概要
核弾頭を搭載したミサイルのこと。冷戦時にはナチスドイツのV2ミサイルから発展した大陸間弾道ミサイルをアメリカとソ連が開発し、今なお「抑止力」として配備されている。
SFや漫画では最強兵器として登場することが多いが、「なんだと!? 核が効かない!!?」という扱いも結構多い。また、作品の時代設定が現代にもかかわらず、破壊規模の描写が第二次大戦レベルの核兵器(21世紀現在の核兵器に比べると数百分の一の威力しかない)で止まっている事が非常に多い。これは日本の漫画・アニメはもちろんハリウッド映画でも同様である。
一方、半熟英雄4ではまさかのラスボスとして登場。普通に戦闘力が高い(攻撃は地球連邦軍が担当)うえ、マップ上でカトリ・デ・オマールと衝突したり戦闘中にブチギレさせると問答無用でゲームオーバーとなる。
その例
- 『鉄腕アトム』(1963年):「アトム対ガロン」において魔神ガロンに向け水爆ミサイルを発射するも、レーザーで臨界より早く蒸発させられる
- 『地上最強の男竜』(1977年):全世界全ての核が主人公めがけ放たれるが傷一つ付かず
- 『機動戦士ガンダム』(1979年):地球連邦軍に向けてジオン軍のマ・クベが水爆弾頭ミサイルを発射。アムロ・レイの駆るガンダムが弾頭を切り落し事なきを得る
- 『聖戦士ダンバイン』(1983年):地上へ現れたオーラマシンに連合軍が核ミサイルを雨のように撃ち込むも、オーラバリアを破る事ができず通用しなかった
- 『ウルトラマンG』(1992年):シラリーに向けて無数に発射されるも全て吸収され余計強化、それどころか全身が臨界寸前となり生きた原子炉となってしまう
- 『インデペンデンス・デイ』(1996年):恐らく世間で一番知られた「核が効かないだと!?」の描写。エイリアンのUFOに向けて核ミサイルを発射したが、見えないシールドに防がれて無傷だった
- 『フィフス・エレメント』(1997年):地球に迫る惑星生命体「シャドウ」に向かって無数に発射されるも通用するわけもなく、逆に餌にされてしまう