概要
人を貶めるために、悪く言うこと。またはその言葉。元々は仏教用語で「あっく」と読み、十悪の一つとされていた。
場合によっては名誉毀損として犯罪になることもある。また、悪口を言っている分「悪口を言われる」ストレスを知らず知らずのうちに抱えるため、言わない者よりも認知症及び死亡率が高くなることが海外の研究で明かされている。
もっとも、人間社会においてはその場にいない人物の欠点がコミュニケーションツールとして機能している部分も侭ある。必要悪と言い張るも可能だが、愚痴程度に収めておくのが無難なところ。
『目立とうする人間には、(中略)彼らはそれをもっとも安易な方法—他者を非難することで実現しようとする。そしてたいていの場合、その種の人間が口だけだと非難される結果に終わるのは、目立つということだけが目的であるからだ。(中略)その後の行動に同じだけのエネルギーが注げなくなるのだ。』by大サトー
…つまりはそういうこと。調子に乗っていたら自分の人格こそが三流に転落してしまう。
また、正義を絶対とする考えの者でも、気が高ぶって使うことが多い。
また相手に対して言い方によっては悪口と見られる可能性もあるので注意が必要である。ましてや悪口ばかり言ってると後で大変な事になったり、また日頃の行いを正さないとネットトラブルや交通事故を始め無用なトラブルに巻き込まれる可能性があるのでくれぐれもご用心。
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身から出た錆 人を呪わば穴二つ 人の振り見て我が振り直せ 汚言症