概要
ルナマリア・ホークのファンからの通称のひとつ。
劇中で射撃を外して敵を取り逃がす場面が多かったことから、そのあだ名が定着してしまった。
このため、(『DESTINY』当時の)彼女に射撃で狙われるのは生存フラグ扱いされてしまうこともあった。
『DESTINY』中盤で起きたオーブ攻防戦においても、ジブリールの乗るシャトルを落せなかったために(射撃時の)うっかりっぷりをネタにされたが、
漫画版などではキラ・シンも(ルナマリアと同じように)射撃を外している姿が描かれた事でフォローされた。
ルナマリアの名誉の為に言っておくと、作中で味方を誤射してしまったことは一度もない。
あくまで“当たらない”だけである。
「あたし、射撃苦手なのよね~」はルナマリアが戦闘中につぶやいていた台詞。
射撃が苦手にもかかわらず、砲撃主体のガナーザクウォーリアに乗っている理由は、かつてバスターガンダムを駆っていたディアッカ・エルスマンに憧れていたからだという裏設定があるため。
各種のハードで発売されたスパロボでも(精神コマンド「必中」の扱いという形で)、ルナマリアの誤射ぶりはネタにされている。
Zでは消費SPが30とかなり高め(大抵は15~20が多い)に設定され、Kでは最後に習得する精神コマンドが必中、さらにその一つ前に覚える精神コマンドが「愛」(必中が効果に含まれている)であるといった具合。
第2次Z破界篇でも消費30だが、再世篇では25となった。LやUXでは普通だが、そもそも必中を覚える時点でネタ扱いという気もする。ちなみに「集中」はKでしか覚えない。
ガンダムVSシリーズでは、連合VSZ.A.F.TシリーズでCPU僚機として登場するルナマリアは誤射が多く、特に「狙いは完璧よ!」の台詞と共にチャージショットを誤射してくる姿はよくネタにされている。その一方でガンダムvsガンダム及びNEXTでのアシスト時は本編とは打って変わってかなりの命中精度を見せるようになったため、「実はパイロットが違うんじゃないか?」という、ルナマリアにとってはあんまりな説が囁かれたことも。
EXVSシリーズにおける(ガナー装備の)ザクウォーリアの覚醒技/エクストリームバーストでシンの乗るインパルスを突撃させるのだが、この時のインパルスを誤射で破壊してしまったときに専用セリフがある。
また、EXVSではステージ6-Bで敵としてCPUが操るガナー装備のザクウォーリアがレグナントに向けて誤射をする姿がよく見られた。
しかし、続編の『SEEDFREEDOM』では腕を上げており、飛行中の核ミサイルを迎撃する(ビームライフルで誘導装置及びニュートロンジャマーキャンセラー(※)が存在するミサイル先端のみを狙い撃つ)という神業を披露している。
苦手だった射撃を克服したためか、後に乗り換えたインパルスガンダムSpecⅡでも積極的にブラストシルエットを使用するようになり、多くの敵にビームやレールガンを命中させて撃墜するという多大な戦果も上げた。
(※)SEED世界では地球の至る所にニュートロンジャマーが存在し、核兵器及び原子力発電などが使用出来ない状態となっている。その為核兵器には使用可能にするニュートロンジャマーキャンセラーの搭載が必須であり、逆にここさえ破壊出来れば、核兵器を不発に終わらせることが出来る。
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機動戦士ガンダムSEEDDESTINY ルナマリア・ホーク ザクウォーリア
当たらなければどうということはない-むしろ当たらなすぎである。