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間久部緑郎

まくべろくろう

手塚漫画のキャラクター、ロック・ホームの別名
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間久部緑郎 アダ名はロック
宇宙人のように あたまがよく
ネコのように しゅうねんぶかく
ヘビのように ざんにんな心のもちぬしです
━━『バンパイヤ』

ロック・ホームの別名

初出

この名称での初出は「バンパイヤ」。
この作品における事実上の主人公というべき存在で、
現在でいうアンチヒーローの先がけともいうべきキャラクター。
ロックというキャラクターはスターシステムによって多くの手塚作品に登場しているが、特にこの作品以降ニヒルだったり屈折した感情を持っている役柄が確立していく。

非常に狡猾冷酷。自らの目的のためにあらゆるものを利用し、人間をその手にかける時も全く躊躇しない。巧みな変装術と明晰な頭脳により様々な悪事に手を染める様はまさに悪党であるが、幼少期からのただひとりの親友である西郷風介にだけは手をかけることを躊躇い、やむなく西郷を殺害するに至った時はその遺体にすがって号泣するなど、人としての情は持ち合わせており、サイコパスでは決してない。

劇中では獣に変身する能力を持つ「バンパイヤ」の少年トッペイを利用し、孤児であった自分を拾って育ててくれた大西家の令嬢、大西ミカを誘拐させ多額の身代金を得る。
そしてひそかにミカを殺害。更に養父母である大西夫妻をも事故に見せかけて殺害し大西家の屋敷も財産も自分のものにしてしまう。
大西家の屋敷をアジトとしてバンパイヤ達に提供、彼らによる人間の文明を破壊する計画「バンパイヤ革命」に協力をしつつその計画を利用して自分が世界の支配者になろうと画策した。
飲むと爆死してしまう超小型の爆弾「丸薬爆弾」をある研究者に作らせたうえでその研究者を真っ先に爆殺している。この「丸薬爆弾」が「バンパイヤ革命」において有力な政治家や学者らを爆死させて社会的混乱を起こす役割を果たしてしまう。
三人の老婆の予言で「人間にも獣にも倒されることはない」と言われており、恐れるものは何もなかったが間久部の支配を脱したトッペイの活躍、ヒゲオヤジこと私立探偵伴俊作の活躍によってその計画を阻まれ、最終的には「人間でも獣でもない」幽霊幻覚に襲われ海へと没した。

演:佐藤博(テレビドラマ版)

第二部

海へ没して消息不明となっていたロックだが、冷静さを取り戻して無事に回復している。
バンパイヤ族とは逆に「人間に変身できる動物」である「ウェコ」の存在を知り、今度はそれを利用してやろうと画策。
ウェコに対して虐待めいたスパルタ教育で人間の所作を叩き込む。
しかし皮肉にもウェコの変身能力に自分が騙され、不意打ちによる逆襲を受けてしまった。
※第二部は雑誌の休刊によって打ち切りエンドになってしまったため、大きな活躍は無かった。

ブラック・ジャックにおける間久部

第28話「」に登場(後にこのエピソードは差別描写により封印指定され、第216話「刻印」でリメイクされた)。以下は「刻印」の設定。

間くんと間久部くん


幼少期の間黒男と同級生で、クラス一のうそつきでわがままだった間久部はクラスメイトからのけものにされていたが、勉強だけは黒男並みに出来ていたので、彼とは親友だった。
後にアメリカに留学した間久部は悪の道に走り、ギャンググループを結成した挙句に暗黒街の皇太子とまで畏れられ、殺人強盗詐欺麻薬売春立小便まであらゆる犯罪を繰り返していた。ICPOに追われる身となった間久部は手術を繰り返して全身整形を施し、瞳の色まで変えたがその影響でほとんど目が見えなくなっていた(そのためか常にサングラスをつけている)。いったん帰国し、BJに部下と指を挿げ替えて指紋を作り直すよう依頼。手術成功後は用済みになった部下を家ごと焼き払って抹殺した(間久部の指紋を持っているため)。
その後、報酬をBJに渡すが鞄の中には爆弾が仕掛けられていた。重傷を負ったBJだが一命を取り留め、その後、間久部は警察に逮捕された。しかし「間久部緑郎」という証拠がないため平然とすっとぼけていた。しかしBJは指紋を取り換えた手術をした際に間久部の骨に自身の名前を彫った「刻印」を残しており、BJの証言がキメ手となって間久部は逮捕された。
死刑が確定した後、牢屋越しにBJと再会。爆弾で殺そうとしたのは間久部の指図だったのかと問われるが、「それは部下の独断だ。キミだけにはウソはつかない」とサングラスを外して答えた。
前述の「指」では意図的にBJを罠にかけて殺そうとしていた。




ちなみにロックは手塚作品ではレギュラー扱いのため、第1話からバカ息子役で登場するほか、桑田このみ旦那とかイケメン海洋学者とかTVアニメ劇場版のゲストとか様々な役で頻繁に「BJ」に出ている。

最後の出演

この名前での最後の主演作は「ブッキラによろしく!」であるが、間久部名義では珍しくヘッポコな芸能ルポライターというコミカルな役回りであり(一応恐喝などのダークな行動も見られるがもっと悪いやつに簡単に逆転されてしまう)、トレードマークのサングラスも他作品より色の薄いものをかけており表情が読みやすいなどむしろ初期のロック・ホーム時代を彷彿とさせるのは感慨深い。

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