曖昧さ回避
- 姿、形が上品な様子
- 性格の一つ→本項で解説
- 穏和な様子
- 控えめに振る舞う様子
性格としての優しい
第三者に対して思いやりがある性格のことである。
しかしながら非常に曖昧な表現であり
どのように優しいのか、ということが正確に伝わるか、というと甚だ疑問である。
例えば、困っているときに手を差し伸べてくれる、すなわち
自分の危難に対して助力をしてくれる人のことを優しいとみなすのも一つであろうし、
自分がわがままを言っている際にそれを聞いてくれるのも優しいとみなせるかもしれないし、
雰囲気がおっとりしているのを、性格ではなく印象が優しいということもあり、
基本性格に関わらず、相手にデレた人はすべて優しいと言われ、
相手になかなかデレられない人物で、思いやりのあるしっかり者で、相手が馬鹿だったり嫉妬深かったりしてデレないのが間違っているという解釈をされる人もいて、
悪口を言うか言わないかよりも、本人が普段何を考えているかのほうが印象に繋がりやすく、マナーがなっているのは当たり前で、特別優れた要素ではなく、
全員に優しいのを八方美人、ビッチ、悪い奴を叱れない奴と言われることもあれば、好きな人にしか優しくしないのを恋愛脳や精子脳、食わず嫌いで好き嫌いが多い性格と言われることもあり、交流しない一匹狼も不愛想、自分のことしかしない自己中、嫌われ者のぼっちと、様々なレッテルを貼られる。
……ということもあってか結局のところ曖昧な性格分類であるため、
相手の性格の表現に困ったときにとりあえず優しい、と言ってしまう場合もあるのではないだろうか。
もし自分のキャラクターの性格を設定する際に
「優しい」としか表現できないキャラクターの場合
最終的に無個性的になってしまう可能性を十分に孕んでいるため注意が必要である。
好きな優しさを清楚、嫌いな優しさを地味とするのは論外であろう。