フォーエバー

ふぉーえばー

「永遠」を意味する英単語。ここではその名前を持つ『ジョジョの奇妙な冒険』第3部「スターダストクルセイダース」に登場するスタンド使いについて説明する。

CV：山口勝平（TVアニメ版）…ASB及びTVアニメ版4部では矢安宮重清、6部ではヨーヨーマッを担当した。/ 真殿光昭（格闘ゲーム版）

概要

エンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人（1匹）であるオランウータン。ジョジョ史上初の動物のスタンド使いでもある（というか動物が刺客として登場すること自体、これが初である。色々な意味で記念すべき第1号）。

タバコを吸ったり、九面パズルを容易く解いてしまう等の人間並の高度な知性を持つ他、人間の女性のピンナップを眺めたり、家出少女が居るシャワールームに侵入する等、非常にスケベな性格。ちなみにこれらは同じく若い女性が猿に襲われるイギリスのホラー映画『リンク』のパロディだと思われる(映画ではチンパンジーだが)。

自分の知性とスタンド能力を誇示するプライドの高さを持つ一方、簡単に承太郎の挑発に乗って怒り狂う短気な一面もある。

南シナ海を漂流するジョースター一行や財団が派遣した船員達の前に現れ、スタンドと一体化した貨物船に乗り込んだ船員達を皆殺しにし、一行を襲撃する。

スタンドの能力で一行を翻弄した後拘束し、承太郎の前に現れた勝ち誇るが、挑発に乗って激昂した隙を突かれ、スタープラチナの指先から飛ばされたボタンが額に命中し、激痛のあまり恐怖心にとらわれ敗北。

腹を露出するポーズで降伏・従順の意思を示して許しを請うも、自らの意思で動物としての領域をはみ出し殺人まで犯した罪猿を承太郎が許すわけがなく、スタープラチナのオラオララッシュによって殴り倒され、スタンドと一体化した船（スタンドが解けた真の姿はただのボロ船であった）と共に海に沈んだ。

再起不能で済んだか死亡したかは不明（どっちにしろ、海のど真ん中なので泳いで陸に辿り着く前にドザえもんであろうが）。仲間になった花京院を除けばオラオラを受けた記念すべき第1号である。

OVA版ではポルナレフを倒したジョースター一行を急襲し、承太郎を押し潰そうとするが、背後からポルナレフに真っ二つに斬られた。

SFC版（通称コブラジョジョ）ではすでに来日しており、DIOの館（偽物）とストレングスを融合させている。

余談だがTVアニメ版で声を担当した山口勝平氏はゲーム「オールスターバトル」と「アイズオブヘブン」、テレビアニメ版第4部において矢安宮重清を、6部においてヨーヨーマッを演じている。

名前の由来は、ウータン・クランのアルバム「ウータン・フォーエバー」

また『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』にて、人間以上の知能を持つチンパンジー（を演じるオランウータン）が登場する1986年制作のイギリスのホラー映画『リンク』について語っており、少なからず影響があると思われる。

スタンド　力（ストレングス）

エロ猿byUC-lab

船と一体化したスタンド。詳細は個別記事へ。

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猿　　オランウータン