ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

活字

かつじ

かつての活版印刷で利用された文字の字形。転じて、フォントやタイポグラフィ全般を指すことがある。
目次 [非表示]

概要編集

活版印刷に用いられていた、を主成分とした合金でできた文字形のこと。これを原稿の指定に合わせて一字一字並べ(植字)、スペースはクワタと呼ばれる金属の込め物を詰め、行間はインテルと呼ばれる金属板を挿入して1ページ分の版(活版)を組み上げる。組み上がった版は木綿製のくくり糸で縛り、固定する。


活字のサイズはポイントで表され規格化されていたが、昭和30年代までの日本では独自の号数活字が用いられていた。


メイン画像は活字の鋳型(母型)のさらに原型となる「父型」を作る「種字彫り」である。本文用の種字はわずか3ミリ角ほどしかない。そこに大きさ、太さを揃えて左右逆に文字を彫刻するという職人技であった。


俗語としての「活字」編集

写植の普及後は、写植文字も区別せずに活字と呼ぶことも多くなり、デジタルフォントの普及後は、画面上の文字をも活字と呼ぶようになっている。


pixivにおいては、フォントを組版してデザインすること(タイポグラフィ)を表すタグとして用いられている。


関連タグ編集

フォント 印刷 タイポグラフィ 活版印刷

関連記事

親記事

活版印刷 かっぱんいんさつ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 40140

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました