メイン画像は綿布上に描かれた水彩画。
木綿とは
綿花から採られた繊維。これを織って綿布とする。
綿布は吸湿性があってそこそこ丈夫で肌触りもよいので下着によく使われるほか、アメリカンカジュアルスタイルの衣類で好まれ、ジーンズのデニム生地は木綿である。シーツやタオル、ハンカチ、靴下も木綿製が多い。
化学繊維が普及するまでは織物以外にも、漁網、テントなどにも使われていたが、吸水性があるので雨で濡れた木綿製品は非常に重くなる。古着のボロ布は紙の材料としてもよく使われていた。
成分的には9割がセルロース、1割が水であり、そのほかに僅かな脂質やペクチンを含む。
利点と欠点
利点
肌触りが良い
吸水性が良い
染色性や発色性に優れている
染色性が良い
通気性が良く涼しい
価格が安価なものが多い
欠点
皺になりやすい
長時間日光に当たると黄変する
湿気が多いとカビが生える