概要
「精子」の名前がついている通り「脳みそに精子でも詰まっているかのように、場をわきまずに性的な言動・行動をする人物(男子)」の事である。
一歩間違えなくてもセクハラな発言を平気でする、キャラゲーやライトノベルにおいて、お気に入りの少女・女性キャラクターが出てきては性的な魅力(セックスアピール)や自分の性的嗜好に結び付けて語る等、公序良俗をわきまえないのが特徴である。
ライトノベルやアニメを見る際はサービスシーンやお色気担当の動きにばかり注目し、本筋のストーリーにはほとんど目を向けない。
擬人化作品、歴史もの等においては「史実・モチーフやモデルの存在などどうでもいい、色気やエロがあればいい」と元ネタの存在を軽視・否定。
極端な事を言えば、行動原理全てが下半身に繋がっている。
重症化すると、非成人指定の作品においても(本題すらも無視し)「この娘とシたい」といった公序良俗に反する事を平然と発言するようになってしまう。
本来、こういった発言は公的な場では憚れるべき事であり、オープンなSNSや匿名掲示板において平然と公言するのはあまり適切とは言えない。
ましてやキャラクターの絵師・俳優(声優)や公式に対してそのような事を言うのは(本来であれば)マナー違反である。
一方で、性欲自体は人間の本能として本来持ち合わせなければならないものであり、性欲自体を忌避する行為はかえって危険である。
いかにそれを抑える事ができるか、適切な場所で発散できるかが求められているのだ。
もう一つの意味
「女子の恋愛脳(プラトニックラブ、蛙化現象)に対する精子脳(肉欲)」「思春期の男子なら誰もが陥る心理」といった普通の意味で使われることもある。
対して、悪い意味の精子脳は、下記の意味で批判される。
- 心の隅に留めておけばいい内容(二次創作の妄想など)を人前で大声で言ってしまうKY
- 性的に見られないキャラ(男性キャラ、非美形、既婚者、高齢女性、マイナーキャラ、露出度の低い萌え属性)を罵り、そのキャラのファンに迷惑をかける
- 極端にストーリーの読解力がない
- お色気漫画・モブレ漫画には向かわない(そそるシチュ、エロい美少女キャラを見ることよりも、自分が迷惑をかける内容にこだわり、そのような内容は思春期の男子が見ても稚拙である)