概要
周囲に対する発言(大抵は注意・指摘・批判・非難)の内容がそのまま自分自身にも当てはまっていることの比喩表現。
他人に言った言葉が自分に返ってくることをブーメランに例えたものである。(実際のブーメランは命中したら戻っては来ないが。)
要は「お前が言うな」という意味である。
相手よりも自分の方が当てはまるようなものは、「自己紹介」とも呼ばれる。
特にインターネット上でこの言葉が用いられる場合、ある人が他人の失態や悪事を糾弾した後、当の本人が同じ失態や悪事を犯していたことが発覚した場面で多く用いられる。
例えば、ある政治家が対立する政党に属する政治家の脱税を指摘・非難し、周囲に調査を呼びかけた所、自身の脱税までもが発覚してしまった際に「ブーメランが返ってきたな」「見事なブーメランだ」などと皮肉られる。
おばあちゃんが言っていた...「嘘は必ず我が身に戻る。受け止め方に注意しろ。
己自身が破滅しないためにも。周りから笑われたりしないためにも。」
実際には
確かにこういった考え方は実際の会話でもよく見られる。しかし、発言者の行動や性格は一般に議論の内容とは無関係であるため、こういった考え方は「お前だって論法」と呼ばれる誤謬である。議論を人身攻撃にすり替える行為でもあるため、ブーメランを用いて批判をするときは用法・用例を守りましょう。
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お前が言うな ざまぁ 矛盾
モンスターより人間の方が、生々しくて怖い…:恐らく今一番ホットなブーメラン発言。