Twitterをやっているそこの君!政治家に向かってちくちく言葉を投げつけていないかい?
概要
小学校などの教育現場で用いられる言葉で、「バカ」「アホ」などの暴言を指す。相手の心をちくちくと刺すような、嫌な気持ちにさせることから名付けられたと思われる。
反対に相手が嬉しくなる言葉を「ふわふわ言葉」と呼ぶ。(または「あったか言葉」「きらきら言葉」など)
言葉遣いの指導やいじめ防止のために道徳の授業で取り上げられることが多い。
SNSでのちくちく言葉
近年のSNSでは何を勘違いしているのか有名人や政治家に向かってちくちく言葉を投げつけるという現象が多発している。常識的に考えてアウト。例えば、
「(政治家名)!さっさと辞任しろ!死ね!」
「(アイドル名)ってめっちゃブサイクだよね。さっさと辞めてしまえばいいのに。」
「(容疑者名)みたいなブスは犯罪犯すんだなぁ。」
など、たとえ本人が非があったとしても度を越した批判はちくちく言葉の対象であり、普通に侮辱罪、名誉毀損になる。なお、上記の例文は実際にTwitterからの引用である。(固有名詞は伏せています。)
投稿ボタンを押す前に落ち着いて「誰かを傷つける内容」ではないか一度しっかりと考えてみよう。
主な言葉
ちくちく言葉の例
ふわふわ言葉の例
余談
近年ではちくちく言葉がネットスラングの一つとして用いられているが、ネット上で広まったのは2019年のこちらのツイートと思われる。
ツイートの画像では、ちくちく言葉とされる言葉がリストアップされているが、その中にはマクドナルドのマスコットキャラ、ドナルド・マクドナルドによる掛け声の「ランランルー」が掲載されていた。
ランランルーは本来は悪口ではないが、一部の小学生の間では「死ね死ね消えろ」という意味で用いられているらしく、保護者や教職員の間でも暴言の一種として認識されているとは言え、前述の通り本来公式の見解では意味は存在しない事を知って欲しい所。
なお、画像には「ホバーランランルー」や「ホバーシャラップ」という謎の言葉まで掲載されている。ホバーの意味は諸説あり、「永遠に」を意味する「フォーエバー」が訛った説と、「アホバーカ」の略称(参考ツイート)という説がある。