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トランスフォーマー2010

とらんすふぉーまーにいぜろいちぜろ

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』とは、『トランスフォーマー』シリーズのアニメ作品第2弾。
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概要

1986年11月14日から1987年6月26日にかけて放送されたトランスフォーマーシリーズのアニメ作品第2弾。初代アニメの続編であり、原語版たる『THE TRANSFORMERS』のシーズン3にあたる。

「2010」の読み方は基本的に「にいぜろいちぜろ」だが、初期の告知映像では「つーおーわんおー」とも読まれていた。

前作が地球でのエネルギーを巡る争いだったのに対し、本作では宇宙全体を舞台とした物語となっており、トランスフォーマーや地球人以外にも多様な種族が登場した。
また、トランスフォーマーたちも『ザ・ムービー』のストーリーを踏襲して、主要メンバーの大部分が一新されている。
話によってはデストロンが登場しない回が何本かあり、サイバトロンもわずかしか登場しない回があるなど、新しい方向性を取り組んでいる。

なお、タイトルの通り物語は西暦2010年が舞台となっているが、これは日本独自の設定であり、米国(原語版)ではユニクロン戦争(ザ・ムービー)の翌年にあたる2006年という設定である。
日本国内では大人の事情でザ・ムービーが公開されず本作ではダイジェスト形式での紹介になった為に2010に至るまでの大まかな部分しか知ることが出来ず、1989年に限定的に上映されるまでには謎の部分も多かった(そのような制約の中で1986年12月に発売されたのが、伝説のクソゲーとして語り継がれているファミコン用ソフトの『コンボイの謎』である)。
そういった事情もあり、日本国内での次作となる『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』で新規に描かれた過去ダイジェストではコンボイの死に方が映画とは異なっていたり、プロールの様に映画で戦死した筈のキャラが普通に登場するなどしていた。

前作のメイン作画担当は東映動画であったが、ザ・ムービーの制作に取り組んだために本作では韓国のアニメスタジオのAKOMがメインで作画担当している(AKOM自体は前作でも数話担当している。なお、東映動画も前作よりも製作数が少ないだけで作画担当自体は本作でも引き続きしている)。
作画クオリティは特に序盤では他のシリーズよりも低レベルで前作以上に作画ミスが目立ち(作画的な意味で悪い部分の集大成と呼べるのが『音楽惑星への挑戦』)、日本国内の関係者は満足できなかったと述べている。
しかし、日本国内のスタジオで作られた回はスタジオルックがグロス請けを務めた『原始の呼び声』に代表されるような高レベルの作画回も見られ、AKOM担当回でも後半ではある程度安定していった。


G.I.ジョー』とリンクしており、メリッサはある人物の娘となっている。また、コブラコマンダーがゲスト主演している。

あらすじ

ユニクロン戦争から5年、戦いはサイバトロンの圧倒的な勝利に終わった。

落ち延びたデストロンは辺境の惑星ジャールにて、エネルギー不足に苦しみながらも惨めな生活を送っていた。航空参謀サイクロナスはそんな彼らを1つにまとめあげ、宇宙の果てに追放された新破壊大帝ガルバトロンを復活させ、軍団の再生を企てる。

また、代々のサイバトロン総司令官の持つ叡智の結晶体「マトリクス」を受け継いだ、若き騎士ホットロディマスは、ロディマスコンボイとして、サイバトロンの新しい総司令官となる。そして、自分の資質に悩みながらも多くの仲間に支えられ、次第にリーダーとしての自覚と自信に目覚めていく。

一方で、超ロボット生命体の創造主であり、邪悪な知的生命体のクインテッサ星人もセイバートロン星の奪還を狙い、行動を開始する。

サイバトロンVSデストロン、第三勢力・クインテッサ星人の三つ巴の戦いが、宇宙を舞台に展開する。

登場キャラクター

サイバトロン

総司令官ロディマスコンボイ
シティーコマンダー ウルトラマグナス
女性戦士アーシー
空中防衛戦士スプラング
戦士チャー
情報員ブラー
サバイバリスト ウィーリー

星間輸送戦士スカイリンクス
サンドストーム
ブロードサイド

スワーブ
テイルゲイト
スクランブルシティ メトロフレックス

デストロン

新破壊大帝ガルバトロン
航空参謀サイクロナス
スウィープス参謀スカージ
オクトーン

ダイナザウラー


その他


クインテッサ星人
レックガー
シャークトロン

主題歌(国内版)

いずれも歌手は広瀬翔氏。

  • OP
『トランスフォーマー2010 〜TRANSFORMER 2010〜』
映像は東映動画製作の海外版玩具CM用アニメとザ・ムービーからの流用。
その為、本編との作画の乖離が目立っている。

なお、原語版ではAKOM作画による新規のものが使われていたが、OPラストにてチャーの色をしたスプラングが走ってくるという盛大な作画ミスをやらかしている(同シーンではウルトラマグナスの顔も真っ青になるという作画ミスもある)。
また原語版1~5話では、別のアニメーションが使われることもあったという。

また、OPのイントロ部分はゲームコンボイの謎のタイトル画面にも使われている。

  • ED
『ホワッツ・ユー 〜WHAT'S YOU〜』
映像はザ・ムービー及び2010本編からの流用。
前作から引き続きナレーターを担当する政宗一成氏は本作では名前が登場キャラクターをおさえて一番上にクレジットされている



関連イラスト

San Antonio Alamo TF Showdown
Fun Pub 2016 BotCon Card Art


追跡者
ふたり


に・ぜろ・いち・ぜろ
△



関連タグ

トランスフォーマー ロボットアニメ 玩具
初代orザ・ムービー2010ザ・リバース
ザ☆ヘッドマスターズ(日本版)
コンボイの謎

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