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CV.塩沢兼人(テレビ版・劇場版) / 田中正彦(特別版) / 加瀬康之(サンライズ英雄譚R) / 山崎たくみ(THE ORIGIN)

機動戦士ガンダム』の登場人物の中でテレビ版、劇場版、ジ・オリジンとで劇中の活躍が大きく異なっている人物でもある。

人物像

キシリア・ザビ配下のジオン公国突撃機動軍大佐。
独特の癖のある髪型、やや黄色みがかった肌色、宋の時代の骨董品を持つことから、黄色人種で、名前のマ(馬、など)から中国系の人種をイメージしたものと思われる。
ジオン軍の地球侵攻作戦において、第1次効果作戦で獲得した資源採掘地帯「オデッサ」の基地司令となり、資源採掘・輸送、基地防衛などを統轄していた。
地球からジオン本国に送った十分な鉱物資源を根拠として、「ジオンはあと10年は戦える」と豪語するも、この後のオデッサ作戦によって地球連邦軍に採掘地帯を奪い返されたことで、わずか2か月足らずでジオンは敗北したエピソードで知られる(ただし一年戦争後のジオン残党軍の中には10年どころか30年以上も息を潜めて暗躍していたものもある)。

官僚的で政治的な駆け引きには長けるものの、計算高い性格の上に情が薄く冷酷、任務達成のためなら手段を選ばない狡猾な印象が強い。ただしその策はしばしば詰めが甘く、失敗した際の備えもおろそかであるなど、自信過剰なところもあった。

ランバ・ラル隊へ送るように取り付けた補給を政治的な理由で打ち切ったり、黒い三連星のマッシュが戦死した際に戦列を離れて弔いを行ったガイアを批判したり、ソロモンから脱出して来た兵士達を見捨てようとするなど「前線に立つ兵士たちの気持ちが分かっていない」と批判を受ける事もあった。
総じて軍事指揮官というよりは政治家向きの人物であったと言える。

その一方で骨董マニアとしての一面も見られ、任務の傍らで骨董品蒐集に努めており、特に北宋期と推定される白磁の壺は彼に寵愛され執務室に多数並べられた。

劇中での活躍

TV版

マ・クベは持ち前の知略を活かした策謀を巡らせホワイトベース隊を幾度と無く苦しめた。
自らの手を汚さない人間に思われるが、自身の立場に影響が出る場面ではやる気を見せる。普段の冷めた印象とは異なり、意気揚々とアッザムギャンに乗りガンダムと直接対峙する場面も見られた。
採掘基地にガンダムが現れた時は、来訪時中のキシリアと共に新兵器であるアッザムに乗り、ガンダムと直接対峙した。
その後はオデッサ作戦で総指揮を執り、レビル率いる地球連邦軍と大規模な戦闘を行うも、背水の陣で攻め立てて来る連邦軍に苦戦。内通していた連邦のNo2であるエルラン中将が捕まり、主力の兵である黒い三連星が撃破されたことによりオデッサ奪還が濃厚となる。最終的には南極条約違反覚悟で水素爆弾を用意するが、ガンダムによって阻止されたため宇宙に逃れることとなった(尚、この水素爆弾の入手元は不明だが小説版『コロニーの落ちた地で』でその愚行を聞いたウォルター・カーティスが「21世紀最初期に各国で大量破壊兵器の管理が杜撰になった為にいくつかの兵器が行方不明となりマ・クベが制圧区域の何処かでその水素爆弾を発見した」と推測している)。
その後は、汚名返上の為にテキサスコロニーでガンダムと対峙。
その知略を活かした巧妙なる戦術・兵法を駆使してアムロのガンダムを翻弄する。ライフルの弾切れの誘発、シールドの破壊、そしてコロニー内部に誘い込むなど自身の有利な状況に持ち込んで一騎打ちを演じるものの、力及ばず戦死した。
死に際に、副官のウラガンに「あれはいいものだ」と自分が収集した壷をキシリアの下へ届けるよう懇願していたが、後に彼も戦艦ごと撃墜されてしまった。

映画版

「哀戦士」の冒頭はマの壺を弾くシーンから始まる。オデッサ作戦までの展開はTV版と同様だが、アッザムで戦うシーンはカットされている。
「めぐりあい宇宙」でもギャンで戦うシーンはカットされている。ソロモン戦の終盤ゼナとミネバを収容するシ-ンでのみ台詞があるものの、戦死はしていない模様。

なお、エンディングテロップには「マ」と表記されていたが、本編では一貫してフルネームで呼ばれている。

「ジ・オリジン」版

安彦良和による漫画「機動戦士ガンダムTHEORIGIN」では、地球文化への造詣が深いことからジオン一の地球通とされている。

ジオニズムの理想など白磁の名品1つにも値しない』とする、高い美意識の持ち主として描かれ、その地球文化に精通した知識はジオンの一介の博物館館長など遥かに凌駕するものとなっている。

ルウム戦役後の南極条約を締結する際のジオン側代表にもなっており、その後に地球侵攻軍の総司令官となっている事からマの階級も中将となっている。
地球文化を得る為に地球連邦との戦争継続を望んでおり、同じ考えのキシリアにルウム戦役後の地球連邦との和平交渉破談をもちかけられるが、その行為が彼の独断とされ、ジオン側から蜥蜴の尻尾切りにあう事を憂慮した為に、キシリアは保証として父デギン・ザビ公王のお気に入りである弟ガルマを彼の指揮下に組み込んでいる。

オデッサ作戦において、暗礁に乗った戦局打開のために核兵器を使用したのはTV版同様だが、それはオデッサで敗北した場合には「地球の主要都市に大陸弾道弾を撃ち込み灰燼にせよ」というギレン・ザビ総帥の命令を執行しない為の措置であり、核兵器がガンダムに阻止され、戦局も敗北が濃厚になった後は独断で地球文化を守るためその命令を握り潰し、部下達の撤退の時間を稼ぐ為に自ら殿としてギャンを駆りグフからなるMS部隊を率いて地球連邦軍のMS部隊と戦闘を行った。

「量産はさせるな。マ・クベの名はギャンと共に記憶されるべきだ!!」

敗北後は「ジオンきっての地球通である私もこの星には受け入れられなかったか」と自嘲の言葉を呟きながらギャンの自爆装置を起動させ海に歩を進め、連邦艦隊を道連れに自爆する形で最期を迎えた。彼の最期の言葉はTV版同様に「(キシリアに送った壷は)あれはいいものだ」であったが、卑怯卑屈が目につくTV版とはまったく異なる、鮮烈な印象を読者に残した。

「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」

第1回、ア・バオア・クー戦の最終盤でキシリアも死んだ後に登場しているので映画版準拠とされる。

ミネバとゼナを連れ脱出しようとする中、そこへシャアがやってきて、グワジンに2人を乗せることに反対するとそれに賛同し、自らもギャンに搭乗し2人の護衛に回る。が、結局連邦軍の艦砲射撃に巻き込まれ戦死する。

特にシャアと確執するシーンは見られない。

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

ORIGIN同様将官らしくゴップからは「将軍」と呼ばれている。
連邦軍からの攻撃を防ぐため地球の幾つもの主要都市への遠距離核攻撃を打診する。
最も彼自身も上層部からの命令で本意でなかったらしく作戦が失敗に終わったことを皮肉交じりに安堵していた。

人間関係(TVアニメ版準拠)

キシリア・ザビ

直属の上官。酷薄で他人を余り信用しないマが、唯一心の底から信頼し尊敬する相手。
普段は冷酷な雰囲気を纏い感情を表に出さない彼も、キシリアの前では得意気になってみせるなど、感情を露にしてしまうこともある。
一方のキシリアも勝利のためには手段を選ばない彼の手法を気に入って信頼(あくまで部下としてであるが…)しており、腹心として重用している。

ウラガン

腹心の部下にして副官。マが信頼を置く数少ない人物の一人。
彼の性格とやり方をよく理解しており、手際良く補佐を務めている。
しかし、骨董品の収集趣味については今一つ理解が及んでいない模様。
前述のようにマは最後に壺をキシリアに届けてくれ、と言い残すがこの声はウラガンに届かず、ウラガン自身も直後の戦闘で乗っていた艦が撃沈で戦死した模様なので、結局はキシリアには壺は届いてないと思われる。
「ジ・オリジン」版では一年戦争後も生き残り、彼の仇討にアムロをつけ狙うが・・・

シャア・アズナブル

同僚。マにとって最もいけ好かない相手であり、ライバル視している。
突撃機動軍に所属となったシャアはキシリアに重用され、それまで彼が付いていたポジションを半ば奪う形となり、それが確執の原因となる。
しかし、ライバル視はマの一方的なものであり、当のシャア本人にとって彼の存在は『一同僚』程度の認識でしかなく、眼中にはなかった。

ランバ・ラル黒い三連星

地球攻撃軍指揮官だった当時、ホワイトベース隊追討の任に付く彼らを送り出している。
戦争を『手段』として捉えていたマは、彼らのような戦いに生きる武人肌の軍人を嫌っており、その在り方や行動に嫌悪感を露にしている。
特にラルに対しては、キシリアと仲が悪いドズルお気に入りの部下ということもあり、ほとんど作戦妨害に等しい嫌がらせを行なって敗死の遠因を作っている。

関連項目

機動戦士ガンダム
キシリア・ザビ ウラガン
ギャン あれはいいものだ 塩沢兼人
サザキ・ススムガンダムビルドファイターズの登場人物。物語上の関係はないが彼を踏襲した演出が多い。

パウル・フォン・オーベルシュタイン銀河英雄伝説の登場人物。旧アニメ版では塩沢兼人氏が演じている。目的のためなら手断を選ばない冷酷非情なところまでは共通するが、策略を成功させるなら自らの命をなげうつことも厭わない点が、マのはるか上を行っている。

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