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矢安宮重清

やんぐうしげきよ

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の登場人物。
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「理解不能 理解不能 理解不能 理解不能」

CV:山口勝平オールスターバトル・TVアニメ版)
※山口氏はTVアニメ版第3部にてストレングスの本体であるオランウータンのフォーエバーも演じている。

概要

ぶどうヶ丘中学校に通う中学二年生。
あだ名は「重ちー」。由来は彼の両親が「重ちゃん」と呼ぶことから。
体重110kgで、巨漢であるジョナサン・ジョースターよりも重い。某フリーザ様の側近の人によく似た髪型をしている。苗字の「矢安宮」はカナダの歌手ニール・ヤングに由来する。

実年齢より精神年齢は幼く、口癖は語尾につける「〜だど」や笑い声の「ししっ」。家では「ゴン太」という名の亀を飼っている。

最初はゴミや落とし物の小銭を集めるだけの平和な子だったが、実はかなりの守銭奴であり、仗助億泰に利用される形で宝くじを手に入れると、賞金を独り占めにしようとして一悶着起こした。結局は自分一人では宝くじを手に入れることはできなかったと悟り、改心。宝くじの賞金は平等に三等分した。それ以降は本当の友達として仗助や億泰と交流を持つようになり、お互いに憎まれ口を叩きながらもそれなりに仲良くやっていたのだが……。

悲惨な最期

物語の中盤、偶然同じ店でサンドイッチを買っていた殺人鬼・吉良吉影が持っていた女性の右手が入った紙袋を、自分の買ったサンドイッチの袋と勘違いして持って行ってしまう。慌てた吉良は彼の後を尾け、あの手この手で何とか回収するが、いつの間にか消えたサンドイッチをあきらめきれなかった重ちーが、ハーヴェストで吉良の持っていた紙袋を奪い取ろうとした際に袋が破けて、女性の右手を目撃してしまい同時に彼の秘密を知ってしまった。

『異様に不気味な奴』と判断した重ちーはそのまま吉良と交戦。一時はハーヴェストで吉良の頸動脈を切る寸前まで追い込むなど善戦するが、キラークイーンの力で爆弾に替えられた100円玉を奪い取ったことで爆破攻撃をモロに喰らってしまい、『顔半分が内部で吹っ飛んで脳味噌が1/3ぐらい顔の肉とシェイクされた』ほどの瀕死の重傷を負う。
吉良は『杜王町にいる、他のスタンド使いの人数と能力を教えなければ君の両親を殺す』と脅しを掛けるも、重ちーは大好きな両親を人質に取られたことで激怒し、全力を振り絞って逃走。仗助に傷を治してもらうため、高等部の校舎へ向かう。そして仗助のいる教室の前へと辿り着いたが、先回りしていた吉良が教室のドアノブを爆弾に変えていたため、後一歩で扉の向こうの仗助と億泰に会えるという所で仗助の名を叫びながら爆殺され、消滅してしまう
そして重ちーの魂は悲痛な絶叫を上げ、ボロボロに崩れながら、天へ昇っていった。

ハーヴェストが異常な消え方をしたことを不審に思った仗助と億泰は中等部の校舎へと重ちーを探しに行ったが、彼はもうどこにも見つからなかった。そして数日後、杉本鈴美によって、仗助と億泰は『重ちーが殺され、死体も何らかの手段で消し去られた』という残酷な事実を改めて知らされる。彼とは面識のない杜王町に住む他のスタンド使い達も、この町に恐ろしい殺人鬼が住んでいるという事実を認識させられたのだった。
しかし彼の死は無駄死にではなく、上述の戦闘の際に吉良の服のボタンをちぎって入手しており、ハーヴェストに運ばせることで仗助達に殺人鬼へと繋がる手がかりを残した。これにより吉良は、平穏な生活を捨てざるを得ないほど追いつめられてゆく。

彼の死を境に第4部の物語は『殺人鬼・吉良吉影の捜索』という目的へ完全にシフトしていくこととなる。上記のエピソードはアニメ版では演出と担当声優である山口勝平氏の熱演も相俟って、原作以上に涙を誘う名シーンとなっている。またアニメ版独自の描写として彼の教室の机には両親の絵が落書きされており、重ちーが心底パパとママを大事に想っていたことがわかる。
瀕死の重傷を負いながらも、自分よりも両親を気遣って「『パパ』と『ママ』を…………守るど!…………オラがッ!…………『パパ』と『ママ』を あいつから守るどッ!」と叫んだ重ちーは、まさしく『黄金の精神』の持ち主であった。

なお、重ちーと交流のあった仗助と億泰は彼のことを「欲深でムカつく奴だがどこかほっとけねー奴」と評していたり、重ちーの死を受けたことで「怒ったらいいのか悲しんだらいいのかそれさえもわからないイラつきがある」と言っていたり、終盤に吉良と対峙した仗助が「おめーが重ちーを殺したから追ってんだろーが」と啖呵を切って重ちーのことを言及するなど、心底では大事な後輩だと思われていたようである。

スタンド ハーヴェスト(収穫)

重ちー


自称500体以上からなる、小さな群体型のスタンド。詳細は当該記事参照。

余談

カプコンのゲーム「モンスターハンター3G」で、『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボクエスト「ハンティングに行こう!」の依頼人としてこの矢安宮重清が依頼人として登場してくる。
同じくコラボクエストの依頼人として登場するこの人あの人等、軒並み依頼人の名前が伏せられている中、どういうわけか彼だけ依頼人の欄に「矢安宮重清」という本名がばっちり書かれてしまっている。

ちなみに、件のクエストで手に入るチケットを入手することで、「スタンドのお面」というハーヴェストを模したオトモ用のお面が作成できる。能力は採取で、お金になるアイテム「10円玉」「亀有クーポン」などを拾ってくるようになる。

また、ピンクのクマのモモで一躍有名となったソネットのメールソフト「PostPet」の開発者である八谷和彦氏は「ハーヴェストを見て、PostPetを思いついた」と語っており、原作者の荒木飛呂彦氏も「行きつけのレコード屋のクーポン券(集めるとレコードが貰える)を集めていて、『捨ててあるクーポンを自動的に集めてくれる奴がいたらいいなあ』と思った」と誕生秘話を明らかにしている。(原作・アニメ版でも、仗助のアイデアで落ちている小銭やスーパーマーケットのクーポン券をハーヴェストに回収させた後、現金化させて一儲けしている。)

関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

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