概要
齧歯目・ネズミ亜目・ネズミ科・ネズミ亜科・クマネズミ属に分類されるネズミの一種。
体長19~28cm、尾長15~22cm、体重150~500g。
耳が小さく、体は肉付きが良く太い。
土手など水辺に巣穴を掘って群れで生活し、社交性が高い。
泳ぎが得意だが、体が重いので高い所に登るのは苦手である。
夜明けと夕暮れに活動が活発になる。
1年中繁殖する。
現在は主に人間の居住地の周辺に住み、ハツカネズミ、クマネズミと共にイエネズミと呼ばれる。
人間の移動に伴い分布を広げ、寒さに強く、極地以外のほぼ全世界に住み、人の出すゴミなどを食べて生活している。
比喩として
そうした生態を差してか、フィクションでは他人を蔑む比喩表現或いは自分の在り方をドブネズミと形容するケースがある。また、主人公側の敵対勢力にゴマをするモブを主人公側が『ドブネズミ共』と侮蔑するパターンもある。
具体例はダイの大冒険のザボエラで、魔王軍内部での自分の成り上がりしか頭になく、しかも直接の上司のハドラ-や頂点の大魔王バーンのような個人的な目標もない。更に悪辣なことに、少しでも相手の旗色が悪くなればすぐに取り入る相手を変える=魔王軍内部での寝返りを何度も実行したことで、最終的にはバーンは勿論のこと魔王軍幹部全員からの信用を無くす。特に同じ軍団長のミストバーンは全魔王軍の中で最も信用しておらず、『自分の成り上がりだけを目当てにうろつくドブネズミ』と真っ向から侮蔑し、事実上の死刑宣告までしている。
最強王図鑑
最新作である「動物最強王図鑑PFP」にてまさかの参戦が決定した。
戦闘体長は480cm。元の体格と比べ非常に巨大化している。
1回戦第3試合にて姿を見せたが、相手は百獣の王・ライオン。
防戦一方になるか…と思われたが、ライオンの前脚に噛みついて試合を一時的に有利に進めるなど、明らかに噛ませ犬とはいいがたい奮戦っぷりだった。
その善戦っぷりからアニメ版でも戦闘体長で登場することに期待する声もある。