CV:松野太紀(ASB・EOH) / 下和田ヒロキ(第4部アニメ)
概説
杜王町に住むスタンド使い。ぶどうヶ丘高校3年C組の生徒。
身長は165cm(一応)。獅子座。テニス部所属。
広瀬康一にシメられた後の小林玉美によって、存在が明らかになったスタンド使い。
玉美が調達してきた時の写真及び初出エピソードでは、顔に掛かるような長髪に鋭い目つき(アイシャドウ・アイラインのように描かれている)で、無数のベルトが付いた改造制服を来ており、端的に言うと所謂ゴスっぽい見た目をしている。
マンガが大好きで、学校のロッカーにも何冊もマンガを詰め込んでいる。
本人のスタンドは『パーマン』の名前を仗助との初登場時に出しており、「『パーマン』を知らないやつとは会話したくない」等と言っている辺り、好きな作品は『パーマン』であると思われる。
スタンド使いになった時期は仗助たちが入学するより前で、虹村形兆のスタンドの矢に射抜かれて得たもの。
性格は執念深く陰湿そのもの。非常に自己中心的かつ攻撃的な性格でもあり、オタク仲間だった親友にも「好きなアニメだかアイドルだかをけなされた」という理由だけで目玉をえぐり取る陰惨な報復を行っている。
一方で小心者でもあるため、絶対に安全な状況でしかこうした暴力性を見せる事はなく、間違っても1対1のケンカを挑むような事はない。
こんな性格のせいか、初登場時にはそこそこ顔立ちは整っているように見えるのに、女子には全くモテず、それ以前に挨拶をされたことすら無かったらしい。
岸辺露伴がヘブンズ・ドアーで間田の半生を読んだ際には、「弱い者をイジめると胸がスッとして気分がいい」「同学年の女子にエッチなことをしたい」「授業中にチ◯ポジを直す」などという記述のために「最低な男」「読者に好かれるハズがない」とボロクソに扱き下ろされ、「あんまりだ~ すくいがない~っ」と涙していた。
なお、露伴には散々言われたものの、マンガ好きと言う共通点から、やや一方的ながら康一と仲良くなり、以降は明るい表情を見せたり、露伴の家への突撃訪問を提案したりと、コミュ力・行動力の面では多少成長している面が見受けられる。結果的にだが康一と露伴の長く続く腐れ縁を取り持った形にもなった。
「面倒事に関わり合いたくない」とのスタンスから殺人鬼探しには参加しなかったが気にはしていたようであり、事情を知る人物の1人として集合シーンには登場している。
劇中の活躍
親友に好きなマンガorアニメをけなされて喧嘩となり、その報復として後述のスタンド能力を使い左目を抉り取る。
以後はスタンド能力でやりたい放題しようと考え、能力者を探っている空条承太郎を町から追い出すべく行動を開始。承太郎に一番近い東方仗助をスタンド能力でコピーし、不意を突いて病院送りにする計画を実行する。
自身のロッカーにサーフィスを忍ばせると、仗助に触らせてコピーに成功。サーフィスの能力で仗助を手玉に取って負傷させ、康一も殴り倒すと偽仗助を使って承太郎を駅前に呼び出す。
駅前への道すがら玉美に重傷を負わせ、チンピラ風のライダー2人組を痛め付けるなど勝手気儘に振る舞うも、その間に仗助と康一に追い付かれ、更にエコーズの能力に翻弄されて承太郎との接触に失敗する。
それでもなおサーフィスの“操る”能力を利用して仗助本人に承太郎を始末させようとしたが、寸前で仗助に治療された先のライダー2人組に見つかり、袋叩きにされて病院送りとなった(ライダー達を襲ったのは偽仗助だが、背後からの襲撃だったため姿は見えていなかった)。
スタンドの依代となる人形も仗助に木っ端微塵にされている。
仗助や承太郎のことは仲間のレッド・ホット・チリ・ペッパーに聞いていた模様。ただし仲間と言う割には本体の情報は全く持っていなかった。
「スタンド使い同士はどういう理由か正体を知らずとも知らず知らずのうちに引き合う」というルールを作中で初めて示したのも入院中に尋問を受けた彼である。
退院後は改心し、康一の友達を自称して何かと一緒に行動しようとする。これが切っ掛けとなり康一は露伴と出会うこととなった。
スタンド『サーフィス(うわっ面)』
木偶人形に触った相手を完全にコピーするスタンド。詳細は当該記事を参照。
間田の身長の変化
最初こそ高身長で描かれていたが、いつのまにか物凄く背が低くなっており(ちなみに同様の現象が小林玉美にも起こっている)、最終的に全長が露伴の腰あたりまで縮んでいる。これで山岸由花子と2㎝しか違わないというのはどう考えても無理があるような……。巷では康一に背を吸い取られたとの噂。
顔も、玉美が持ってきた写真ではそこそこ端正だったのが、実際に登場すると見るからに根暗顔、再登場時はコメディタッチと別人としか思えないほどに変わってしまっている。どうしてこうなった(まあ外見が変化した先輩や言動が変化した先輩とか性別が変化した後輩もいるので……)。
テレビアニメ版
- 第1話の終盤で、コンビニ強盗事件を見物する野次馬達の中に、間田と思われる人影がさりげなく映りこんでいるが、この時は中盤以降の背の低い姿で描写されている。また、玉美が持ってきた写真でも今のと変わらない姿で写っていた。
- 冒頭で、喧嘩した間田の親友が登場している。EDによると「堺」と言う名前である。また、彼の部屋にはアイドルのポスターが無数に貼ってあり、間田とは好きなアイドルグループの推しを巡って揉めた、と受け取れるようになっている(前述の玉美のセリフは同じままである)。