G1
CV:エリック・アイドル(ザ・ムービー)、トニー・ポープ/吹:石井敏郎、田中亮一(『ザ☆ヘッドマスターズ』)
日本未公開の映画『トランスフォーマーザ・ムービー』で初登場。惑星ジャンキオンの住民達のリーダーで、肩書は指揮官。ジャンク品の中から有用な物を選んで売買することで生計を立てている。他の住民にも言えることだが、地球のテレビ番組が大好きで、その影響か胡散臭い中国人のような協和語(原語版はメキシコ人風の口調)で話す。恋人のナンシーとは一緒にテレビを見る仲。
他のジャンキオンらと同様にバイクに変形し、『ザ・ムービー』ではジャンキオン同士が互いにトランスフォームしながらバイクモードで騎乗するシーンが見られる。
日本では『トランスフォーマー2010』(原語版におけるシーズン3に相当)からデビューとなり、第10話にて初登場した。
アニメ公開当時には玩具も発売されており、銀メッキ加工されたエンジンやゴム製のタイヤなどが採用されているが、変形時は前輪を一度取り外す必要がある(前輪はロボットモードの盾となる)。
後年もこのレックガーを基にした玩具が発売され、オフロードバイクに変形し、同型の商品との騎乗ギミックを持たせた『リヴィール・ザ・シールド』版(日本では『トランスフォーマーユナイテッド』にて発売)や、スクランブル合体が可能な『パワーオブザプライム』版(『ユナイトウォリアーズ』版グルーヴの仕様変更品)、『ザ・ムービー』劇中のデザインを忠実に再現した『スタジオシリーズ』版などがある。
アニメイテッド
CV:ウィアード・アル・ヤンコビック/吹:岩田光央
『アニメイテッド』に登場する環境保護員で、ゴミ収集車に変形する。オールスパークの欠片の入ったゴミがサリ・サムダックの持つキーと反応したことで誕生した。疑う事を知らないし、戦いにもそこまでの関心を抱いていない。唯一の関心はテレビ番組であり、大きな影響を受けている。
「ボクはレックガー」が口癖であるほか、オウムのように言われたことを繰り返す癖がある。(例:「ボクはレックガー、 ボクができる事は運ぶ事だ!ゴミをなあ!」)ただし、玩具付属のカードや、セガからリリースされたアーケードゲーム『トランスフォーマーアニメイテッド ザ・チェイス』や『トランスフォーマーアニメイテッド ザ・シューティング』(現在はサービス終了)対応のカードでは、G1版のような協和語の口調になっている。また、前述のゲームでは、青と白のカラーリングを基調としたエコレックガーのカードもある。
初登場話で誕生し、アングリーアーチャーやラグナッツに利用されて暴走した挙句、海の藻屑となったかに見えたが、海の底で生存していた。その後、サウンドウェーブの策略によりオプティマスプライムらが洗脳された際、サリによってスクラッパーやスナールと共に救出チームの一員として駆り出された。
原語版で声を担当したアル・ヤンコビックの本職は声優ではなく歌手。『ザ・ムービー』でレックガーらジャンキオンが暴れるシーンの挿入歌「デア・トゥー・ビー・ステューピッド」を提供した。劇中でレックガーが口にする「バー・ウィープ・グラーナ・ウィ・ニニボン」は『ザ・ムービー』で登場した宇宙共通挨拶。更に上記の曲名もレックガーの台詞として作中に登場する。
また、日本語版ではレックガーの吹き替えを担当した岩田氏の過去作品からのネタ「さんをつけろよデコ助野郎」が盛り込まれている。ちなみに、TFシリーズでは以前にもこの岩田の「デコ助野郎」ネタが使われた事がある。
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