プロフィール
性別 | 女性 |
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人種 | コーディネイター |
年齢 | 21歳 |
所属 | ザフト |
主な搭乗機 |
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概要
ザフト所属のコーディネイターで、赤服の着用が認められたエリートパイロット。
異名こそ無いものの、専用機であるザクファントムには薄桃色のパーソナルカラーが塗装されて「メガネをかけたウサギ」のパーソナルマークが描かれている。
性格は明るく人懐っこいが、性格の幼さ・童顔・低身長で周りからお子様扱いされていることを気にしている。
プラントで蔓延っていたコーディネイター優生思想や前大戦の引き金である血のバレンタインの悲劇に直撃した年齢だが、ナチュラルに対する偏見や敵対心もない。
コーディネイターでも珍しく眼鏡をかけているが、実は生まれつきの盲目。本来、コーディネイターの視力が悪いということはないのだが、彼女は生まれつき目が見えなかった。コーディネイターとしての世代は明言されていないが、『生まれつき目が見えなかった、遺伝子操作技術も完璧ではないという一例である』と言う解説から第一世代コーディネイターと推定される。
「遺伝子操作技術は完璧ではない」というイライジャ・キールの例と同様に、心優しい性格に反してコーディネイターの闇の部分でもある。
劇中の活躍
『DESTINY ASTRAY』
セカンドステージシリーズ開発にて初登場し、ザフトの最新鋭機・ガイアのテストパイロットを担当、インパルスのシン・アスカ、カオスのコートニー・ヒエロニムス、アビスのマーレ・ストロードの4人チームで運用テストを行っている。テスト後に正式パイロットとなったのはシンとマーレの2人のみで、コートニーと共に正式パイロットには選ばれなかった。
セカンドステージシリーズが報道機関へお披露目された際に、ナチュラルのジェス・リブルの取材に興味を持ちセカンドステージシリーズに関して親しげに会話している。
アーモリーワン襲撃事件の後に、連合のスパイ疑惑を掛けられたプラントのジャーナリストであるベルナデット・ルルーと密入国者で捕縛された『切り裂きエド』ことエドワード・ハレルソンを乗せた護送シャトルを護衛する任務に就いており、連合側として引き継ぎに来たナチュラルのモーガン・シュバリエにも友好的な態度に接していた。
引き継ぎが終わる際に、ベルナデットとエドワードを攫いにきたイルド・ジョラールのプロトセイバーから襲撃されてしまう。イルドへ戦闘行為の停止を呼びかけるものの、逆に護送シャトルへ仕掛けられた爆発物のことを指摘されて動揺、プラントに対する信頼が揺らぐことになる。当の爆発物はプロトセイバーがバチルスウィルスを送信して無力化されたものの、目撃者の始末と言う理由でモーガンと共闘してプロトセイバーに抗戦。プロトタイプとは言えセカンドステージシリーズの性能に圧倒されていくが、ジャンク屋組合に属するジャン・キャリーが戦闘に介入、イルドを退けたことで事なきを得て、アメノミハシラで保護される事になる。戦後までの動向は不明だが、プラントへ戻っている。
『ASTRAY 天空の皇女』
フェアネスが公開した設計図から開発されたザフト版ロードアストレイであるロードアストレイZ(ズィー)のテストパイロットに選ばれている。
護送シャトルへの爆発物の一件でプラントに対する考えに変化が起きたのか、以前とは打って変わって任務中は感情を抑えて冷徹に振る舞っている。しかし、戦闘に発展しなかった際には安堵したり、最終話では傭兵のダンテとエルザたちに世話を焼くなど持ち前の人懐っこさは健在であった。
余談
- 彼女自身のガイアの改造プランの想像図として、ガイアの外装を取り付けた姿がある。
- 武装の中にガンダムヘビーアームズ(EW版)のダブルガトリングガンまで載っている。
- 再登場にあたり、千葉智宏氏は名前を忘れていたという……。
- ナチュラル憎悪の同僚マーレ・ストロードとは真逆に位置する。
- ちなみに、同僚のコートニーもナチュラルに対して友好的な方なのだが、彼は彼で技術屋としての血が騒ぐのか会話の方向性に難があり(特に、ザフト製MSの話になると熱くなる)、ジャーナリストたちとマーレたちの間に挟まる緩衝材のような扱いであった。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女 ザフト
関連する人物
- ステラ・ルーシェ︰ガイアを奪ったエクステンデッドの少女。
- コートニー・ヒエロニムス、マーレ・ストロード︰それぞれがカオス、アビスのテストパイロット。
- 彼らはデスティニーインパルスを受領して前線に出撃したが、リーカのみは戦後までアメノミハシラに保護されていたからなのか、デスティニーインパルスに乗る機会は無かった。