人物
明治時代の小説家、ジャーナリスト、編集者(1871年~1908年)。現在の千葉県銚子市に生まれ、広島、山口などで育つ。
徳富蘇峰の経営する国民新聞の記者から文筆家として名をなしたほか、日露戦争時には雑誌編集者としても手腕を発揮した。
後世への影響
現在は随筆『武蔵野』(発刊当時の作品名は『今の武蔵野』)の一作で記憶されている作家と言ってよい。なぜ元々のタイトルが「今の武蔵野」なのかというと、それまで「武蔵野」のイメージは「すすき野に上る秋の月」という古い時代のものだったからである。国木田は本作で雑木林(今の言葉で言えば里山)の美と郊外農村の美を描き、武蔵野像を塗り替えた。
創作での国木田独歩
国木田独歩を題材にした人物、またはモチーフにしたキャラクターが登場する作品。
『文豪ストレイドッグス』の登場人物については→国木田独歩(文豪ストレイドッグス)へ。
『文豪とアルケミスト』の登場人物については→国木田独歩(文豪とアルケミスト)へ。
『ラヴヘブン』の登場人物については→国木田独歩(ラヴヘブン)へ。
(マイナス検索をすれば目当てのイラストが発見出来るとは限らないが、絞り込みは可能となる)