体になったりもする。
作品として発表するまでに至らずとも、創作に携わる人間ならば、あるあるネタなどとして内輪で披露し合った経験もよくあるのではないだろうか。
その日の気分と、色・感触・味・香り・自然音・形・雰囲気etcから感じるデジャヴが組み合わさり、些細な心象風景が思い浮かぶことが多いようだ。
具体例
- 煉獄杏寿郎(燃え盛る荒野)
- 我妻善逸(暗黒空間)
- 嘴平伊之助(野獣と化した伊之助が巣食う洞窟)
- 竈門炭治郎(果てしなく広がる青空を映す平原)
- 衛宮士郎/アーチャー(fate/Staynight)(無数の刀剣が突き刺さる荒野)
- 美遊兄(無数の刀剣が突き刺さる雪原)
- ライダー(fate/Zero)(晴れ晴れとした青空が広がる広大な砂漠)
- 天草四郎(島原・天草一揆の光景)
- 操真晴人(瀕死の両親が横たわる病室)
- 姫矢准(戦場)
- ウルトラマンゼロ(大雨が降りしきる暗闇→太陽が燦々と輝く青空)