ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

声優の事情により複雑になったキャラクター

せいゆうのじじょうによりふくざつになったきゃらくたー

【一覧あり】これまで演じられてきたキャラクターだったが、中の人が死去・引退などの原因でそのキャラクターに声が当てられなくなった事。
目次 [非表示]

概要編集

ここでの「複雑になった」とは、これまで問題なく演じられていたが、中の人側の事情でそのキャラクターの声が沈黙化・或いはそのキャラクター自体が出演不可能になることで、主に休養降板引退逝去などの原因で発生する場合がある。

また、本人は存命で現役であるものの裏被りによって出演が許されないという理由で発生する場合もある。


一口に『沈黙化』といっても、スタッフのこだわりが強い場合はファンを困らせないために意地でも喋らせない、主要キャラクターでない場合は無理に出す必要がないと言う理由で、暫定的に沈黙化させるケースがある。


結果、声優が交代しただけのもの、コンテンツ自体の動向が不明なもの、まだ後任が決まっていないもの、声優が降板したわけではないものは除外。また、速報的な記述も禁止とする。


声が当てられなくなったキャラクター編集

おジャ魔女どれみの絵
  • 作品:おジャ魔女どれみシリーズ
  • CV:小西寛子
  • 原因:多数の役の降板?
  • 第1期から登場しているが、2000年に小西氏が多数の役を降板したためか、第2期からは声付きでの登場が無くなっている。
    • なお、その後に本人から語られたところによるならば、業界からの実質的追放を受けたような状態になったのが理由とみられる。
はじめて描いた〇〇〜‼︎ (169)
ハルカ
フラッピ & チョッピ
IDOLY PRIDE アイドリープライド
  • 作品:IDOLY_PRIDE
  • CV:神田沙也加
  • 原因:逝去
  • 神田氏の没後は制作側の「彼女自身が作り出した、彼女以外に演じられないキャラクター」という理由で新規ボイスでの登場が無くなった。
  • 不慮の交通事故により死亡した幽霊という設定は、神田氏の生前からのものであることに注意されたし。
オンゲキ 藤沢柚子
吹寄さん
  • 作品:とあるシリーズ
  • CV:藤村歩
  • 原因:休養
  • 映像作品においては「とある魔術の禁書目録」アニメ第3期を最後に登場しておらず、その後本来なら出番があったはずの「とある科学の超電磁砲」アニメ第3期では該当シーンでの出番が別のキャラに置き換えられる又は原作での出演シーン自体がカット、スマホアプリゲーム「幻想収束」においてもサービス開始当初からアシストキャラ枠で登場しているが、新規ボイスでの登場はしていない。

将来の出番を失ったキャラクター編集

当記事の旧名称はこういう意味で使うべきだったので、この見出しにキャラクターが一定以上追加されたらそちらへの分割をお願いします。

※この節に限り、声優の事情以外によって今後の出番を失ったキャラクターについても掲載可能とします。

ロマノフ先生
日本刀組
  • 作品:名探偵コナン
  • CV:加藤精三
  • 原因:逝去
  • 2014年に加藤氏が死去したのに伴い、以降は「昇進に伴う人事異動」という形で事実上原作・アニメ版共にストーリーからフェードアウトした状態となっている。
  • 一応、2022年の『劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に再登場しているが、声は当てられなかった。
  • 上記の劇場版と連動した『本庁の刑事恋物語~結婚前夜~』では殆どのキャラの台詞が新規収録となっているが、松本だけは加藤氏の生前の声を使用したライブラリ出演となった。
テンプレート:居酒屋「デスペラード」
  • 作品:クレヨンしんちゃん(アニメ版)
  • CV:永井一郎
  • 原因:逝去
  • 2014年に永井氏が永眠し、アニメでは2013年2月15日放送の「タレが命だゾ」を最後に登場しなくなった。2023年12月23日に放送された「年末アツアツSP」の新規エピソードでも、残念ながら登場しなかった。
  • 原作では永井氏の逝去後も引き続きヨダが登場するエピソードが制作されているが、それらも2024年現在アニメ化されていない。
  • また、同氏が他作品で演じたフィルは、永井氏の逝去後作品である『KH3』で登場した際は、セリフ無しでの出演だった。
攻殻警視庁
  • 作品:名探偵コナン
  • CV:中嶋聡彦
  • 原因:逝去?
  • 2012年5月5日放送の第654話「毒と幻のデザイン(Poison)」、劇場版では『水平線上の陰謀(ストラテジー)』を最後に登場しなくなった。
  • その後は2016年に放送された804話及び805話の「コナンと海老蔵歌舞伎十八番ミステリー」で、事件現場に駆けつけていた事が白鳥警部の発言で明かされるのみに留まり、2017年に担当声優である中嶋氏が永眠したため、以降の登場が絶望的になった。
岡 霊子さん
わたしをなぐって
高木順一朗
  • 作品:アイドルマスター
  • CV:徳丸完
  • 原因:逝去
  • アイドルマスター2』でいとこの高木順二朗に社長職を譲り、以後の作品では全て順二朗が765プロの社長として登場する。交代の経緯は発表されていないが、徳丸氏は『アイドルマスター2』発売の1か月後に病死しており、体調面での問題があったと覗い知れる。
  • ライバルである961プロとの因縁など重要なキャラ設定を順二朗に丸々引き継ぐという形での交代だったので、長い間再登場は絶望視され、一部のファンの間では『中の人と共に死んでしまったのでは……?』と言う都市伝説まで流れるほど。
  • 一応声なしでの再登場も実現しているが、『2』発売から10年以上経過していることもあり、そもそも順一朗の存在を知らないプレイヤーも多いと思われ、実質存在を消された扱いとなっている。
陽花ちゃんハピバ
  • 作品:Re:ステージ!
  • CV:花守ゆみり嶺内ともみ
  • 原因:後者の廃業
  • 花守氏が重度のひざの半月板の痛みのため降板した後嶺内氏に交代したが、2022年11月に嶺内氏の廃業が告知されてからは「母と共に海外に渡った」扱いにされ、一切登場しなくなってしまった。
  • かつての相方である伊津村紫は、後に別のコンビで活動することになった。
  • この出来事が原因となり、今後も他の声優達に何かが起きた場合にどうなるのかが、一部より不安視されている。
観音登世実ちゃん
  • 作品:温泉むすめ
  • CV:古賀葵
  • 原因:観音温泉からの要望による公開終了
  • 2022年2月10日を以て観音温泉の申請により公開終了した。担当声優の古賀も不慮の形で降板した。
  • これに伴い、観音登世実は「温泉むすめ師範学校を卒業した」扱いとなり、「温泉むすめ PERFECT GUIDEBOOK」にも掲載されず、いなかった扱いにされている。
  • 声優の事情以外によって今後の出番を失うという珍しいケースである。


登場作品まで余波が及んだケース編集

いろいろあーる
  • 作品:究極超人あ~る
  • CV:塩沢兼人
  • 原因:逝去
  • 他作品レイに似ている箇所があると割り出し、そのまま塩沢氏の起用となったため、作者のゆうきまさみ氏は塩沢氏の没後に「塩沢氏が亡くなったので再アニメ化する気はない」という意向を表明している。

故人によるライブラリ出演が続いているキャラクター編集

※担当声優の逝去後、長期にわたりライブラリ出演の状態が続いているキャラを記載。『スーパーロボット大戦』シリーズはキリが無いため一部のみ。

りょう
破嵐万丈
これが私のメラゾーマだ…

今後の対応が決まっていないキャラクター編集

レノ
🗾
  • 作品:名探偵コナン
  • CV:古谷徹
  • 原因:古谷本人の不祥事による降板
  • 2024年5月に年下女性との不倫を報じられ謝罪、その後古谷本人と青二プロダクションとの協議の末「演じたキャラクターのイメージを著しく傷つけた」として安室透役を降板する事が発表された。
  • 安室透というキャラクター自体、古谷本人とアムロ・レイ(古谷がCVを務めた代表的なキャラ)が元ネタとなっているため、今後アニメどころか下手をすれば原作も出禁を喰らう可能性がある(作品の性質上、死亡退場という形を取られる可能性も十分に考えられる)。

かつてはそういう扱いだったキャラクター編集

※原作などで登場するはずのキャラや数年経っても登場しなかったキャラを指す。

ZATO-ONE/GG
  • 作品:ギルティギアシリーズ
  • 前任:塩沢兼人
  • 原因:逝去
  • 後任:子安武人
  • 本来『X』では自我を取り戻し、後述のエディが立ち去るという結末を予定していたが、担当声優である塩沢氏が永眠したことに伴う形で同作のエンディングにて死亡し、『XX』では「エディ」としての登場となった。
  • その後、『Xrd』にてザトーとして蘇る事になり、『XX』よりエディ役を務め、ドラマCDでザトーも演じた子安氏が兼役で演じることになった。なお、かつて塩沢氏が演じていたDr.ボルドヘッドもドラマCDではファウスト役の近藤隆氏に引き継がれている。
  • 余談だが、『ジャスティス学園』の忌野雹も同じく塩沢氏の逝去により、『燃えろ!ジャスティス学園』のストーリー展開が急遽変更され、死亡する流れになっている。
ぶりぶりざえもん
  • 作品:クレヨンしんちゃん
  • 前任:塩沢兼人
  • 原因:逝去
  • 後任:神谷浩史
  • 90年代で多く活躍したレギュラーキャラだったが、2000年に塩沢氏が永眠した後は声付きでの登場がなくなり、大人の事情で一切喋らないことを明示する形式(『しん王』伝説のイマジン、映画伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』しんのすけが呼び出したヒーロー3人の「ぶりぶりざえもんの絵」など)や、そもそも本人ではない形式(映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』のクライマックス、『SHIN-MEN』のアニメ版など)、そもそも声がいらない形式(OP『ハピハピ』におけるしんちゃんとのダンス映像や『T.W.L』での登場など)での登場に留まっていた。
  • 長年制作側の「彼以外に適役がいない」という方針により、後任の担当声優も決められていなかったが、時が過ぎ2016年に満を持し、「このまま出番がないとぶりぶりざえもんというキャラそのものが埋もれて消えてしまう」「ムトウユージ監督など、アニメしんちゃんのスタッフと交友が深く、ぶりぶりざえもんを任せられる人材」として神谷氏が改めて配役され、再登場を果たした。
  • 余談だが、その後彼よりも遥かに封印期間が長いキャラも再登場しレギュラー化した。
月野一家
  • 作品:美少女戦士セーラームーンCrystalシリーズ
  • 前任:水谷優子
  • 原因:逝去
  • 後任:山崎和佳奈
  • 2016年4月の3期が展開されている途中で水谷氏が同年5月に永眠したため、本作が彼女の遺作となった。そのため、原作では3期の終盤と『Eternal』に出ているものの、アニメでは登場シーンがカットされている。
  • その後『Cosmos』で、山崎氏が演じる形で再登場を果たす。
あつくるしいネ!
  • 作品:クレヨンしんちゃん
  • 前任:田中一成
  • 原因:逝去
  • 後任:檜山修之
  • 一時期アクション幼稚園で先生を担当したレギュラーキャラクターだったが、田中氏の没後は登場が無くなった。
  • その後も再登場することがなかったが、復活希望キャラクターの公式投票の「おひさしぶりぶりproject」にて栄冠の1位を獲得しており、2023年12月23日放送の『年末アツアツSP』の新規エピソードでは檜山氏が後任となった。
ご冥福をお祈りします。

関連タグ編集

声優 大人の事情 不遇

声優交代 封印作品


ケンジ(アニポケ):中の人もスタッフに台詞付きでの再登場がないと言われていたらしく、中の人も「かませ犬」と表現していた。


カンフーパンダ:主人公であるポー中の人の問題のため、シリーズ作品の地上波での放送が絶望的になっている(もっとも吹替キャストが上映版とテレビ放送版で異なるのもよくある事であり、佐藤せつじ版を放送すれば済む可能性が十分ある)。


中村大樹:自身が私的に開設して運営している私塾においてパワハラ、モラハラ、金銭トラブルがあった事で、2024年3月22日に同月21日付けで当時の所属事務所81プロデュースから所属契約を解除されており、現在の持ち役(じーさん等)が今後どういった処置を取られるかが不明となっている(現状殆どの作品が新作展開がなく、そのためか特に措置が取られていない)。

関連記事

親記事

声優交代 せいゆうこうたい

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました