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概要編集

 手塚治虫漫画の名物キャラ・ヒゲオヤジ本名

 『ロストワールド』『メトロポリス』『フライング・ベン』などでは私立探偵として登場するほか、『鉄腕アトム』などに登場した際にもこの名が本名として表記されていた。


伴俊作(鉄腕アトム)編集

CV:矢島正明和田文雄(アニメ第1作)

  熊倉一雄(アニメ第2作)

  富田耕生(AB版、『ブラック・ジャック』でも同様)


 主人公であるアトム担任先生

 非常に老けた外見なのを気にしており、「おじいちゃん」とバカにされた際には「おじいちゃんたァなんだ! ワシは42歳3ヵ月と七日だ!!」と憤慨している。

 生まれも育ちも神田というまさしく竹を割ったような性格の江戸っ子教師で、曲がった事と差別が大嫌い。ロボットであるアトムに対しても差別しないが、あまりに差別し無さすぎなので、人間感覚でコミュニケーションを取って失敗することもある。愛読書は国木田独歩の『武蔵野』。

 格闘技達人であり、アトムと悪い奴等が戦う際には率先して最前線に出まくり、バッタバッタと敵をなぎ倒す。「ブラックルックス」では悪人をバスを貫通させるほどの勢いで投げ飛ばしていた上に別の回では(ロボット専門とは言え)殺し屋を素手で一方的に倒している。本当に人間なのだろうか…。

アトムが明確に人を傷つけられないが故に悪人と戦う人間側の主人公と言えるだろう。

そんな彼でも罠だらけの兵器工場に向かった際では生徒達が助けに来なかったらアトムやお茶の水博士共々危うくやられていた。


 アニメ『ASTROBOY』では担任が庭野ミドリ先生になっているので登場しない…かと思われたが、お茶の水博士の助手・如月夕子の叔父として登場。

 こちらでは初期手塚作品同様に私立探偵である。原作とは違い新しいもの嫌いのガンコオヤジだが、アトムやウランのように優しい心を持つロボットとは屈託なく友達になれる、意外とリベラルな人物。


 前日譚である『アトム・ザ・ビギニング』では少年時代の俊作が登場するのだが、時の流れというものがいかに残酷かよくわかるキャラデザになっている。声優河西健吾が担当。

流石にこの時点では殺し屋を素手で倒せるような能力はまだ持ってない模様(それでも十分強いだろうが)。


 『PLUTO』でもほぼそのままの役割でアトムの担任として登場した。


関連項目編集

手塚スターシステム

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