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虫喰い

むしくい

虫喰いとは、本来は虫に食われた跡やその痕跡を指す言葉であるが、ここではジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド使いについても解説する。なお、虫喰いでないスタンド使いについても解説する。
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曖昧さ回避

1.虫に食われている事。その痕。
2.陶磁器の縁に表れた釉  の小さな剥落  のあと。
3.スズメ目ムシクイ科の鳥の総称。
4.年老いた鶯の事。
5.ジョジョの奇妙な冒険 第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い。本項で解説

概要

レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体・音石明虹村形兆から奪い取った『弓と矢』を、杜王町郊外の用水路に棲んでいたドブネズミに、遊び半分で使用した結果誕生した『スタンド使い』。

スピードワゴン財団が音石に自白剤を用いる事でようやくその存在が明らかにされた個体で、耳たぶが虫喰い状にちぎれていることから承太郎によって、『虫喰い』の通称が付けられた。

よく泳ぎ・どこにでも住み・何でも食うという高いサバイバビリティを兼ね備えた極めて凶悪な性質と用心深さを併せ持つ。さらに、その他のスタンド使いとなった動物たち同様に急激な知能の発達が起きたようで、

①本来ネズミは行うことのない“バックトラック”(同じ足跡を踏んで元来た道を戻る動き)で追跡を撒く
②仕掛けられた罠を持ち去り、逆に仕掛け返す
③自身のスタンドの撃った毒針に当てて跳弾にする

といった前代未聞の頭脳プレーを行い、ネズミの性質を良く知っていた承太郎を出し抜き追い詰めている。

さらにスタンド使いになった影響故か、「縄張りに入るものは人間だろうが仲間のネズミだろうが皆殺し、てめーさえ良けりゃあいい」という邪悪な意志をも獲得してしまったようで、それに伴い顔つきもまるで表情があるかのように凶暴なものに変化し、額には悪魔の顔のシルエットを思わせる隆起がある。
おまけに人肉の味まで覚えたらしく、自身と同じくスタンド使いとなった仲間と共に、田園地帯の農家に住む老夫婦をスタンドで襲撃し、冷蔵庫に生きたまま監禁して保存食としていた。

承太郎は『もはやこの地球上に存在してていい生物ではない』と評し、仗助と共に討伐を試みるが、奸智に長けた『虫喰い』は逃げるどころか逆に2人を見晴らしの良い丘陵地帯に誘導して、狩られる側から狩る者へと立場を逆転させることに成功。

クレイジー・ダイヤモンドでは仗助自身の怪我を治せない為、「狙撃手」と「治療係」の役目を彼に託して、承太郎は自ら進んで囮となって『虫喰い』に迫ってゆく。『虫喰い』はそんな承太郎をも手玉に取って追い詰めたが、最後は弾をわざと『虫喰い』の隠れたに当てることで、用心深い『虫喰い』が“自分がどこから狙われたか”を確認するために身を乗り出す瞬間を狙い、見事プレッシャーを跳ね返した仗助の放った会心の一撃の狙撃を受け絶命した。

これまでに登場した動物のスタンド使い達に(フォーエバー、イギー、ペット・ショップ)も劣らない強敵と言える。

『虫喰いでない』

音石明が『弓と矢』を用いて誕生させたドブネズミのスタンド使い・『虫喰い』の片割れ。

音石の証言からその存在が判明。ネズミは「喰う」「寝る」「子孫を残す(子供を作る)」の三つしか頭に無い為、いずれ人間に被害が起こる可能性が高いと予測した承太郎・仗助によって、討伐対象として追われる事となった。

最後は油断していた事もあって、承太郎から事前に渡されていたベアリングで仗助に狙撃され、呆気なく射殺されてしまうが、実は音石は『弓と矢』でもう一匹ドブネズミを射抜いていた。それこそが『虫喰い』であり、承太郎と交戦していた『虫喰い』は仲間の死を察し、警戒して逃走。追ってきた承太郎と仗助を相手に、前述の死闘を繰り広げる事になる。

ラット

【破壊力-B/スピード-C/射程距離-D/持続力-B/精密動作性- E/成長性 - C】

『虫喰い』、そして『虫喰いではない』が発現させるスタンド。名前の由来は同名のLAメタルバンドから。

多脚に支えられた大きな頭部に巨大な単眼を供えた小型ロボットのような外見。仗助は「ネズミが発現した割にはメカっぽい」との感想を漏らしている。

その実態はスタンドさえも溶かしてしまう毒針を発射することが出来る、背中に搭載した長射程の『スタンド固定砲台』で、能力を使う際は大きく反転して逆側に備え付けられたロングバレルの砲身が標的に向けられ、後側に回った単眼の様に見えるものはターゲットスコープの役割を果たす部分となる。また照準は本体がスコープ越しに目視で行う必要がある。
ちなみにに見える部分はスタンドを固定する台のようなものなので、移動する事は出来ない。

毒針は着弾した瞬間に、刺された対象を 『スタンド』 とでもいうべきもので侵し、そのものの中身を溶かしてしまう。
なお、溶かしたものを煮こごりのように固めることも可能。
毒針は触れただけでも即座に発動する為、毒針を避けるか何か固い物で跳ね返してガードするしか手立てはない(ただし、後者は跳ね返る事を利用して跳弾で相手を攻撃するという応用が利く)。ちなみに貫通力は意外と低く、9mm拳銃の半分ほどである。
ただ、たとえ着弾しても速やかに毒針と針が刺さった周囲の肉を排除しさえすれば、毒に侵される心配は無い。とはいえ、毒の回りは非常に早いため、承太郎のスタープラチナのような、時を止めて時間を稼ぎつつ、正確かつ速やかに毒針と患部を切除できるスタンドでなければこの方法は不可能である。

なお、この毒に侵された者は直ぐに死ぬわけではない為、たとえ原形をとどめない程に溶かされていても生きてさえいればクレイジー・ダイヤモンドで治療を施すことが出来る。
前述の農家の老夫婦も「生きたまま」エサにされたのが幸いし、無事に元の状態に治されたことが示唆されている。

ちなみに毒針もスタンドである為、空気抵抗や引力のような通常の物理法則には影響されることはなく、撃てば射程距離内ならどこでも真っ直ぐ飛んでいくしリロードも必要ないという特徴を持っており、発射される際は一度に数発をまとめて連射してくるのが常であり、5~6発被弾すれば人1人程度なら容易にドロドロの肉の塊にされてしまう。

なお、本体の精神に応じて、千差万別のスタンド能力の中において、『虫喰い』及び『虫喰いではない』双方とも完全に同型・同能力という異色のスタンドであり、
「二匹が血縁などの近しい関係なのか?」
「それとも人間と比べてごく単純な精神構造しか持ち合わせていないネズミが矢に選ばれれば、全てこのスタンドを発現するのか?」
「音石が放った矢が2匹同時に当たったため同型になったのか?」
その理由は謎に包まれている。

関連項目

スタンド使い ドブネズミ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

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