概要
タリア・グラディス率いる部隊で、宇宙用戦闘艦「ミネルバ」を母艦とする。他の部隊との兼ね合いから「グラディス隊」とも呼ばれる。
『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』ではシン・アスカらの活躍で頭角を現し、ロード・ジブリールからも目の敵にされる。
「あのミネルバは今や正義の味方のザフト軍だなどと反連合勢力に祭り上げられ、ヒーローのようになってしまっているじゃないか。まったく!コーディネイター共の艦だというのに。それもこれも奴等が勝ち続けるからだろう?」
彼の部下であったネオ・ロアノークや、オーブ国防軍を掌握したユウナ・ロマ・セイランもミネルバを目の敵にして付け狙うが作戦は尽く失敗に終わり、ネオの率いていたロアノーク隊は壊滅し、セイラン家もジブリールをオーブに匿ってしまった事が災いし、失脚どころか滅亡する末路を辿った。
だが、彼らとは別に第3勢力として活動していたアークエンジェル隊がプラントの現議長ギルバート・デュランダルの野望に気付き、オーブの実権を取り戻したカガリ・ユラ・アスハとラクス・クラインによってその暗部は暴かれていき、ミネルバ隊の面々はこの事態に動揺する。
そして、皮肉にも最終決戦では本性を現わしたデュランダルの暴走もあり、反デスティニープラン勢力が立ち上がると言うそれまでの善悪が逆転してしまったかの様な状況に陥ってしまい、最悪な士気の中で戦う事になったミネルバ隊を含めたザフト軍は結局敗北した。
少なくない犠牲者を出しながらも本編の戦乱を戦い抜いたミネルバ隊。生き残った者たちの多くは続編『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』ではコンパスに出向、ミネルバの後継艦「ミレニアム」に配置されている。
メンバー
ミネルバクルー
タリア・グラディス(艦長)
アーサー・トライン(副長)
アビー・ウィンザー(補充要員)
MSパイロット
元隊員
殉職した隊員
ショーン
デイル
ミネルバ隊のMS
- ZGMF-X56S インパルス
- ZGMF-1000 ザクウォーリア
- ZGMF-1001 ザクファントム
- ZGMF-X23S セイバー
- ZGMF-X2000 グフイグナイテッド
- ZGMF-X42S デスティニー
- ZGMF-X666S レジェンド
- ZGMF-601R ゲイツR
- AMA-953 バビ