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封印作品

ふういんさくひん

予期せぬ問題により公開が差し止められた作品、または公開後に差し止められたり再放送・単行本化などができなくなった作品のこと。
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注意点

本記事では基本的に、世間一般に向けて公開されていたが公開中止となった作品、中止後に再公開や再録・再販などが難しくなった作品について取り扱う。
不人気」「内容が古いので現代にはそぐわない」「原稿並びに出版物の散逸」「災害などによる原本の破損・消失」などの理由で再放送・単行本化などが困難とされる作品は、基本的には封印作品に当てはまらない
ただし「資料散逸」ならびに「原本の消失」などのケースでは作品を一から作り直す必要があるため、作品の空気感やキャラクターが大幅に変わる結果になり易く、炎上のタネにもなりかねない。このため、正しく著作権継承が行われている場合であっても著作権者が封印を決定するケースもある。

封印作品となる理由

おおむね以下に大別できる。

  • クレームが来た
    • 差別を助長する恐れがある、犯罪・反社会的行為を推奨するような表現など、内容に問題があることが公に指摘されたケース。実在人物や時事にまつわる風刺パロディ、特定の民族や国家を取り扱うような作品は槍玉に上げられることが多い。→不謹慎
  • 盗作が発覚した
    • 作品の改変や、ほとんど剽窃に近い極端なパロディなどが問題となることもある。
  • 権利問題
    • 制作会社の倒産など、様々な理由で著作権の管理が困難となり、作品利用の許可を得るための窓口が無くなってしまう。
    • 継承者がなければ著作権は消滅するが、存命の個人や現存の法人の権利も絡むため、扱いが厄介になる。
    • タレントの場合、肖像権を重視して過去の作品のソフト化などが制限、もしくは封印されていることもある。
  • 関係者が不祥事を起こした
    • 刑事事件に発展した場合、解禁はまず不可能となる。ただし不祥事の程度によっては、しばらく経ってから封印が解かれる場合も多い。
  • 大規模な災害テロ、事件の被害者などに配慮した
    • クレームとは別に、問題になる前に自主的に規制した場合。これもしばらく経ってから封印が解かれる場合が多い。
  • 公開当時は問題とされていなかった内容が、時代の流れにより問題視されるようになった
    • 時代が進むにつれて価値観が変わり、様々な表現への風当たりが強くなった。例えば現在では未成年飲酒未成年喫煙などを描写するのも難しくなっており、リメイク版などで修正されることがある一方で、過去作の封印まではされない場合が多い。
    • しかし、現代の価値観にそぐわない描写を含むことを理由に過去作を封印、あるいはそれに近い措置を施すべきと考える向きも皆無ではなく、表現の自由について考える上で重要な課題となっている。
  • 作者が「駄作」と判断した
    • 「不人気」とは違い、あくまでも作者が自主的に封印すべきと判断した場合。「内容がつまらなかった」、「作風がいつもと違いすぎる」などがある。
  • 内容に矛盾が発覚した
    • 設定矛盾、キャラ崩壊など。「駄作扱い」での封印とは異なり、作者の自主的な封印というわけではない。通常は単行本化の際などに修正して対処するが、後付けの手直しではどうにもならない場合、封印せざるを得ない。

大人の事情自主規制お蔵入りなどの項目も参照のこと。

主な封印作品(五十音順)

作品をリストアップする場合はできる限りピクシブ百科事典でリンク可能なキーワードで構成してください。
無事復刊された作品に関しては「復刊・解禁作品リスト」への移動をお願いします。
また、出演者もしくは制作者側のいずれかに不祥事が発生した場合、作品が封印されてしまうのはほぼ当然となりますので、「○○が××の事情で作品が公開できなくなった」などといった単なる定型句の羅列も厳に慎んでください。

作品の全てが封印された例

漫画

  • アクタージュact-age(原作:マツキタツヤ、作画:宇佐崎しろ
    • 週刊少年ジャンプ」2018年8号より連載開始。2020年8月、原作のマツキが強制わいせつの疑いで逮捕され、これを受けた編集部と作画の宇佐崎との話し合いの結果、同年36・37合併号をもって連載中止が決定。単行本も新刊の発売中止と既刊の無期限出荷停止および電子版の無期限配信停止が発表された。また2022年に舞台化が決まっており、主役オーディションが予定されていたがいずれも中止となった。
  • 異世界転生者殺し-チートスレイヤー-(原作:河本ほむら、作画:山口アキ
    • 月刊ドラゴンエイジ」2021年7月号に第1話が掲載されたが、他作品の主人公を無許可で模倣したキャラクターが多数登場し、また一部のキャラには元ネタとなる作品では考えられないような悪行を働かせたことが問題視され、編集部も「特定の作品を貶める意図があると認められるだけの行き過ぎた展開」と認識。掲載判断自体に問題があったとして、わずか1話で連載中止を発表した。
  • おしえて!ギャル子ちゃん鈴木健也
    • KADOKAWAが運営する電子コミックサイト「コミックウォーカー」にて2014年6月から発表されていた。テレビアニメ化された実績もあったものの、作者が児童ポルノドイツから輸入し関税法違反で逮捕されたため公開停止となった。
    • ただし、過去に刊行された単行本やアニメ版のソフトは時期が開いていたこともあり、特に回収などには至らなかった。
  • 風と踊れ!(原作:二橋進吾、作画:樹崎聖
    • 「週刊少年ジャンプ」1994年36・37合併号に掲載。実在の騎手である西竹一を題材とした漫画。長らく単行本化されないままだったが、最近になって作画担当の樹崎が「編集部の圧力で史実と違う政治的な内容の展開を強要された」ことに樹崎が怒っての封印化状態だったことを表明している(参照)。
  • 艦隊これくしょんの一部コミカライズ(原作:「艦これ」運営鎮守府)
    • 漫画・小説など複数のメディアで展開されている『艦これ』だが、2014年4月から11月にかけて、一部コミカライズの連載が突如終了・中止するという事件が発生した。
    • 2013年11月から「コンプティーク」で連載されていた『side:金剛』(SASAYUKi)は2014年4月号を最後に休載が続き、10月号で連載終了が発表。
    • 2014年3月から「コミックウォーカー」で連載されていた『ゆる艦 ~女提督プレイ日記~』(シナリオ:仁藤砂雨、作画:湧井想太)も2014年10月号までは普通に連載されていたにもかかわらず、11月号で突如連載終了が発表された。
    • そして2014年5月に「コミックウォーカー」での連載が予告されていた『ブラックオーダー』(田口央斗)に至っては1話も掲載されることなく8月に連載中止が発表された。
    • 『side:金剛』作者のSASAYUKiは連載終了に関して、詳細は語れないとした上で「問題の起因はKADOKAWA・コンプティーク編集部に所属する一個人に由来」「政治的なやり取りがあった」「企業内ではまずありえない事柄」と表明。
    • また『ゆる艦』シナリオ担当の仁藤は後に「謎の理由で打ち切られ、ネームのOK出たから描いた完成原稿を提出したのに1円も支払われなかった」と連載終了時の内情を暴露した。
  • キャンディ・キャンディ(原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこ
    • 原作の水木と作画のいがらしとの間の著作権がらみのトラブルによるもの。コミック復刊の予定はナシ、アニメ版も再放送困難。
    • アニメ版に関しては海外で作られた海賊版が出回っており、絶版・廃盤の作品は海賊版業者の絶好のカモとなる顕著な例として現在も語り草になっている。
  • クロスハンターカイマコト
  • ゲゲゲの鬼太郎(コミックボンボン版)(原作:水木しげる、作画:森野達弥、脚本協力:金田益実
    • アニメ第3期放送時にメディアミックスの一環で執筆された作品。美形ライバルである地獄童子や、リモコン下駄と霊毛ちゃんちゃんこに次ぐ鬼太郎の武器「霊類のヨロイ(兜になる祖先の頭蓋骨・見えない敵を見通すスコープが付いた剣・盾の三点セット)」が登場するなど、全体的に森野と金田の独自性が強く、森野が水木プロから独立した際に地獄童子に関する著作権が森野と金田に正式に移譲されたという事情もあって現在では半ば封印状態。連載終了後に発表された番外編「幽霊大戦争の巻」のみ電子書籍化された。
    • 水木は本作を嫌っていたらしく、京極夏彦によると原稿を入れた封筒に赤いペンで大きく「×」を付け、文字通り封印していたという(参照)。「水木しげる漫画大全集」への収録も見送られたが、同じく水木・森野・金田のトリオで制作された『悪魔くん(コミックボンボン版)』は「水木先生が関わった形跡がより多いので水木作品とみなすべき」という判断により無事「水木しげる漫画大全集」への収録が叶った。
  • LINEマンガ内レーベル「クロフネ×LINEマンガ」連載作品
    • 推しのアイドルはファンサが下手神崎まる):2021年8月から9月まで連載。『ゆびさきと恋々』『うるわしの宵の月』(共に「デザート」連載)からの絵柄パク模倣)・多数のトレパクが発覚し、連載中止・配信停止となった。作者はこの疑惑について全面的に認めており、個人で行なっていた自作イラストの商業利用についても返金対応するとしている。また、盗作被害に遭った側の作者両名と、両名が所属するマネジメント会社がそれぞれ騒動に関して声明を発表している。
    • 恋するヘタレはいつも不器用九重ヤエ):2021年2月から12月まで連載。『五十嵐くんと中原くん』とのセリフ回しやシチュエーション、コマ割りの構成などの類似が指摘され、編集部による聞き取りの結果、作者が「影響を受けた」と明言したことを受け、連載中止・配信停止・単行本の出版停止(事実上の絶版)となった。こちらはトレースなどは確認されておらず、明確に盗作と糾弾されたわけではないが、おそらく上述の『推しの~』の事例を重く見た編集部により厳しい対処がとられたと見られる。
  • 皇国の守護者(原作:佐藤大輔、作画:伊藤悠
    • ウルトラジャンプ」2004年7月号~2007年10月号まで連載。単行本最終巻が刊行されてから10年後の2017年に原作者が死去、翌年3月に著作権継承者の意向により漫画版の増版と電子書籍化は行わないことが発表された。
    • また、これとは別に、連載自体も諸般の事情で完結を待たずに終了となったという経緯がある。
  • 3年B組一八先生錦ソクラ
    • 一言で言うなら「坂本金八が他作品のキャラクターを麻雀で迎え撃つ」という、頭から足先まで全てパロディで構成された麻雀漫画。連載終了後しばらくWebサイトで閲覧できたが、パロディ元の出版社から正式な抗議を受けたらしく後に全話削除となった。当然単行本化の予定も無い。
  • 涼宮ハルヒの憂鬱(原作:谷川流、キャラクター原案:いとうのいぢ、作画:みずのまこと
    • 月刊少年エース」2004年5月号~同年12月号まで連載。全1巻で単行本が出されはしたが10月号~12月号掲載分が収録されていない。連載自体も非常に中途半端なエピソードで打ち切られている。当時は「KADOKAWA内部でのお家騒動によるとばっちりを喰らった」「みずのがハルヒの成人向け同人誌を出したことにより契約違反とされた」などの推測があった。現在も理由は明らかにされていないが、前者に近い「版権管理が“外様”のメディアワークス系から“本家”のKADOKAWA系に移管され、二次利用(スピンオフや、外部メディアへの資料提供)が全面的に仕切り直しになったため」という説が主流。エロ同人説については、正式にガセと判明している。
  • ストライクウィッチーズ 蒼空の乙女たち(原作:島田フミカネProjekt Kagonish、作画:かずみ善幸柴田宗司朗
    • 「コンプエース」Vol.3から連載された『ストライクウィッチーズ』初のコミカライズ……だったのだが、ベッドの中で「ギシギシ」という擬音と共に「あんあん」と喘ぐ少女に、喘がせたもうひとりの少女の指には「にちゃ」という音がする謎の液体が……という明らかにアウトなエロ描写が出版社から問題視され、わずか3話で連載中止となった。
    • この漫画自体はお蔵入りとなったが、この漫画に登場したキャラクターは幸いにもお蔵入りとはならず、その後別の『ストライクウィッチーズ』関連作品に出演を果たしている。
  • 本日わたしは炎上しました(どげざ)
    • 作者が過去にTwitterヘイトスピーチを多数書き込んでいたことが発覚し、さらに作者が自身に苦言を呈するメッセージを晒すなど挑発的な言動を繰り返したため打ち切りとなった。
  • ラジヲマンあさりよしとお
    • 原子力関連の事物をネタにしたブラック系ギャグ漫画。掲載誌休刊のため未完のまま連載終了となり、2011年3月に単行本化が予定されていたが、その直前に東日本大震災とそれに伴う原発事故が発生。内容が内容だけに無期延期となった。

アニメ作品

  • 愛の戦士レインボーマン
    • 同名の特撮番組のリメイクアニメ。あの原作をアニメにするには無理があるため、宇宙人と戦うロボットアニメとして放送された。絶版に至ったのは原作とアニメ版それぞれを制作した会社同士の著作権に対する見解の相違によるものとされ、本放送終了後の再放送や映像ソフト化は全て見送られている。
  • あんぱんまん
    • 現在も放送されている『それいけ!アンパンマン』の原作である童話『あんぱんまん』の映像化作品。
    • NHK版:1979年3月に、NHK総合テレビ「春休みこどものひろば おはなしえほん」の第2回として放送。以降1982年7月まで再放送され、その後NHKで連続テレビアニメ化が検討されるも『アニメ三銃士』に敗れた。そして日テレ版が開始されてからはその存在自体すっかり忘れ去られることになり、NHKアーカイブスにも保存されていない状態となってしまう。
    • 16ミリ版:アレンジの度合いが酷かったため作者が難色を示し、一部の図書館に置かれた程度となった。
  • On Your Mark
    • スタジオジブリ映画『耳をすませば』の同時上映作。7分弱の短編アニメだが、音楽ユニットCHAGE&ASKAの同名の楽曲のプロモーションビデオも兼ねている。2014年発売の『宮崎駿監督作品集』に収録される予定であったものの、その年の5月にASKAが覚醒剤取締法違反で逮捕されたため除外。本作のみを収録したディスクが別に作成され、作品集に同梱の購入証明と交換で配布という措置が2015年10月31日までの間行われた。
  • きょうふのキョーちゃん
    • フジテレビ系列のバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』内で放送されたアニメ。過激を通り越して凄惨かつ非常に露悪的な内容で、現在の地上波では深夜帯を含めてもとても放送できる代物ではない。このためか、『ごっつ』のメディア展開の際も本作に関しては今日まで除外されている。
  • 銀河戦国群雄伝ライ
    • 作者が自らのサイト内で「クソの様なアニメ。関係者全てに死刑宣告。」と出来を酷評、スタッフを非難した(参照)。VHS発売後は再放送が見送られ、事実上の封印作品扱いとなる。
  • ジョジョの奇妙な冒険(OVA)、ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(映画)
    • OVA第3部から一部エピソードを抜粋してアニメ化したもの。1993年から1994年にかけて6話、2000年から2002年にかけて7話が制作・発売された。2008年頃、作中でDIOが読んでいる本の文章にイスラム教の聖典コーランの一部が使われていたことが問題視され、映像ソフトの出荷が停止となる(参照)。ただし、かなり多く出回っているため容易に視聴可能。
    • 映画:2007年2月17日公開。制作会社は上記のOVAと同じA.P.P.P.だがスタッフは一部を除いて異なる。映画公開後一切のソフト化がなされず、上記OVA版での問題の影響によるものと推測されるが、それ以前に作品の出来があまり良くなかったためファンからも黒歴史扱いされており、ソフト化しても売れたかどうかはかなり疑問が残る。
  • 東京BABYLON2021
    • CLAMPの長編漫画を原作としたテレビアニメ化企画。2021年4月からの放送を予定していたが、アニメ制作を担当したGoHandsによる衣装デザインが既存のものの盗用であることが発覚。さらに多数の模倣盗用があったことも判明したため、信頼関係の欠如によってGoHandsとの制作続行は不可能と判断され1話も放送されることなく中止に。
  • 南部の唄
    • 1951年10月19日公開のディズニー映画。全米黒人地位向上協会の抗議により、アメリカでは1986年以降にディズニー側が自主規制した。このため日本でもVHS・LDは発売されたが、以降はリリースされず廃盤となり、Disney+でのネット配信も行われていない(ネット配信については、公式側が配信予定が無いことを公に認めている)。
    • 各国にあるディズニーランドのアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」はこの作品を元にしていたのだが、2020年にミネアポリス反人種差別デモの発生の余波で題材変更を求める署名が発生し、同年6月25日にディズニー側が東京ディズニーランドを除き他作品メインの内容へ改装することが発表された(東京ディズニーランドについては現在検討中とのこと)。
  • 日テレ版ドラえもん
    • 原作者の藤子・F・不二雄小学館からも黒歴史認定。出来があまりにも悪かったから作者がブチ切れて封印した……という説が主流だったが、実際は「制作サイドの都合で勝手にアニメを終わらせた」という不義理が最大の理由とされる。また、制作会社社長が雲隠れし、その後制作会社が清算・解散した混乱も起きたことによって作品の半分のマスターが現存しない。
  • HUNTER×HUNTER(フジテレビ版)
    • 日本テレビ版の制作・放送後、OVA含めVHS・DVDが廃盤(※レンタルは店舗によっては2022年現在も行われている)となる。詳細は不明だが、制作会社・放送局が変わったことでそちらに権利が移行したためと見られ、同様のケースに初代遊戯王などがある。
    • 視聴者からの人気は現在でも高く、2017年の『NHKニッポンアニメ100』では視聴者投稿で総合84位、女性43位という成績を残した(日本テレビ版は381位)。
  • ピグマリオ
    • 作者がアニメの出来が芳しくなかったこと、原作のラストまでアニメ化を約束していたのが途中で打ち切りを持ちかけられたことなどに苦言を呈し、ソフト化が断念された。以降、和田慎二作品はアニメ化の企画自体持ち上がらなくなったという。
  • MACHINE TO HEART~マシンとハート~
    • 2021年4月からテレビ埼玉の番組『トピックマガジン』内のコーナーとして放送予定だったアニメ。2020年末から声優オーディションが行われていたが、これの合格者の知人が「制作会社が出演者にノルマとして約20万円分のDVDを買い取らせようとしている」と告発。公式サイトで放送中止と制作会社との取引停止が発表された。
    • 制作会社はDVDの売り上げを製作費に充てようとしていたとしている。また、製作委員会は本件に一切関与していないとしており、テレ玉の編成部は当初放送予定であることすら把握していなかった(騒動になってから代理店に問い合わせた)という。
  • 水色時代
    • 厳密には完全封印ではない。メインキャストとして当時ジャニーズ事務所所属であった秋山純が参加しており、上述の通り所属タレントの肖像権の取り扱いが厳しいこともあってか放送時点でVHSは発売されず、再放送は地上波・BS・CSいずれでも行われていない。
    • 2002年にDVD-BOXが発売されているものの、再販は行われず入手困難となっている。2008年に秋山が事務所を退社・芸能界引退した影響もあってか、DVD-BOX以降の商品展開は行われていない。
  • ムーミン(東京ムービー&虫プロ版)
    • 内容が話を膨らませる過程で「日本的」になりすぎたため、「出発点、即ち、ムーミン谷、ムーミン的考え方すべてが違って表現されている」と原作者のトーベ・ヤンソンからクレームが付き、その意向を汲んだ著作権継承者の意向で封印。
    • 後に放送された『楽しいムーミン一家』は原作者も制作に加わっており、封印されていない。
  • モンタナ・ジョーンズ
    • 放送後にVHSは発売されたものの、後に廃盤。その後のソフト化はされていない上、NHKアーカイブスやNHKオンデマンドによる一般公開も行われておらず、一般人が視聴することは非常に困難となっている。詳細は不明だが、制作が日本とイタリア韓国の共同であることから権利問題が複雑であることが理由とする説が主流。
    • なお、2004年に『冒険航空会社モンタナ』と改題して再放送されており、こちらの紹介ページは現存している。ただし、こちらでもソフト化は行われなかった。

実写

  • 海猿(フジテレビ制作版)
    • 2004年にフジテレビ主導で映画化。その後続編も多数制作されヒット作となるが、2012年に作者・佐藤秀峰がフジテレビ側から関連書籍の無断発行やアポイントメントを取らない突撃取材をされたことで関係が悪化し、フジテレビとの新規取引停止および同作の続編制作を許可しないことを発表。2017年、佐藤が自身のTwitterで「同年10月末で本作実写版の全ての契約が終了し、今後テレビやインターネットで放送・配信されることは永久に無い」と宣言した。
  • ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団ハヌマーンと5人の仮面ライダー
    • 『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』は円谷プロダクションチャイヨー・プロダクションの共同で制作されたものだったが、継続的なキャラクターの使用や新作制作などの権利についてチャイヨーと円谷の認識・主張が食い違っており、21世紀に入ってから裁判となる。その後ソフトは絶版、円谷の公式の時系列からも抹消された。『ハヌマーンと5人の仮面ライダー』はそもそも現著作者の許可無しで制作されたもの。
  • 終らない夏
    • 紡木たくの漫画『ホットロード』からの盗作が報じられ、制作側が正式に謝罪することに。テレビ放送は最終話まで許可されたが、代わりに再放送やソフト化は一切禁止となり、マスターテープも処分された。
  • 仮面ノリダー
  • 銀狼怪奇ファイル
    • 放送及びVHSの時点では問題なかったが、1997年になって第1話「首なしライダー」の「首を切断する」という殺人描写が酒鬼薔薇聖斗事件を連想させるとして再放送が中止に。以降も再放送は行われず、DVD版の発売や配信等も行われていない。
    • 本作は主役をKinKiKids堂本光一が務め、他にもジャニーズ事務所所属(当時)タレントが複数出演しているため、事件とは別に元々ソフト化が難しいという向きもある。さらにメインキャストの宝生舞や秋山純といった面々が既に引退していることなどの影響も大きいと見られる。
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所
    • せんだみつおが主演を務めた最初の実写版。1981年頃にVHS化されたものの(ちなみに価格は49000円)、その後のソフト化や放送は皆無。2016年の原作連載終了時のせんだへのインタビュー記事では「当時、人気タレントだったことを鼻にかけ、秋本先生に横柄な態度をとってしまったことを覚えている」「原作を無視した内容が先生を激怒させたのではないか」と語られており、それらが原因という推測はできるが確かなことは不明(参照)。
  • 最高の片想い
    • フジテレビ系列で1995年に放送されたTVドラマ。かなり人気の高い作品にもかかわらず放送から20年以上経った今でもソフト化や再放送がされていない。考えられる理由としては、ジャニーズ事務所を退所しバーニングプロダクションに移籍した本木雅弘と当時若手だったTOKIO長瀬智也が共演している点か。
    • 2021年に長瀬がジャニーズ事務所を退所・芸能界を引退しているため、なおさらソフト化が難しくなっている可能性がある。
  • サンダーマスク
    • ひろみプロと東洋エージェンシー(後の創通)の共同制作による特撮番組だが、東洋側が一方的にマスターを引き上げるなど二社間で権利関係の問題があり、もめているうちに権利がさらに分散。「そんな手間をかけてまでソフト化する必要も価値もないだろう」と判断されたのか、東洋(創通)側の判断により封印状態にある。
    • もともと手塚治虫の『魔神ガロン』の実写化として虫プロダクションによって企画されたが頓挫し、一部のメンバーがひろみプロを設立して別作品として仕切り直したという経緯がある。また、(『ガロン』とは別に)本作のコミカライズを手掛けた手塚治虫が原作者として扱われることもあるが、手塚プロ側はこの騒動に一切関与していないことに注意。
  • 獣人雪男
    • 1955年8月14日公開の特撮映画。公式には「表現上の諸問題」が理由でメディア化不可能とされ、作中の少数民族に関する描写が差別につながるとする説が有力。ただし劇場での上映は可能となっており、2010年以降は名画座での上映が行われている。音声のみを収録したCDやサウンドトラックも発売された。アメリカでは「Half Human」のタイトルでDVD化されている。
  • スウィートホーム
    • 1989年1月21日公開のホラー映画。VHS・LD化の際、これを巡って監督の黒沢清が制作会社を提訴した。裁判は原告側敗訴で終わったがその後は関連商品の再版・新規商品化どちらも全く無い。放映当時に発売されたTVゲーム版のVC配信なども事実上不可能となっている。
  • ノストラダムスの大予言
    • 1974年8月3日公開の特撮映画。文部省推薦水爆の被害者を怪物のように描いた描写が問題視された。『獣人雪男』と同様、音声のみを収録したCDが発売されたが入手困難。
  • フードファイト
    • 2000年に日本テレビ系列で放送された、大食い勝負をテーマにしたドラマ。『らいおんハート』が主題歌となっていたことで知られる。放送終了後、大食い番組に影響を受けた中学生が早食い競争をし、給食を喉に詰まらせて窒息死するという事故が発生したため、悪影響を防ぐため封印。本作以外にも早食いや大食いを題材としたテレビ番組の多くが放送休止・打ち切りとなった。
    • メインキャストの緒沢凛が芸能活動を引退したことや、いしだ壱成羽賀研二らゲスト出演者の不祥事も影響してか、放送終了後一度も再放送やソフト化は行われていない。
  • 蜜月ハザードランプ
    • 2022年3月、『蜜月』の監督を務めた榊英雄が、自身の映画に出演したり、主催するワークショップに参加したりしていた女性に性行為を強要したと告発を受け公開中止に。同じく榊が監督を務めた『ハザードランプ』の方は騒動後も公開予定であると発表していたが、取りやめになった。
    • 榊自身は性行為を強要した事実はないと否定しているものの、『蜜月』の脚本家や撮影監督からは「性暴力の被害の甚大さを矮小化している」「ペナルティを課されるべき」などと批判されている。
    • また、本件を受け是枝裕和ら6人の映画監督が「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」と題した声明を発表した。騒動の余波は大きく、その後も木下ほうか園子温らの性暴力疑惑が報じられている。
  • 八神くんの家庭の事情
    • 1994年にテレビ朝日系列で放映されたTVドラマ版。原作は「異常に若く見える母親」という設定が作品の根幹をなしているが、本作で母親を演じたのが当時40歳過ぎの夏木マリであったことや、「マザコンではない息子と子離れの出来ていない母親」「実は魔女」といった原作にはない設定を次々と加え、それにもかかわらず原作の一部を予告に使うという不可解な演出に原作ファンからの批判が集中。原作者である楠桂も「自分はドラマ版のストーリーには何ら関知していない」と声明を出し、スタッフテロップの「原作:楠桂」という表記が「原案:楠桂」に修正される異例の事態となった。
    • 一説では企画者が企画を通すために作品名を利用したのではと言われている。現在まで再放送はもちろんのこと、ソフト化もされていない。

ゲーム

  • 腕魂 ~ARM SPIRIT~
    • 2007年7月26日に稼働開始したアーケード用腕相撲体感ゲーム。稼働開始から1ヶ月後、プレイヤーが骨折する事故が複数発生したため、制作元のATLUSは設置店に稼動停止を要請、販売した全150台を自主回収すると発表した。ATLUSは後にアーケードマシン事業をセガに移管したため、設置している店舗は無いとされている。
  • カプコンファイティングオールスターズ
  • キャディラックス恐竜新世紀
    • アーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。アメリカ産アニメ『Cadillacs and Dinosaurs』のゲーム化作品だが、『Cadillacs and Dinosaurs』とその原作『Xenozoic Tales』の両方の権利関係が絡んでいることに加え、「Cadillacs(キャディラックス)」というタイトル自体、原作再販時に当時の版元が付けたタイトルである都合上使用できない。さらに、このタイトルの由来である作中に登場する車「キャディラック」も同名の実車がモチーフであるため、ゼネラルモーターズの権利も絡んでいる……という複雑すぎる権利関係のため、移植が不可能な状態になっている。
  • ディディーコングパイロット
  • データイーストコレクション
  • ルーンクエスト:ランド・オブ・ニンジャ
    • アメリカ産TRPG『ルーンクエスト』のサプリメント。古代から中世の日本をデフォルメしたファンタジー調世界をゲームに取り入れることが可能となる。翻訳出版を前提としてTRPG専門誌にリプレイも掲載されていたが、英文原作に部落差別問題に抵触する記述があると出版前から朝日新聞が取り上げたため、英語版の正規輸入品は返金回収、邦訳展開も立ち消えとなった。TRPG業界内の対立などが背景にあるとの風聞もあるが、詳細は不明。

文芸作品

  • 二度目の人生を異世界でまいん
    • 元は小説家になろうで発表され、商業展開を見せていたライトノベル。作者がTwitterに投稿したヘイトスピーチに端を発した騒動により書籍版は出荷停止、漫画版も連載中止、制作が発表されたばかりだったアニメ版も制作および放送中止が発表されるなど、全ての商業展開が打ち切られた。元になった掲載ページも作者のサイト退会により消滅した。
  • 俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長哀川譲
    • 電撃文庫の小説賞「電撃小説大賞」の最終選考まで残り出版に至るも、発売後にファミ通文庫の『バカとテストと召喚獣』に酷似する(というより、ほとんど盗作に近い)箇所が含まれていたことが発覚し回収・絶版に。この他にも本編や後書きに『れでぃ×ばと!』や『戯言シリーズ』にも類似する箇所があると指摘されている。
    • なお、作者はその後電撃文庫で数本小説を発表している。
  • からくり同心景シリーズ谷津矢車
    • 2015年12月に角川文庫から刊行予定であった『からくり同心景 黒い好敵手』について、担当編集による内容の無断改変(文章の大幅な加筆や台詞の改変など)が発覚し発売中止になった。さらに、前作にあたる『からくり同心景』(2015年8月刊行)についても同様に無断改変が確認されたため回収・絶版となった。

CM

  • ハウス食品 ハウスシャンメン
    • おそらく封印CMの中で最も有名な例。「女性が作る役で男性が食べる役」という演出で「私作る人、僕食べる人」というセリフが使われたのが性差別として問題となり、放送開始から1ヵ月で放送中止に。
  • リッタースポーツの日本版CM
    • リッタースポーツはドイツ(当時西ドイツ)の有名チョコレート。1970年代に日本で放送されたCMの内容が、桂三枝(後の桂文枝)があまりにも有名な独裁者の格好でギャグをかますという内容で、即座に封印された。
  • 田辺三菱製薬 アスパラドリンク「アスパラマン編」
    • アスパラマンという筋肉系のマスコットキャラクターが登場するCM。1999年より放送されていたが、2002年7月に演じていたハニホー・ヘニハーが不法滞在で現行犯逮捕されたため全バージョンが放送中止となった。
  • SIRENSCEI
    • 発売の前後にテレビCMが放送されたが「怖すぎる」とクレームが寄せられたため予定より早く打ち切りに。CERO-15(15歳以上対象、現在のCERO-C)のゲームにも関わらず、15歳以下の子供も見るような早い時間帯で放送されたためクレームが寄せられたのではないか、という見解があるが、深夜帯にしか流れていなかったという説もあり真偽は不明である。
    • ディレクターの外山圭一郎が後年になって、「発売時の初動は目標に届かなかったが、CM放送中止で話題になったことで問い合わせが殺到し欠品状態になった」と語っており、ホラーゲームのプロモーションとしてはある意味成功したと言える。

楽曲等

  • おふくろさん(バース付き)
    • 下記の「おふくろさん騒動」後、「オリジナルの歌詞のみを歌唱する」という条件と引き換えに、こちらは半永久的に封印されることになった。
  • 大地讃頌PE'Z版)
    • 原曲は著名な合唱曲ジャズバンドのPE'Zがそれを大胆にアレンジして2003年にリリースしたが、原曲作曲者の佐藤眞が編曲権及び同一性保持権を侵害しているとして東京地裁に提訴。日本音楽著作権協会への曲の使用料の支払いなど音楽業界の慣習通りの手続きは一通り行っており、レコード会社側は一度は争う姿勢を見せたが、アーティスト側が原告の主張を受け入れて和解。シングルは出荷停止とされ、同曲が収録されたアルバムは内容が差し替えられた。
  • 一部アーティストの「ベスト盤」
    • BEST OF DREAMS COME TRUEDREAMS COME TRUE
      • 元々はニューアルバムとして制作されていたようだが、ドリカムがエピックソニーからヴァージンレコードに移籍した事で、急遽ベストアルバムとして発売される事が決定したことが語られている。
      • ドリカム側はデビュー当初から「ベストアルバムは不要」と明言しており、ドリカム側がファンクラブの会員に「このアルバムは自分たちの意思で発売するものではない」と宣言して不買を呼び掛けた。その後、ソニー側に対して抗議して廃盤を要求した末に、2000年にドリカム公認のベストアルバム『DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL"』がリリースされた事で廃盤となった。
      RECYCLE Greatest Hits of SPITZSPITZ
      • 解散するまではベストアルバムを出さないというスピッツ側の意向を無視して、レーベル側から半ば無理矢理に発売されたもの。スピッツは公式のディスコグラフィーには掲載せず、「発売は自分たちの意図したところではない」とファンクラブの広報や公式サイトに声明文を出すほどであった。
      • スピッツ側の心情とは別にセールス自体は好調で、数年間にわたって製造が続けられていたが、2006年にメンバー公認のシングルコレクションアルバム『CYCLE HIT』がリリースされた際に廃盤となった。
      ドリカム、スピッツ以外にも、レコードレーベル移籍のタイミングで原盤の権利を保有する前レコードレーベルが、アーティストの意に反してベスト盤を発売することは少なからずある。著名な例ではB'z宇多田ヒカル浜崎あゆみなどがある。


一部が封印された例

全体に問題があったわけではなく、ひとつの箇所に問題があったためその部分のみが封印されたもの。

漫画

  • 苺ましまろ - 初期のエピソードばらスィー
    • 月刊コミック電撃大王」で2000年から掲載が始まったが、このうち初期の4話分が単行本1巻には収録されなかった。
    • 未収録となった4話分は一部のキャラクターの名前が異なっていたほか、伊藤伸恵千佳の兄(伊藤高文)が描かれていたり、桜木茉莉(掲載当時の名前は「桜井茉莉」)が松岡美羽に対して「ブ女」「(車に)ひかれてしまえ!」といった今となっては絶対に言いそうにない暴言を吐いたりしていたが、単行本未収録に伴いこれらの存在やエピソードは無かったことにされた。ただし単行本1巻の頃は美羽と茉莉の仲が悪かったり、茉莉の行動にも毒の強い面があるなど、未収録時代の名残が残っている。
  • 浦安鉄筋家族 - 424発目「軍団親子」浜岡賢次
    • 「涙が出るほどの失敗作」という作者自らの判断により封印。作者の浜岡は自作に対して非常に厳しい評価をすることで知られ、前作『4年1組起立!』でも内容の不出来を理由に3本ほどエピソードの自主封印を行っている(後に解禁)。
    • 1998年放送のTVアニメ版第1作でも、「子供たちが適当にカレーを作ったせいで鍋はおろか人体をも溶かす劇物が完成してしまう」というエピソードが、同時期に発生した毒入りカレー殺人事件の影響を受けて放送を見送られた(放送終了後、映像ソフトに収録)。
  • MMR - 「甦るノストラダムス 暗黒新予言!!」(原作:樹林伸、作画:石垣ゆうき
  • おまかせ!ピース電器店 - 第45話「ゲームの星」能田達規
    • 主人公の妹が独力で作り上げたゲームソフトが一般販売されるという話。明らかにファミ通をもじった「バミ通」というゲーム雑誌が登場し、クロスレビューへの批判・皮肉と解釈できる描写(ゲームメーカーと出版社の癒着を示唆する内容があった)があったため、ファミ通編集部からの抗議を受けて封印。
  • ガクラン八年組 - 「張」登場回全てしもさか保
    • 週刊少年マガジン」で連載された不良バトル漫画。作中で主人公たちの敵として登場した「張(チャン)」という中国人キャラクターが人種差別表現に当たると判断されたらしく、後に出版された愛蔵版で彼の登場シーンは全てカットされてしまった。
  • かっとばせ!キヨハラくん - 「コロコロアニキ」連載分河合じゅんじ
    • モデルとなった清原和博が覚醒剤取締法違反で逮捕された影響で連載中止。単行本化もできなくなった。その後、読み切り作品『いつかのホームラン』を経てマツイくんが復活したため、もはや本作の復活は絶望的とされている。
    • ただし、2020年からは清原が活動を再開しているため、復活は全くあり得ない話ではない。
  • カメレオン - 第322話「YAZAWA・友情物語」加瀬あつし
    • 銀河鉄道999』のパロディが含まれており、この回を読んだ松本零士が激怒、封印となる。後に作者は担当編集者共々、松本の自宅へ呼び出され、こっぴどくお説教を食らってしまったとのこと。
  • 餓狼伝説(コミックボンボン版) - 「コミックボンボン」1994年9月号掲載回細井雄二
    • SNKの格闘ゲーム『餓狼伝説2』のコミカライズだが、当該の号(単行本では13話と14話の間)で同社の別作品『サムライスピリッツ』のキャラクターを「本人の子孫」という設定で登場させた。これは担当編集者がSNKに許可を取らずに出した案で、SNKに怒られたため単行本未収録となったことが『突撃ボンボン』の細井へのインタビューにて明かされた。なお、話が抜けた分は台詞を修正して辻褄を合わせている。
    • 真相が明かされる前は、当時のSNKはサムスピキャラを「世界観が異なる」として自社他作品に出すのを避ける傾向が強かった(※『クイズ・キングオブファイターズ』は傘下企業のザウルス製なので例外)ため、それに抵触してしまった可能性が高いと囁かれていた。
  • 機動戦士Vガンダム(コミックボンボン版) - 第6話「ガンダム拳炸裂!!」岩村俊哉
    • 当時大人気だった『ストリートファイター』『ファイナルファイト』の露骨すぎるパロディ回。特に理由は明かされないまま単行本未収録となったが、まぁやむを得ないだろう。なお次回作……。
  • キン肉マン(読み切り版)ゆでたまご
    • 赤塚賞準入選作および連載前の読み切りではキン肉マンウルトラの父が酒に酔った勢いで行きずりの女との間に作ってしまった不義の子という設定で、ウルトラの母ウルトラ兄弟から虐待同然にいびられ続ける地獄のような幼少時代を送っていた。当然円谷プロダクションからクレームがつき、連載では改めてキン肉マンの両親が設定された。
    • 1999年に刊行されたムック本『キン肉マン 特盛』では円谷プロの許諾を得て掲載され、約20年ぶりに日の目を見た。
  • クレヨンしんちゃん - 連載初期の一部エピソード臼井儀人
    • 原作漫画は大人向けの雑誌での掲載ということもあってか、過激な下ネタやパロディ、ブラックジョークがいくつかあり、単行本化の際にボツになるエピソードもあった。TVアニメ版の「アクション仮面を見るゾ」はお蔵入りエピソードから唯一復活した映像化作品として貴重な存在となっている。
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 - 「派出所自慢の巻」秋本治、当時のPNは山止たつひこ)
    • かつては問題なく単行本に収録されていたが、旧日本軍右翼に関するブラックジョークが多かったためか、90年代初頭頃より別のエピソードに差し替えられ封印された。
    • エピソード自体が封印されたわけではないが、「煙はEなもの!?の巻」(単行本34巻収録)で話の間に挿入されるコミックエッセイ「私情と偏見によるたばこ講座」(4コマ)も現行の版では削除されている。禁煙を啓蒙する真面目な内容なのだが、「それでも吸いたいという人は カッコつけてふかさないで ぜひ 肺の中に飲んでもらいたい ゴクリと!」「そして たばこを根元まで吸ってもらいたい これで10年は命が縮む」「特に現代のパープリンギャル ごていねいに女性用のたばこまで出ている これを毎日30本くらい吸って 超健康的な赤ちゃんを産んでほしい」と、かなり過激な物言いで喫煙者を皮肉っており、削除もやむなしといったところ。
  • ゴルゴ13 - 第237話「幻(ダミー)の栽培」さいとう・たかを
    • イラン・イラク戦争真っ只中の1986年に「ビッグコミック」4月10日号、4月25日号で発表された。「掲載当時のイランの指導者であるホメイニ師が影武者を用いていた」という描写に対し、イラン大使館からの抗議があったため、単行本未収録どころか本誌掲載のみとなっている。
    • この作品については、該当エピソード以外にも単行本収録が見送られたエピソードがいくつか存在するが、単行本以外の別冊や増刊号に収録される場合があるため、本誌掲載のみとなってしまったエピソードは現在までこれのみ。
  • さよなら絶望先生 - 第268話「ペイの拡充」久米田康治
    • 後半の内容が『ドラえもん』の「お金のいらない世界」(単行本13巻収録)と完全一致。読者は「パロディを交えた皮肉か」と思ったが、作者及びアシスタントは外部から言われるまで誰一人気付かなかった。後に作者が版権元に問い合わせたところ「単行本への掲載も問題ない」と言われたばかりか励ましの言葉までもらったものの、やはり自分で納得できず封印。これについて作者は「久しぶりに本気で死にたくなった」と漏らしている。
  • 四姉妹エンカウント - 第9話大島永遠
  • スーパーマリオ(コミックボンボン版) -「オリンピック編」など本山一城
    • 肖像権問題などを理由にいくつかのストーリーが単行本に収録されていない。現在は単行本未収録作も含めた全話を完全収録した「Aもとやマリオ大全」「Bもとやマリオ未刊集」が作者の公式サイトで購入できる。
    • なお、「マリオ関連の版権がS館に移ったため、もとやマリオが単行本になることは二度とない」と作者直々に明言されている。
  • スポーン
    • 第10話「CROSSING OVER」が、世界一有名なヒーローが登場するなど本編から脱却したアメコミ業界に対する皮肉を表現した物語ゆえ、世界各国の翻訳版にも一切収録されていない。もっとも、北米では中古コミックが比較的多く出回っているため、閲覧が全く不可能というわけではない。
    • 厳密には封印ではないが、登場人物の一人「アンジェラ」の版権が、イメージ・コミック(厳密には創設者にしてシリーズ原作者のトッド・マクファーレン)と作者のニール・ゲイマンの権利帰属にまつわる裁判を経て、ゲイマンを支援していたMARVELにゲイマンからの返礼という形で版権が売却された。アンジェラは2013年を持ってマーベル世界に完全移籍し、マイティ・ソーの姉妹というポジションに収まっている。
  • ちびまる子ちゃん - 第98話「『まる子、夢について考える』の巻」さくらももこ
    • りぼん」1995年2月号に掲載。単行本13巻に入るはずだったが収録されず、13巻にはそれについての作者の説明(大きく要約すると「当時色々な事が重なり非常に忙しかったのに、構成が大変になる題材を選んでしまった」「読み返してみると挑戦し直したいという出来だった」)が載っている(参照)。
    • なお、この回の扉絵は当時発売されていたゲーム『まる子デラックスクイズ』のパッケージイラストを流用したものであり、このことからもさくらの多忙ぶりが窺える。
  • ついでにとんちんかん - 「タカちゃん」登場回のほとんどえんどコイチ
    • 作中に登場するとんでもなくドスケベな中学生「タカちゃん」のモデルは当時の作者の担当編集者で後に週刊少年ジャンプの7代目編集長となる高橋俊昌氏。しかし2003年に高橋氏は急死、その後に出版された文庫版からは「もしそのまま収録した場合、故人や遺族への冒涜になる」という編集部らの判断により、タカちゃんの登場する回のほとんどが封印された。
  • 天才バカボン(80年代月マガ版) - 第1話、第9話、最終話赤塚不二夫
    • それぞれ「月刊少年マガジン」1988年1月号、同年9月号、1989年2月号に掲載。作品自体が過激かつ破綻した表現を大量に含んでいるが、この3本は際立って苛烈なためか現在まで一切日の目を見ていない。
  • はぐれアイドル地獄変外伝 プリンセス・セーラ - Film4「sea loves you」 (高遠るい)
    • イルカと性交するAVを録るという内容で、一般誌ではアブノーマル過ぎて有害指定を受ける可能性を考慮して自主規制。その後pixivにR-18作品として投稿された。
  • 姫ちゃんのリボン - 「織田和也」登場回全て水沢めぐみ
    • 単行本8巻相当の話に登場。織田和也は本誌では風立市の廃屋の謎など物語の重要部分に関わる人物であったが、単行本において彼の存在は抹消され、該当するエピソードも別のものに差し替えられた。
    • 詳細な理由は不明だが、当時からキャラクターの設定や立ち位置について『ときめきトゥナイト』との類似性が指摘されており、剽窃が疑われるのを防ぐためという説がある。
  • ブラック・ジャック - 第28話「指」、第41話「植物人間」、第58話「快楽の座」手塚治虫
    • 「指」多指症差別につながる描写があったため抹消。後に「刻印」にリメイクされた。
    • 「植物人間」:作中で描写されている医療用語に関しミスがあり、それを修正するとストーリー自体が破綻してしまうため抹消された。
    • 「快楽の座」うつ病の治療のため「スチモシーバー」という電子装置を脳に埋め込む手術(ロボトミー手術)を受けた結果、狂人と化した少年の犯罪を描いている。あまりにも倫理に反するため自主的に封印された。
  • マカロニほうれん荘 - 連載末期の話5本鴨川つばめ
    • 作者の連載へのモチベーションが当時著しく低下しており、ぶち抜き多用の雑な絵柄やマジックインキで描き殴ったような背景など、その質に問題があったためとされる。後に1話のみ解禁された(後述)。
  • 魔太郎がくる!!の一部回藤子不二雄A
    • 「週刊少年チャンピオン」にて連載後、中央公論新社の「藤子不二雄ランド」レーベルから再販される際に、複数のエピソードが収録を見送られたり修正を施されたりした。また、藤子不二雄ランド版を底本とする「中公文庫版」、「チャンピオンコミックス新装版」が刊行された際にも一部のエピソードが削除されている。ここでは、その中でも代表的なエピソードについて説明する。
    • 「ゴミはふくろにしまつしよう」他多数:「シンナー中毒のヒッピーをゴミ袋に誘い込んで袋を密閉し、バットで撲殺する」など、魔太郎の受ける被害と、それに対する報復の仕方、あるいはその両方が特に残虐かつ比較的現実にも再現可能なものであるためと見られる。
    • 「トランプのうらみはトランプでかえす!!」:「校内でカード賭博を行う中学生」という主題が教育上よろしくないと判断されたためか。のちに一度だけコンビニコミックで復活。
    • 「悪魔のようなチビ」:魔太郎の宿敵・阿部切人の初登場回だが、噛み付く・ボールペンで刺す・ハサミで刺す・火事を起こそうとする……と、とにかく直接的な方法で魔太郎を殺しにかかるため、「いかにそういうキャラでも3歳児がこれはどうか」という意見が出ただろうことは想像に難くない。これに伴い、「悪魔のようなチビがまたきた」が改題の上で正式な切人の初登場回ということになった。
    • 「ネジれた心の正義の味方」:悪人が魔太郎に報復されずに事故死を遂げる。魔太郎自身もあまり話に絡まないため、本旨にそぐわないと判断されたか。
    • 「人間狩りは悪い遊びだ!!」:猛犬を連れ、エアガンを撃って魔太郎を追い立てる「人間狩り」の描写が問題視されたと思われる。この話の続編「恐怖の同窓会」も煽りを受けて封印。
    • 「奇人怪人奇々怪人」:「目でタバコをふかす」という一発芸を持つ中学生が敵役。魔太郎が喫煙を強要させられるシーンもあるため、未成年者の喫煙並びにタバコを用いたいじめを助長すると判断されたか?
    • 「恐怖のTシャツ!!」:理由は不明。最も考えられそうな理由としては、「ブルース・リーの写真(むろん、本物の写真をそのまま使うのではなく藤子A得意の精緻な模写で表現されている)がプリントされたTシャツ」が出てくることによる肖像権への抵触と思われる。
    • 「不幸の手紙などこわくない!!」:理由は不明。別に問題はなさそうだと判断されたか、のちに一度だけコンビニコミックで復活。
    • 「魔太郎の生い立ち」:藤子不二雄A・F両氏の実体験と連載開始の経緯について語った番外編。
  • 燃える!お兄さん - 「サイボーグ用務員さんの巻」佐藤正
    • 主人公・国宝憲一の担任で改造人間でもある早見姿郎が相次ぐ失態により失職。用務員として再び学校で働き始めるも、それを見た憲一が「用務員は先生じゃないから何をしてもいい」といびり始め……という内容。当たり前だが読者はもちろん、実際の用務員が加入する労働組合、果ては日教組東京法務局人権擁護部からも猛抗議を受けた。掲載号は自主回収となり、集英社に郵送するとシャープペンシルがもらえたらしい。

アニメ

  • 赤ずきんチャチャ - 本放送時のOP(映像ソフト限定)
    • OP「君色思い」はSMAPが担当していたのだが、映像ソフト化の際には、映像ソフト側権利者のキングレコードと楽曲側権利者のビクターならびにジャニーズ事務所との間で合意が取れなかったため、前期EDを担当した沢田聖子がカバーしたバージョンに差し替えられた。なお、再放送やdアニメストアのネット配信では、SMAPバージョンを問題無く使用している。
    • デビュー直後のGLAYが前期OP・EDを担当した『ヤマトタケル』や新人アイドルだった嘉陽愛子が前期OP・EDを担当した『ミッドナイトホラースクール』も、諸事情でソフト化の際に全話分OP・EDの差し替え措置を行っている。前者についてはレコード会社の移籍やメンバーの脱退などの影響もあると見られ、後者については嘉陽が自身のブログで「色々あって」としており、詳しい事情には触れていない。
  • おそ松さん - 第1シーズン1話「復活!おそ松くん」、3話「こぼれ話集」の一部
    • 映像ソフトへの収録が見送られ、第1話はネット配信停止・第3話は内容差し替えとなった。第1話については公式からは「製作委員会の判断」とのみ公表されているが、数が多い上に際どすぎるパロディがアウトだったのではとの推測が主流。特に第3話の「デカパンマン」は放送後、テレビ東京社長の定例会見で「オリジナルに失礼な行為だった」とまで言われたため、未収録も止むなしと言える。
  • 学校の怪談 - 第3話「私キレイ? 口裂け女」
    • 口裂け女がテーマだが、口唇口蓋裂の障害者団体からの抗議により未放送となり、本放送では3話目でありながら総集編を流すことに。同時期・同ジャンルの『地獄先生ぬ〜べ〜』のアニメ版では敢えて口裂け女の回をアニメ化していなかったことを考えると、製作陣の配慮が足りていなかったと言えなくもない。
  • 機動戦士ガンダム(北米版) - 第15話「ククルス・ドアンの島
    • 北米でリリースする際に、富野由悠季の指示によって欠番となった。2002年のアニメエキスポに出演した際、海外視聴者からの質問に答える形で「There's a reasion, but since the staff is still alive, I can't talk about it.(もちろん理由はありますが、当時のスタッフがまだ現役ですし私からは話せません)」と回答している。→当時の記事のアーカイブ
    • あくまで噂程度ではあるが、反戦を訴える内容を北米の配給会社が問題視したという説がある。たびたび言われる作画崩壊については、そもそも他の回にも当てはまることなのでそれほど影響はないと思われる。
  • 機動戦士SDガンダム Mk-IV -「ガンダムマシン猛レース」
    • VHS時代には収録されていたが、DVD以降は欠番扱いになり収録が見送られた。その理由は内容があからさまに『チキチキマシン猛レース』そのものだったからで、著作権に対する意識の変化が背景にあることは想像に難くない。
  • ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン - 第5シーズン21話「海の守り神ポセイ丼登場」
  • サウスパークの一部回
    • 第3シーズン10話「チンポコモン」(日本限定)タイトルの時点でアウト。内容もいつも通りひどい下ネタ・パロディで溢れかえっており、WOWOWから放送拒否された。
    • 第5シーズン3話「Super Best Friends」(原語版)ムハンマドを「形ある存在」として登場させたことが問題視され、公式動画配信が停止。以降、作中にムハンマドを出す際は黒塗り加工を施して検閲済みであることをアピールするようになった。
    • 放送自体は行われたが、同じくムハンマドをネタにした第10シーズン4話「Cartoon Wars Part II」は抗議を受けることを懸念したコメディ・セントラル(本作を放送しているアメリカのケーブルテレビチャンネル)が一部シーンのカットを要求している。
    • 第14シーズン5・6話「200」「201」:やはりムハンマドが登場する。「200」放送後に過激派の人物から殺害予告が送られたため、翌週放送の「201」ではコメディ・セントラル側によって作者側に無許可でセリフにピー音が被せられる事態が発生。かろうじて映像ソフトには収録されたが、以降の再放送・動画配信は一切されていない。
    • 第23シーズン2話「Band in China」(中国限定):1話丸ごと使って中国政府とそれに忖度する昨今のアメリカ芸能界を揶揄したため、当局の怒りを買い、中国内での放送・商業展開はおろかファンサイトの閲覧までも禁止されてしまうことに。作者側もさらなる皮肉で対抗し、後日発表された長編エピソード「The Pandemic Special」でもこのエピソードが大きく扱われた。
  • 瀬戸の花嫁 - 第拾七話「県警対組織暴力」
    • この回に登場するゲストキャラクター「埼玉番長軍団」がとある作品キャラクター集団に酷似しており、著作権侵害の疑いがあったため、AT-Xでの放送時に順番を飛ばされた(参照12)。
    • 後に当該キャラを別キャラに差し替えた修正版を制作して放送。DVDにも修正版が収録されている。
  • 全力回避フラグちゃん! - 「マゾヒストになるとどうなるのか?」
    • 特に年齢制限などもなく普通に配信されていたが、ある日突然削除された。登場人物がSMプレイをするシーンが引っ掛かったのではないかという説がある。ただし、過激な表現があっても年齢制限を設けて配信を続けている回も存在するため詳細は不明。
  • テイコウペンギンの一部回
    • 「似非フェミニストになるとどうなるのか?」:事情は不明であるが、急遽「記憶喪失になるとどうなるのか?」に差し替えられた。「似非フェミニスト」という文言が引っ掛かったのかもしれない。
    • 「コロナウイルスに感染するとどうなるのか?」:「ブラック企業でインターンをするとどうなるのか?」に差し替えられた。不謹慎と判断された可能性がある。
    • 「穴」星新一の小説『おーい でてこーい』に類似しており、著作権関連で削除された可能性がある。
  • 忍たま乱太郎の一部回
    • 第1期28話A「ただのドケチじゃないの段」第2期9話「こりない花房牧之介の段」人身売買を扱っているため封印。
    • 第2期26話「謎の経塚の段」、27話「三百年前の先祖の段」、28話「山田先生怒るの段」どもりを馬鹿にする描写、経塚を掘り返す(罰当たり)描写があるため封印。
    • 第2期51話「ヒゲ剃りが下手な男の段」、52話「一年生対二年生の段」、53話「苦手と戦えの段」:早食い競争のシーンがあるため、早食い・大食いネタに関する社会問題を鑑みて封印(『フードファイト』の節も参照)。
    • 第17期32話「カラクリ忍器の段」、51話「保健室の昼寝の段」、72話「剣一筋の段」、74話「伊賀と甲賀は嫌いの段」、80話「カメ子と王子様の段」、87話「天竺ガエルを取りもどせの段」:いずれもアニメオリジナルエピソード。原作の雰囲気とずれていると判断され封印。
  • ぱすてるメモリーズ - 第2話「ご注文は? と言われても……」
    • 映像ソフトへの収録が行われないことになり、ネット配信も停止となった。当初は『ご注文はうさぎですか?』のパロディがアウトだったのではとの推測が挙げられたが、後に背景の無断トレスが発覚。
  • びじゅチューン! - 「あしゅらコーラス」「ファッショニスタ大仏」「最後の晩餐サンバ」
    • リアルタイムでは放送されたが、公式YouTubeチャンネルでは非公開、DVD・CDにも収録されず再放送も現状では見送られている。
    • いずれも実在する宗教(仏教キリスト教)に関係する事物をモチーフとするため、「見た人が傷つくことがあるかもしれない」との理由で自主規制。ただし、「あしゅらコーラス」と「ファッショニスタ大仏」については製作にあたってあらかじめ宗教側に許可を得ており、今後の動きが変わる可能性もある。
  • プリキュアシリーズ - 一部シリーズの北米版
    • 2008年ごろ『ふたりはプリキュア』の北米でのダウンロード配信が開始されたが、14話まで配信されたところで配給会社4kid Entertainmentが東映に版権を返却し配信停止に。その後カナダのYTVで英語吹き替え版が放送されているが、この時点でのソフト化はされなかった模様。
    • 後に『スマイルプリキュア!』の英語版として「Glitter Force」が放送されるまではプリキュアシリーズのアメリカでのテレビ放送やソフト化はなかったが、字幕版はHuluで配信されていたようである。また、2010年代後半のシリーズは正式にソフト化が行われている。
  • ベン10 - 第8シーズン(アルティメットエイリアン)6話「パンドルの鎧」
    • 東日本大震災被害または原発事故を想起させる描写が含まれていたため、日本で放送中止となった。
  • ポケットモンスターの一部回
  • MUSASHI-GUN道- - 9話以降
    • 突如としてDVD発売が打ち切られ、8話分までしか発売されないまま事業が凍結。しかもこのDVD、本放送時のバージョンをそのまま無修正で出版している。
    • 単に「収益が見込めない」「制作中に恥をさらし続けることを苦にした」「修正する箇所が多すぎて匙を投げた」といった(しょうもない)理由では、とも……。
    • なお、共同製作となったフランスでは最終回まで収録されたDVDが発売されている。
  • ヤッターマン限定版 今夜限りのドロンボーVSドロンボー! 生瀬ケンコバ深キョンにあのヒーローも登場SPだコロン!
    • 平成版ヤッターマンで唯一、ソフト化されず、再放送もない回。タイトル通り実写映画版とのタイアップ回だが、実写映画側の権利元や俳優の肖像権に配慮した説が最有力。
    • ただ、「『限定版』『今夜限り』と銘打っているあたり元から収録しない予定だったのでは?」との見方も。
  • 妖怪ウォッチ - 第39話「妖怪U.S.O.」
    • ピンクレディーの楽曲「UFO」をもじった「U.S.O.」の振り付けとBGMがまずかったのか、一部の地域では放送を一時的に見送られた。後に解禁されるも、BGMが差し替えられ、振り付けも変更されている。のちに公開されたスピンオフ映画『妖怪学園Y』ではピンクレディーが主題歌を担当しているため、すでに和解が成立していると見られている。
    • この回は多数のパロディが用いられていたため楽曲だけが問題であったとは断定しづらく、TVスタッフのカンペに書いてあった「肉汁の大噴火や」という文言が御嶽山噴火直後の放送には不謹慎だという判断だったとの説もある。

ゲーム

  • ザ・キング・オブ・ファイターズ2001/2002 - K9999
    • デザインも技も『AKIRA』の島鉄雄そっくり。声優も同じ佐々木望である。後のリメイク時に、ほぼ同じ性能の別キャラ「ネームレス」に差し替えられた。著作権的に問題となったかと長らく推測されていたが、後年になってかつてSNKプレイモアに所属し、シリーズの開発に関わっていたFalcoonが「なぜ彼が出ていないかの真実はおそらく開発陣の中でも一部の人間しか知らない。」「みなさんが思っている理由で彼が封印されたわけではない・・・ということです。」と語っている(参照12)。
    • 前述のリメイク版はオリジナルの忠実移植を同梱しており、2018年には上記『2001』『2002』もオリジナルに忠実な形で現行機種に移植されているため「新作での再使用」のみ自粛された特殊な例である。
    • 2016年発売の『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』では名前がストーリーにて言及されるほか、他社開発を含むSNK関連のソーシャルゲームに登場している。
    • 2022年発売の『KOFXV』において同等の性能のクローネンが登場。所属チームのEDで同一人物であることが示唆されている。
  • スーパーロボット大戦OG - ヒュッケバイン
  • メタルスラッグ5 - 謎の男性キャラクター
    • ポスターに描かれていた、リーゼントにグラサン、髭が特徴の男性キャラクター。新キャラクターとして出すつもりだったのだろうが、結局は登場しなかった。ROMデータの流出が原因と思われる。
  • パワプロクンポケット - 「正金」登場イベント
  • ファイナルファンタジー15 - DLC「未来への夜明け」
    • 全4本のコンテンツが収録される予定だったが、ディレクターの田畑端がスクウェア・エニックスを退社してしまったため、アーデン・イズニアを主役に据えた1本を除いて開発が中止された。後に小説版『FINAL FANTASY XV -The Dawn Of The Future-』に本作の内容が収録された。

実写

  • 相棒 - 第3シーズン7話「夢を食う女」
    • 警官である主人公が図書館司書から図書館利用者の個人情報を聞き出すシーンが問題となる。実際には、個人情報保護の観点からこのようなことは不可能である。放送局側は「捜査令状を見せるシーンを省いたのは不適切だった」と不手際を認め、当該話数はソフト化されないこととなった。
  • ウルトラセブン - 12話「遊星より愛をこめて
    • 日本一有名な封印作品の一つ。当該項目を参照。
  • 怪奇大作戦 - 第24話「狂鬼人間
    • 日本一有名な封印作品の一つ。当該項目を参照。
  • 救命病棟24時 - 第1シーズン
    • 海外ドラマ『ER』との類似性が指摘され、著作権問題が発生したため第1シーズンのみ現在お蔵入りとなっている。
  • 金田一少年の事件簿堂本剛版) - 第1シーズン1話「異人館村殺人事件
    • 原作にもあるエピソードだが、ドラマ化の際、島田荘司御手洗潔シリーズの第1作『占星術殺人事件』に出てきたトリックを丸々流用していたことが発覚。島田との協議により、原作には『占星術殺人事件』からの流用について明記されたものの、映像化の許可は出なかったためドラマ版はお蔵入りとなる。なお、このトリック自体は「異人館村殺人事件」の犯人やメイントリックに直結するものではない。
  • 黒部の太陽(連続ドラマ版) - 第5話、第7話
  • ゲームセンターCX - 第4シーズン「有野の挑戦ドラえもん(FC)』編」
    • 権利関係により、企画の内容を収録した単行本では欠番。再放送もされていない。
  • シングルCD「the Fourth Avenue Cafe」およびそのPVL'Arc〜en〜Ciel
    • 1997年3月26日にアルバム「True」からのシングルカットとして発売される予定だった曲で、当時のhydeのインタビューでも「PVは完成済み」という発言が確認できる。しかしその1ヵ月前にドラマーのsakuraが覚醒剤取締法違反で逮捕されたためシングル共々封印。なお、シングルの方は9年後、2006年8月の全8cmCDのマキシシングル再販時に発売されており、c/wに収録されていたメンバーがパートチェンジした「D'ARK〜EN〜CIEL」のオリジナル曲も同時解禁となった。ちなみにシングル版「the Fourth〜」はアルバムよりイントロが短いという違いがある。
    • なお、この曲はTVアニメ版『るろうに剣心』の第4期エンディングテーマとして使われていたこともあり、前述のsakura氏の逮捕でたった4話分(第39~42話)しか使われず、第43~49話までは第3期EDテーマ「HEART OF SWORD ~夜明け前~」に差し替えられた。なお、ソフト版やWeb配信版では差し替えられず、そのまま使用されている。
  • 志村けんのだいじょうぶだぁ - 田代まさし出演部分の地上波での放送(推定)
    • 志村の所属事務所であるイザワオフィスによれば、少なくとも地上波では封印状態にあるらしく、YouTubeで『だいじょうぶだぁ』のコント傑作選を10回に分けて配信、広告収入を日本赤十字社に寄付する旨を発表した際に公表している。ただし、YouTubeで配信されたものやCS放送・VHSでは田代はカットされてはいない。
    • 田代がゲスト出演する映画『ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』についても同様の措置がとられていると見てまず間違いない。
  • 真夏の夜の淫夢 - 第一章「極道脅迫! 体育部員たちの逆襲」
    • ストーリー物ゲイビデオ「BABYLON」シリーズの34作目『Babylon 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~』に収録されていたが、当時立教大学野球部のエースだった多田野数人が出演していたため販売中止となった。後に発売されたベスト版『Babylon Best I』で他の章は再録されたが、第一章のみ未収録となっている。
  • ミュージックフェア - ラッツ&スターももいろクローバーZの共演シーン
    • ももクロZが番組企画でラッツ&スターのメンバーと共演するにあたって、彼らを真似て黒塗りメイクをした画像をSNSに載せたところ、黒人差別に当たると本物の黒人男性が激怒し、炎上したため封印された。それ以降、ラッツ&スターはゴスペラーズとの合体ユニットである「ゴスペラッツ」を結成したのを機に「褐色」メイクをすることに。
  • めちゃ²イケてるッ! - 「アフリカマン」
    • よゐこ濱口優がアフリカの先住民に扮するコント。公式本『めちゃイケ大百科事典』によれば「つまらなすぎてコーナー打ち切りとなり、再放送については系列局の判断による」とのこと。
  • やまとなでしこ - 作品全般→宮迫博之の出演シーン
    • フジテレビ系列で放送されていたドラマで、時期により封印理由と封印部分が変わったというかなり珍しい例。
    • 2000年代には同系列でしきりに再放送が行われていた人気作品だったが、2009年に出演者の押尾学六本木ヒルズ事件で逮捕されたことで地上波での放送が不可能となった。それから約10年後、COVID-19の影響で再編集版が作られ、押尾の出演シーンも「台詞のない集合シーンのみ」という条件付きでカットされず放送された(本人も見ていたようでインスタ公式アカウントにもアップされたほど)が、今度はお笑い芸人闇営業問題で事実上の芸能界追放に処された宮迫の出演シーンが丸々カットされる羽目に……。映像ソフトにはどちらもノーカットで収録。

洋画の吹き替え

かつては放送局やメーカー、航空会社が別々に吹替音源を製作し、その過程で製作された数種類の吹替音源を権利元が保有・管理していたものの、近年では管理の効率化のために吹替音源を権利元が制作または公認した一種類に統一する「オフィシャル化」が横行しており、最悪のケースとして洋画劇場で親しんだ古参ファンに馴染みのある名吹き替えが封印されてしまった例が幾つか存在する。

また、当時の人気芸能人・俳優が担当声優に起用されたがクオリティが低かった、あるいは視聴者から反発・抗議を受けた(もしくは受けることを放送局側が危惧した)ためその吹替音源が封印されたケースもあり、特に『ゴールデン洋画劇場』(フジテレビ)はその傾向が強かった。
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー』フジテレビ版吹替:主人公マーティ・マクフライ織田裕二ドク・ブラウン三宅裕司が担当したもの。こちらは以下のものと異なり、当時の視聴者からは「多少棒読みではあってもマーティのキャラを織田は活かせている」「三宅裕司は他バージョンの声優と比べてドク役の俳優本人の声質に近く、演技も良い」「額田やえ子による翻訳が秀逸だ」といった評価もあり、ソフト化を望む声も多い。
  • タイタニック』フジテレビ版吹替:主人公とヒロインを妻夫木聡竹内結子が担当したもの。本作の吹替版は複数存在するが、このバージョンは特に評価が低い。視聴率がなんと35%もあっただけに批判は凄まじく、フジテレビ公式サイトの掲示板が番組に対する抗議の書き込みでサーバーダウンを起こしたほどであった。同バージョンの再放送は当然一度もなされず、妻夫木らのキャリアから抹消されるなど数々の禍根を残した一方で「ちゃんとした吹替、あるいは字幕で観たい」と思った視聴者が映像ソフトを購入し、それらは大きな売り上げを収めた。
  • トップガン』ソフト版吹替:主人公・マーヴェリックを塚本高史が担当したもの。このバージョンの評判は非常に悪く、Amazonのレビュー欄ではこの吹替のために作品そのものの関連商品に星1つのレビューが相次ぐ事態が発生。新盤ブルーレイではマーヴェリック役を渡辺裕之が担当したフジテレビ地上波版および森川智之が担当したテレビ東京地上波版が採用され、こちらはクレーム回避のため未収録となった。

復刊・解禁作品リスト

かつて各種事情により封印された作品が問題がなくなったとして再販売されたケースも存在する。

主な復刻・解禁作品

  • あきそら糸杉柾宏
    • 東京都と出版倫理協議会・出版倫理懇親会との会合において、近親相姦描写が問題となり規制対象となることがほのめかされたため初版のみの絶版となった。その後、2018年にJコミから電子書籍版の発売が決定。
  • 悪霊島(映画版)
    • 1981年10月3日公開、鹿賀丈史主演。「レット・イット・ビー」「ゲット・バック」とビートルズの曲が2曲使用されており、当初はソフト化も許諾されていたが使用権が切れた後ソフト化が不可能に。
    • のちに同じ曲のカバーバージョンを採用する形で決着を付け、2004年にDVD化された。
  • アパッチ野球軍(原作:花登筺、作画:梅本さちお)
    • 「週刊少年キング」に連載された漫画、およびそれを原作としたアニメ。松山市の郊外で野生に限りなく近い暮らしをしていた子供たちに野球を教え、彼らの成長を描くというもので、当然差別的表現が多分に含まれていたが、「表現や台詞の一部に、今日では不適切と思われる個所がある」と認めた上で、作品の歴史的価値を尊重してアニメ版が解禁。さらに原作も解禁に至る。
  • 石に泳ぐ魚柳美里
    • 主人公のモデルとなった人物は実在する柳の知人女性であったが、その女性に無許可で執筆・出版されたことや、容姿、所属先の描写など個人を特定させるに難くない情報が掲載されていたことから、柳が女性からプライバシー権及び名誉権侵害で訴訟される(結果は柳側の敗訴)。その後、問題箇所を修正し、2002年に(半ば強行に近い形で)改訂版が発表された。
    • 本作は社会科の教科書にも肖像権を取り巻く事例の一つとして紹介されており、小説の内容はわからなくてもタイトルは知っているという人は多いと思われる。似た事例に、三島由紀夫の『宴のあと』事件などがある。
  • 緯度0大作戦
    • 1969年7月26日公開の日米合作特撮映画。アメリカ側の権利者であるドン=シャープ・プロが倒産したため、映像の二次利用に関する権利が曖昧となっていたが、2006年に契約が失効したため、日本側の権利者である東宝がアメリカ側の著作権継承者と再契約を行い、同年ようやくDVD化。
  • ウルトラマンコスモス
    • 主演俳優が傷害および恐喝の容疑者として逮捕されたため放送休止。後に不起訴および起訴猶予となったため再開され、放送中止となった回も正式に解禁された。
  • エイリアンVSプレデター
    • アーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。カプコンとダークホースコミックス社の間で権利上の問題から移植できない状態にあったが、『Capcom Home Arcade』への収録が決まり、初の移植が実現した。実に稼働から25年ぶりのことであった。
  • 美味しんぼ(TVアニメ版)
    • 原作も初期から末期まで数々の不祥事を起こしてきたが、アニメ版も作中の過激な会話が問題視されてDVD&BD化が見送られていた。2017年より解禁。
  • オバケのQ太郎藤子不二雄
    • 1988年から絶版状態となっていた。理由については様々な説があり、代表的なものとして、
      1. 権利説:コンビを解消したことに加え、石ノ森章太郎やスタジオ・ゼロが関与していることもあって権利が複雑というもの。藤子F側と藤子A側との間で権利の取り分などのトラブルがあったという説もあった。
      2. 抗議説:一部に差別的な表現があると人権団体から抗議を受けたことを理由とした自主規制。
      3. 関係者判断説:前時代的な表現の修正に手間がかかる、小学館側が問題になることを予期して対応を渋った、または藤子Fの遺族の意向など。
    • などがある。2009年に藤子Fと藤子Aの共作であることを明記する形で解禁された。
  • 『おふくろさん』を始めとする川内康範作詞の森進一の楽曲全33作
    • 2007年に勃発した「おふくろさん騒動」により一時全て封印されていたが、2008年11月に川内の長男とともに共同会見が行われ、「オリジナルの歌詞のみを歌唱する」という条件付きで解禁された。ただし川内本人は同年4月に88歳で他界しており、長男は「これは和解ではない。あくまでも故人が付けた封印を解いただけ」と説明している。
  • ギフト
    • フジテレビ系で放送された木村拓哉主演のドラマ。作中に登場する小道具であったバタフライナイフを用いた未成年者による殺人事件が発生したためジャニーズ事務所側で自主規制。
    • 放送から22年後の2019年1月にBD・DVDが発売された。事件から20年以上が経過し再発の心配がほぼ無くなったことや、ジャニーズ事務所の方針転換が大きく影響していると思われる。
  • くそみそテクニック』を始めとする山川純一作品全般
    • 作者の山川が正確な素性もその後の消息も不明な人物であるため、「権利の所在が不明な著作物」となり再販不可能となっていたが、裁定制度を利用する形で再販された。現在は株式会社サイゾーにより、『薔薇族』で発表され原稿が残っていた全作品の権利が管理されている。
  • 黒部の太陽(映画版)
    • 石原プロモーション制作。石原裕次郎の意向により映画館での上映のみに限られていたため、メディア化・放送される機会はなかったが、石原プロ創立50周年を記念してDVDなどが発売された。
    • 似たケースに、アニメ映画『花の詩女ゴティックメード』がある。こちらは12K解像度を採用したことで映像の総データ容量が1.5テラバイトにも達し、オリジナルの解像度を維持してメディア化することが不可能なため、現在まで映画館での上映のみに限られている。
  • 五龍奇剣士メタルカイザー
    • 日本の円谷プロダクションから独立したスタッフが中国企業と共同で製作していたものの、メイン監督の死去や労使関係のトラブルで製作中断。しかし2014年に完成していた映像フィルムの中から第1話から第3話までを収録したDVDが発売された。
  • サムライスピリッツ零SPECIAL
    • 本作には「絶命奥義」というシステムがあるのだが、胴体切断や破裂、血の雨など残虐な演出が非常に多かった。そしてアーケード版のリリース後、長崎県で発生した小六女児同級生殺害事件の煽りを受けたため、家庭用NEOGEO移植版では残虐描写が削除・修正されたのだが、事前告知無しだったために物議を醸した。また、それ以外の機種には一切移植されておらず、シリーズをまとめたコレクション作品からも省かれていた。
    • 長らく移植されることはなかったが、後に2016年よりアメリカでPC移植版がネット販売され、英語版がプレイ可能に。さらに2017年には日本語版のPS4・Vita移植版が実現した。
    • また『サムライスピリッツ零SPECIAL完全版』というビスコによる別バージョンがありロケテストが行われていたが、SNKプレイモアが関わりがないと公言した後に2日足らずで打ち切られるなど何らかの問題があったようで、2020年6月発売の『サムライスピリッツ ネオジオコレクション』に収録されるまで長らく幻の作品となっていた。
    • 2022年にはexA-Arcadiaにて完全版のアーケード稼動が実現する予定。
  • ジャングル黒べえ(藤子・F・不二雄)
    • 『オバケのQ太郎』が黒人並びに少数民族に対する差別的描写を含むと批判を受けた際、自主規制で再販されなかった。現在は解除され、「藤子・F・不二雄大全集」で購読可能。
  • 私立極道高校宮下あきら
    • アシスタントが実在の校名および学校の卒業生の名前を出していたことが明らかとなったため打ち切り、単行本は絶版の上回収。32年後、問題部分を修正して復刊。
  • スクールウォーズ2
    • 山下真司の出世作『スクールウォーズ』の続編。軒上泊の『8月の濡れたボール』が原作で、少年院の高校球児たちが甲子園を目指す原作をラグビーと花園ラグビー場に換骨奪胎している。オープニングナレーションがとある青年漫画のプロローグを盗作した疑惑が上がり、一時期再放送されなかったが、問題が解決したため、現在はCSで普通に再放送されている。
  • スターフォックス2
    • スーパーファミコン用ソフト『スターフォックス』の続編として同じくスーパーファミコン用に開発されていた。1995年2月発売を予定していたが、N64の発売やコストなど様々な理由で開発が中断。それから20年以上が経った2017年、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録され、ようやく日の目を見た。
  • 世紀末リーダー伝たけし!島袋光年
    • 2002年8月に作者が児童買春禁止法違反で逮捕されたため人気絶頂の中で連載中断、単行本絶版。その後作者は2004年に復帰し「スーパージャンプ」に『世紀末リーダー伝たけし! 完結編』のタイトルで本作を再開、完結させる。単行本もリニューアルされた。
  • だれも知らないアンパンマン やなせたかし初期作品集やなせたかし
    • 1970年後半から1980年まで「月刊いちごえほん」(サンリオ。「詩とメルヘン」の姉妹誌にあたる)にて連載されていたシュールギャグ漫画。一般的な絵本版及びTVアニメ版とは設定やストーリーが全く異なる。封印状態となっていた理由は不明だが、連載誌が休刊したことや、絵本版アンパンマンがフレーベル館の出版物であることなどから権利的理由と推測される。
    • 2016年、ついに初の単行本化。「だれも知らない」全71話を完全収録。
  • 断仇牙
    • カイザーナックル』をベースにトレーニングモードの追加や技の追加、CPUの弱体化などが施された所謂マイナーバージョンアップ版として開発されていたが、諸事情によりお蔵入りに。2022年3月2日発売予定のイーグレットツーミニに収録されることになった。
  • 血だるま剣法平田弘史
    • 被差別部落に生まれた武士の復讐劇。部落解放同盟から「差別と偏見を助長する」と抗議され、長らく封印状態になっていたが、2004年に呉智英らの尽力によって解禁に至った。
  • TETRISメガドライブ版)
    • 1988年に稼働を開始し日本で最初のテトリスブームを生んだアーケード版の移植作品として1989年4月15日に発売予定だったのだが、セガが取得していたテトリスに関するライセンスが実は家庭用ゲーム版の発売を認めていなかったものであることが発覚。さらに問題の発覚後、正式に家庭用ゲーム版のライセンスを取得したのがライバル会社の任天堂だったため、セガはライセンスの再取得を断念し、MD版は発売中止となってしまった(テトリスのライセンス問題の詳細は当該項目を参照のこと)。
    • その後、2006年に発売されたPS2用ソフト『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』にAC版と共にMD版が発売中止から17年ぶりに収録された。
    • また、2019年に発売されたメガドライブミニにもテトリスが収録された。ただしこちらは当時のMD版そのままではなく、AC版の移植作品として改めて1から作り直したものが収録されている。
  • 東映版スパイダーマン
    • 日本製の特撮番組。契約問題により長らくソフト化が見送られていたが、2000年代に一度だけ全話+劇場版を完全収録したDVD-BOXが発売された。その後、ネット上でネタ的に親しまれたことをきっかけに再評価の機運が高まり、メディアでの露出・商業展開がある程度緩和される。
  • 東京マグニチュード8.0
    • 2009年7月10日から9月18日まで放送されたTVアニメ。大地震を扱った内容のため、東日本大震災の発生以降、本編の再放送は一切行われていない。ただし総集編に限り、2020年6月2日にフジテレビで再放送が行われた。ネット配信も長らく行われなかったが、現在はFODでの見放題ラインナップに加わっており、他動画サービスでも有料配信が行われている。
    • しかし本作は元々防災意識の向上や被災時の危機管理という観点で制作されたことや、消防や自衛隊など救援関係の各機関の協力も得ていたこともあり、映像ソフトの販売・流通は継続して行われた。また公式サイトによると、東日本大震災後に防災イベント会場において総集編が2回ほど上映された記録がある。
  • ドテラマン
    • 日本テレビ系列で放送されたTVアニメ。音声多重放送を利用していた。人気が微妙であったことに加え、放送中ある漫画家に著作権侵害であるとして訴訟を起こされたり(原告側敗訴で決着)、スポンサーが経営危機に陥り打ち切りになったり、再放送時に副音声が存在しなかったり、倉庫の火災で第7話の原版が焼失したり(本放送時に使用されたフィルムが残っていたため何とかなった)りと、ソフト化の苦労は耐えなかったが、何とかリリースに成功した。
  • とんぼ
    • 長渕剛主演のTVドラマ。表向きには過激な暴力描写を理由に放送短縮の上ソフト化・再放送を見送ったとされているが、実際は長渕と放送局であったTBSの不仲が原因らしい。
    • 2006年にDVDの発売が予定されたが中止となり、その後2019年になって無事発売された。ただし、こちらも長渕とひと悶着あったサザンオールスターズの楽曲が使われるシーンが差し替えられている。
  • ハイスコアガール押切蓮介
    • 実在のゲームを扱った内容であるが、SNK作品など一部のタイトルについて販売元に許諾を得ずに連載(版権元に許諾を得ている作品もあった)していたことが発覚し、著作権侵害問題に発展。一時休載の上単行本も回収され、電子書籍も配信中止となった。なお、作者は「出版社側が許諾を得るために動いていると考えていた」、出版社側は「許諾を得ているか把握していなかった」と言及している。
    • 一時は作者及び出版社側の役員・担当者らが書類送検される事態にもなるが、出版社とゲーム会社との間の和解という形で無事に解決し、円満な完結を迎える。漫画は再販され、トラブルの影響で延期となっていたTVアニメ版も無事に制作・放映された。
  • 瑪羅門の家族(宮下あきら)
    • 元々不人気で打ち切られた上、連載終了後に発生した酒鬼薔薇聖斗事件で作中のサブタイトルが犯行声明文に引用されてしまったため、黒歴史状態と化していたが、現在は電子書籍で購読可能。なお、本作の設定・登場人物は後に『極!!男塾』にて男塾シリーズに組み込まれた。
  • 府中捕物控山本正之ALFIE
    • 三億円事件をネタにした曲で、発売前日にALFIEが当時所属していたビクター上層部の意向でC/Wの「明日からよその人」もろとも発売が中止される。しかしレコード会社移籍後に何度かライブで歌われた他、作詞・作曲した山本によるセルフカバー版はオリジナル音源の解禁より20年近く早くリリースされている。
  • MASTERキートン(脚本:勝鹿北星・長崎尚志、作画:浦沢直樹)
    • 原作者とされる人物の著作権の問題により増刷が停止されていた。現在では著作権がクリアとなったため増刷されている。
  • 夜叉ヶ池(映画版)
    • 原作は泉鏡花による戯曲。松竹製作・配給。劇場公開後、テレビ朝日系の「ゴールデンワイド劇場」で1回だけ放送されたが、一部権利者が拒否するなど権利問題の調整がうまくいかず、ソフト化や再放送が長年行われないままになっていた。
    • 2020年になって、監督の篠田正浩と主演の坂東玉三郎が再会したことを機に、2人の全面協力のもと4Kデジタルリマスター版が制作された。その後2021年3月にはCSの衛星劇場で2K映像による放送が実現し、全国映画館での上映を経て、7月に無事BDが発売された。
  • 幽遊白書 冥界死闘篇 炎の絆
    • 公開終了後、なぜか公式側から存在を抹消され、TVアニメ版がDVD・BD化された際も『炎の絆』だけは頑なに収録されなかった。しかし2018年、TVアニメ放送25周年を記念した2度目のBD発売時にリマスター版が収録され、さらにそれを記念して上映イベントも開催された。黒歴史化していた正式な理由は不明だが、「配給元の東宝と制作会社のスタジオぴえろが揉めたのでは」と噂されている。
  • らんま1/2(TVアニメ版) - 第14話~第16話
    • 当時は東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件が発生した時期であり、第14話のタイトルが「さらわれたPちゃん 奪われたらんま」だったことから急遽予定を変更し他のエピソードに変更。3話で1つのエピソードという内容だったため、15・16話も放送されなかった。その後、事件のほとぼりの冷めた頃『らんま1/2 熱闘編』の第7話~第9話として放送される。2013年のソフト化からエピソードの順番も戻された。
  • るろうに剣心 北海道編和月伸宏
    • 2017年11月に作者が児童ポルノの単純所持で書類送検されたため一時休載。2018年6月より連載再開された。


一部作品が封印されていたもの

  • 異世界喰滅のサメ - Killer6「殺滅VSグロロザウルス」、Killer7「殺滅裁判」
    • なろう系」と呼ばれる作品の主人公に対する蔑称「○○太郎」が由来と思われるタローンナローケなるキャラが登場。特に『賢者の孫』と『転生賢者の異世界ライフ』のパロディは露骨すぎるほどで、配信後タローンナローケの登場回のみが即座に配信停止されていたが、後に修正版が再公開された。
  • クッキングパパ - COOK.1030「マロンケーキでぶっ飛ばせ」うえやまとち
    • 年配の女性がシニアカーを公道(路上)で走らせて渋滞を引き起こす場面が問題となり一時は単行本収録が見送られていたが、該当箇所を大幅修正した上でCOOK.1040として単行本108巻に収録された。
  • GS美神! うしとらギュッとね大作戦!! 野郎のいねえ大水泳大会椎名高志藤田和日郎河合克敏
    • 「週刊少年サンデー」1992年3・4合併号に掲載。当時の同誌を牽引していた人気作家3名による合作漫画。権利関係がややこしいため収録されていなかったが、「うしおととら全集」上巻に縮尺版が掲載されている。
  • ご注文はうさぎですか? - 「まんがタイムきららMAX」2014年4月号掲載回Koi
    • 「まんがタイムきららMAX」では単行本第4巻第2話「ティースタンドは高校の縮図」の前に掲載されていた回。青山ブルーマウンテンが次の小説の主人公について悩むというエピソードで、ラビットハウスで執筆している青山の様子をココアが記した「青山さん観察日記」や、青山がフルール・ド・ラパンシャロと共にバイトをするシーンが特徴。なぜか単行本第4巻には収録されず、第5巻以降にも収録される気配がなかったため、幻の回としてファンの間では有名だった。
    • その後、2021年9月27日に発売された完全版コミックス『Complete Blend』第2巻に第15話「You Are the Hiroine of Your Own Story」のタイトルで収録された。
  • サザエさん - 「ひょうりゅう記」長谷川町子
    • 波平・サザエ・カツオ・ワカメの4人が海難事故により、とある島に漂流しサバイバル生活を余儀なくされた話。この話に登場する「人喰い族」が人種差別となるためか、少なくとも一度は姉妹社版68巻に収録されたが重版後に削除されており、朝日新聞出版による文庫本や復刊版でも未収録であったが、2021年11月発売の復刻版68巻において元通り収録された。
    • 2010年1月にはTVアニメ版でこのエピソードを元に大幅に設定を変更した話が放送された。
  • 超光戦士シャンゼリオン - 第38話「皇帝の握ったもの」
    • 前の回で東京都知事選に当選し、東京を「東京国」として日本から独立させて皇帝となった黒岩省吾優生学政策を行い、度が過ぎるほどの暴君ぶりに、最終的に自分が粛清した市民の子供が起こしたテロに巻き込まれて死ぬというエピソード。広島県では放送が見送られたが、映像ソフトには普通に収録されている。
  • パタリロ! - 「マリネラの吸血鬼」魔夜峰央
    • ストーリーがアガサ・クリスティの短編『ラジオ』を踏襲しており、作者も翻案であることを認めたため自主規制。単行本第4巻に収録されていたが第16刷から削除された。その後、アガサ・クリスティ社の承諾が得られたため、文庫本第50巻で再録が実現。経緯についても同巻で詳細に解説されている。
    • なお、「作中パタリロある独裁者に変身するシーンが問題となったため封印された」との説もあったが、これはガセ。また、アニメ版はラストが改編されていたこともあってか、封印を免れ、DVDにも普通に収録されている。
  • ポケットモンスターXY - 第24話「海底の城! クズモーとドラミドロ!!」
    • 2014年4月16日に発生したセウォル号沈没事故の影響により放送延期となった。その後、同年11月20日に第50話として改めて放送され、レンタルDVD第18巻に収録された。ただし、内容は変更されなかったため、サトシのヒノヤコマヤヤコマに戻っている、セレナが髪を切る前の状態で登場するといった矛盾が発生している。
  • マカロニほうれん荘 - 第115話「ニコニコ大戦争!!」鴨川つばめ
    • 作者自ら「その質に問題がある」として単行本未収録となっていた全5話の中の一つ。2014年に全3巻分が電子書籍化された際、第3巻に収録された。
  • めちゃ²イケてるッ! - 2006年7月以前の大半の回
    • 極楽とんぼ山本圭壱が、未成年の女性に飲酒させ性的暴行を働いた疑いで逮捕され、吉本興業をクビに。同年9月中には示談が成立し、告訴が取り下げられたため、10月には不起訴処分とはなったが、それでも2006年7月以前の大半の回のローカル枠やCSでの再放送が不可能となっていた。ほとぼりが冷めた2013年頃からCSでの再放送が解禁となり、DVD化やネット配信が行われている。
  • 全力回避フラグちゃん! - 特別編
    • 2020年8月28日から30日にかけて投稿予定だった回。機材トラブルの影響で公開中止になってしまったとされていたが、2021年に「夏のフラグ」として公開された。


関連項目

お蔵入り 黒歴史 大人の事情 打ち切り 絶版 回収 風評被害 発禁

参照、およびリンク先

wikipedia
ニコニコ大百科
アニヲタwiki 未収録 絶版 打ち切り 欠番
chakuwiki

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