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ウルトラマグナス

うるとらまぐなす

ウルトラマグナスとは、『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター。
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概要

トランスフォーマー』シリーズに登場するサイバトロンオートボット)の戦士である。海外では『ザ・ムービー』からの登場だが、日本では公開されなかったのもあってか『スクランブルシティ発動編』が日本での初出となる。その時の担当声優銀河万丈だが、それ以降は中の人がコロコロ変わる。同一人物なのに…?

その力強いプロポーションもさることながら、コンボイと並び大型車両に変形したり、アニメ劇中はもちろん玩具的な中の人(G1のみ)などネタに富んでおり、根強い人気があるキャラクター。
2018年現在、ウルトラマグナスと言えばTFファンは大抵『2010』と『アニメイテッド』のどちらかを思い浮かべる。『マイクロン伝説』は影が薄く、『プライム』は彼が登場するシーズン3が日本未放映だからである。

なお、ここでは『トランスフォーマーカーロボット』に登場する「ゴッドマグナス」についても軽く触れておく。

G1

スクランブルシティ発動編

CV銀河万丈
初登場は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』ではなく、そのOVA『スクランブルシティ発動編』で、役職は「シティコマンダー」。
デストロンの合体戦士2体に苦しめられるコンボイの要請に応じ、プロテクトボット部隊とメトロフレックスを発進させた。
作中でやったことはほぼそれだけで、戦闘も変形もないうえセリフもわずか。人物像などはこの時点では良く分からない。

記念すべき初登場作品・・・ではあるが、なにぶん入手手段が入手手段なので、当時リアルタイムで見ることができた人は少ないはずである。のちにLD・DVDに特典映像として収録されたため、現在はそちらで容易に視聴できる。

ザ・ムービー

CV:速水奨
やはりサイバトロン・シティコマンダー。セミトレーラータイプのキャリアカー変形する。

コンボイが息を引き取る直前、彼から次期司令官に任命され、マトリクスを渡される。しかしその後、マトリクスを開くことができず、ガルバトロンとの戦いに敗れて破壊され、マトリクスを奪われてしまう。レックガー率いるジャンキオン達の手によって復活し事なきを得たが、マトリクスはホットロディマスによって開かれ、彼が次期司令官となる。結果的に、ホットロディマスが司令官となるまでの「総司令官代理」を務めた。

2010

CV:速水奨
『ザ・ムービー』から引き続き登場。
生真面目かつ頑固な性格。劇中では司令官になって間もないロディマスコンボイを陰から支えるNo.2として活躍する。ロディマスの破天荒っぷりに振り回されることもあるが、時には部下として、友人として付き添った。

※表現がやや誇張しております


終盤、宇宙ペストに感染した時は、「ロディマスのひよっこ野郎はどこだ!?ぶっ殺してやる!!」というTFお約束の過激なセリフを言い放ち、容赦なく執拗に追い回す場面は印象深い。宇宙ペストのせいなのか、日々貯め込んだ本音なのか、はたまた赤い人が憑依した(中の人ネタ)のかは神のみぞ知る。

ちなみにエンディングテーマ「What's you?」の1番に「ウルトラマグナスNo.2」というフレーズがあるのだが、これのせいで日本のファンの間ではウルトラマグナスはNo.2という暗黙の了解ができてしまった。

コンボイの謎

どうやらコンボイの謎のようだ


プレイヤーキャラクターとして登場する。この作品の彼の特徴と言えば、何といっても攻撃力の弱さと紙装甲である。
本来のウルトラマグナスのテックスペックは上位クラスのはずだが、制作会社が突貫工事で作ってしまったクソゲーのため、こうなってしまったのである。

ちなみに、2009年に発売された玩具『トランスフォーマーオルタニティ』というシリーズにラインナップされているメガトロンの説明書内に、「コンボイの謎に登場するデストロン達は、理不尽な強さを与えられパワーアップした」という旨の記述がある。つまり、ウルトラマグナスが弱いわけじゃなくてデストロン達が強すぎたのである。けどどう考えたって言い訳です。本当にありがとうございました。

ザ☆ヘッドマスターズ

CV:大塚芳忠
『2010』から続いて登場。中の人は3代目。
今作でようやく、メトロフレックスのシティーコマンダーとしての描写が増えた。しかし物語後半でシックスショットに撃たれ死亡。遺体は地球のとある海に手厚く葬られた。
(その後の顛末についてはMTMTEの余談項目参照。)

ザ・リバース

CV:相沢正輝
『ザ☆ヘッドマスターズ』の海外版である『ザ・リバース』でも登場。またしても中の人が変更された。
コンボイに留守番を頼まれる役回りで、国内版のように死亡こそしないものの、デストロンにやられてスクラップ扱いされるなど不遇。

G1玩具について

ウルトラマグナスの玩具は『ダイアクロン』の後期商品・パワードコンボイの仕様変更品であり、ダイアクロン隊員を乗せられる胸部アーマーに付いている車輪や、小型のバギーがロボットに変形するパワードバギーを削除しての発売となった。
『ザ・ムービー』の予告篇に登場していたウルトラマグナスのカラーリングは、このダイアクロン版のものが採用されており、のちにマスターピースで「デルタマグナス」の名で商品化された。

トレーラーキャブ(白いコンボイ)に強化アーマーとなるカーキャリアの外装を変形・装着させる事で大型のロボットとなるギミック(後のグレート合体方式)はウルトラマグナスとして発売された際にも残されているが、発売当時に放送されたアニメではその点について全く触れられておらず、その後の商品展開においてトレーラーキャブとカーキャリアが一体化した状態で変形したり、白く塗り替えただけのコンボイが「ウルトラマグナス」として販売される場合もあった。

ウルトラマグナス アウターアーマーパージ
ウルトラマグナス(の中の人)


また、設定としてのマグナスも何某か強化アーマーを着ているという設定を持っている事があり、ドリームウェーブ版ではその白いコンボイが姿を現す。
外見だけでなく、パワードスーツな構造までリメイクされるのは2019年の『トランスフォーマーシージ(TRANSFORMERS SIEGE)』まで待つこととなる。

あまり取沙汰されないが、マスクタイプな素顔の上から口のついたヘルメットを被っているのは意外と珍しいことで、普通のロボットアニメでは逆(口の上からマスク)である。あの顔は拡声器なのだろうか?

カーロボット(ゴッドマグナス)

CV:松山鷹志

マグちゃん


カーロボット』ではファイヤーコンボイの弟。初登場時、何故か兄の事を恨んでいる。そして何故かスピードブレイカーにはデレる。通称「マグちゃん」。
ファイヤーコンボイと合体することでゴッドファイヤーコンボイとなる。

海外版『Robot in Disguise』では宗教的な名称を嫌う海外の意向で、従来通りウルトラマグナスとなっている。
詳細はゴッドマグナスを参照。

マイクロン伝説

マイクロン伝説』では赤と黒を基調としたカラーリングと、口を覆うマスクのせいで歴代のウルトラマグナスとは似ても似つかない。一方、変形時に伸縮する腕やトレーラーのキャブがコンテナと合体してロボットとなる構成は、かつてのウルトラマグナスの特徴を受け継いでいると言える。

異常な不遇ぶり

ただのサイバトロン戦士どころか、コンボイの武器でしかない。

出演が2回のみで、1回はダブルフェイスの見せる幻影「スカージ」を攻撃する為、もう1回はジェットファイヤーと合体したコンボイの上からさらに合体するだけ。しかもその理由が、強そうな姿になってメガトロンの戦意を煽り自らを追わせ、話し合いに持ち込むべく敵味方の砲火が及ばない場所まで誘導する為。それだけ。本人はおろか武装(される)形態ですらマトモな活躍はほぼ無かったという異常な不遇ぶり。

実は今作ではマイクロン「マグナス」のパワードスーツという扱いになっているのだが、肝心のマグナスに至っては一切出番ナシ。何という空気…

海外名

海外ではオーバーロードという名前になっている。これは「過積載」という意味で、『超神マスターフォース』の破壊大使とは綴りが"OverLord → Overload"と違う。

後に海外では『Transformers Energon』(スーパーリンク)放送時にこのオーバーロードのリカラー品としてウルトラマグナスが発売(日本でもトイザらス限定商品として少量販売された)。
当初はストリートスピードマイクロン3種セットのリカラー品が同梱される予定だったが、製品版では何故かスペースマイクロン3種セットのリカラー品に変更されている。
ちなみにこのウルトラマグナス、腕の形状のせいでスペースマイクロンを合体させたレクイエムブラスター(アストロブラスター)を持たせる事が出来ないにも関わらず、この組み合わせを土壇場になって採用したのか理解に苦しむところである。

オーバーロードの名は後の実写映画版『トランスフォーマーリベンジ』に登場した建機に変形するディセプティコンコンストラクティコンズのメンバーの一体の名前にもなっている(綴りは"Overload")。両者共に世界観も陣営も異なってはいるものの、他のトランスフォーマーのパーツになり、ロボットモードで活躍することが一切無いという点だけは見事に受け継がれてしまっている。

G2(レーザーウルトラマグナス)

レーザーウルトラマグナス


2000年代に入ってから、通販サイトe-Hobbyにてバトルコンボイを色替えした「レーザーウルトラマグナス」が発売された。『トランスフォーマーG2』の時代に復活したという設定。

アニメイテッド

TFA総司令官


CV:銀河万丈
アニメイテッド』ではオートボット総司令官として登場、キャリアカーではなくHEMTT風の軍用車両に変形する。

歴代アニメでは珍しく「プライム」と「マグナス」の立場が変わっており、かつての「グレートウォー」で功績を認められ、現在の総司令官となった。テックスペックも最高のもの。
物語終盤でボロを出したショックウェーブの不意打ちに遭い、重傷を負う。幻のシーズン4ではその傷が元で死亡、総司令官はセンチネルに受け継がれることになる予定だった。

プライム(ビーストハンターズ)

トランスフォーマープライム』のシーズン2までは玩具のみのキャラクターであった。レッカーズの隊長である事が述べられており、ショックウェーブとはライバル関係だったとのこと。なお、直接の登場ではないが、玩具版のデザインはシーズン2序盤にて登場したオプティマスの偽画像に転用されている。

※以下、シーズン3『ビーストハンターズ』のネタばれ注意※




れんしゅう


CV:マイケル・アイアンサイド
玩具版の設定を反映したものかレッカーズ隊長としての登場となったが、デザインはオプティマスのCGを基に作られている為、先行して発売された玩具版のデザインとはかなり差異がある。ビークルモードもオプティマスと同型のボンネットタイプのトレーラーに変形している。
オプティマスプライムが生死不明となりオートボットが四散した際、オメガロックのエネルギーを検知して地球へ飛来。
臨時の指揮官代行としてオーボットを集結させ、ディセプティコン要塞ダークマウントへの突入作戦を決行。その後オプティマスの復帰に際してはあっさりと指揮権を返上し、その指揮下へと入った(どこぞの愚か者とは大違いである)。

アメコミ版のように規律を重んじる厳格な堅物であるが、素顔はとても謙虚で正義感に厚く、大戦時はオプティマスの補佐を務めていたほどの実力者。オートボット達を適材適所にあてがって作戦を展開したり、不仲であったホイルジャックとも戦局に応じて共闘し抜群のコンビネーションを見せつけたり、対しては真っ先に自らが体を張って戦いを挑んだりと、指揮官としてはかなり有能な人物といえよう。
また、堅物な割にはミコの扱いにも慣れており、真面目一辺倒の人物でもない様子。

ボケと入れ替わる形でレッカーズの隊長となったが、規律を重んじるウルトラマグナスの指揮は自由すぎるレッカーズ隊員達の性分に合わず、結果レッカーズ解散を招いてしまった。
飛来当初もオートボット達を部下とみなして返事には「Sir」を付けさせないと気が済まないなど、当初はオートボットの仲間達の間で孤立しかけたが、仲間達との共闘を経て「家族」の概念を学び馴染むようになっていった。レッカーズ解散のいきさつからジャッキーとはソリが合わなかったがプレダキングとの戦いでジャッキーと共闘するうちに互いを認め合うようになっている。

オプティマスと同型なので、武器としては同型のブラスターを使用しているが、ブレードは装備していないのか使用した描写がない。ジャッキーのスターハンマー号より大型の宇宙船を所有しており、船内には今シーズンでメンバー達が使う事になる武器を多数保管していた。また、『アニメイテッド』版よろしく、一時期効力の消えたソラスプライムハンマーを使用していた。
プレダキングとの戦闘で右手を失っているが、ラチェットにカギ爪状の義手を作ってもらっている(体格がかつてのオプティマスに近いので米軍が管理しているネメシスプライムの腕を移植すればよかった気もするが……)。

完結編『プレダコン・ライジング』ではサイバトロン星の復興に努めていたが、スタースクリームとショックウェーブが復活させたプレダコン、スカイリンクスとダークスティールにスモークスクリーンと共に襲われ、瀕死の重傷を負わされてしまう。
その後はラチェットによって治療を受けて寝込んでいた為、ラストまで出番は無かった。
続編のアドベンチャー(RID)ではコミック版にてチームバンブルビーの監視のため地球を訪れる。体力の回復共に、義手も元の手に戻っていた。

IDW

O captain, my captain.


IDW社のコミック『More Than Meets The Eyes』では、かつての英雄だったウルトラマグナスその人は作中では既に故人。彼を崇拝していた裁判官タイレストがマグナスの残骸を内部操縦型のマグナスアーマーとして再構築し、「ロードベアラー」という特殊な素質を持った候補者にアーマーを装着させ、ウルトラマグナスを演じさせた

装着者が死亡すると、アーマーの手のひらにあるリコールトリガー(自動帰還装置)が自動的に押され、アーマーのみがタイレストの元に呼び戻されるようになっており、次の候補者にアーマーを装着させ、死んだらアーマーを呼び戻して次の候補者に…を繰り返し、現在に至るまで代替わりでウルトラマグナスの死を偽装し続けてきた。

Minimus|Magnus
TF arts


作中に登場する候補者は「ミニマス・アンバス」と呼ばれる、髭を生やした小型のトランスフォーマーで、とある一件からそれまでの禁を破って自らの正体をロストライト号の乗組員らに明かしている。

海外で発売された『コンンバイナーウォーズ』版のウルトラマグナスの玩具は、このMTMTE版のデザインを再現した物であり、従来の白いコンボイにアーマーを装着する方式ではないものの、ミニマス・アンバスの内部格納ギミックが再現されており、G1版と同様に車型のトランスフォーマーを積載する事も可能。

シャッタード・グラス

善悪反転した世界を描く『シャッタード・グラス』ではダイアクロンカラーとなっている。

Botcon2012で限定販売された玩具は、日本では『ユナイテッド』のレーザーオプティマスプライムとして発売されたもののリデコとなっている。

キュートランスフォーマー

CV:石田彰
第12話にてホットロディマスと共に登場。
二人して何故か市原SAにいた所に、『コンボイの謎』で主人公を務めていた両者に本作が「クソゲー」呼ばわりされることについて意見を聞くために訪れたバンブルとトークを開始する。
前半の台本パートにおいては、本作以来「クソゲー」という言葉に極端なトラウマを抱いており、「クソゲー」と聞くたびに「『コンボイの謎』があんなゲームになったのは自分の責任だ」と号泣しながら自分の顔面を何度も殴りつけるという非常に陰鬱かつ情緒不安定な人物となっている。
また、『コンボイの謎』における自分のひ弱さについて、やられる度に「このひよっこが!」と自責の念を感じていたらしい。

アドリブパートでは「『コンボイの謎』の『謎』とは何の事か」という議題について「他人のプライベートを掘り下げると大変なことになる」と意見を述べるが、二人からは「逆にマグナス(の中の人)の謎が気になる」と食いつかれていた(マグナスを演じた石田彰氏は「声優界で最もプライベートが謎な声優」の一人として知られている)。
脱線したロディマス達に酔ったようなダウナー口調で冷静にツッコんだかと思えば、トラックの利点について熱く語るなど、ベクトルこそ違えどその情緒不安定っぷりはアドリブパートでも健在であった。
ゲームアプリ版では「玩具に付属された特殊コードを入力して他のキャラクターを主人公として使用可能になる」という仕様であるため、玩具が発売されてなかった2015年4月までは原作主人公である彼がゲームで使用できないという事態になっていたが、2015年3月31日のアップデートで追加された難易度低めの「ステージ0」にて晴れて操作キャラとなった。(それまでは隠しキャラとしてマグナスカラーのオプティマスが登場するのみ)
玩具そのものは出演発表から実に1年後の2016年1月まで待たねばならなかった。

レジェンズ

『トランスフォーマーレジェンズ』では上述のコンバイナーウォーズを色替えしただけで『MTMTE』準拠のデザインそのまま。説明書に記載のプロフィールでは、『ザ☆ヘッドマスターズ』で戦死したG1ウルトラマグナスがマトリクスの力によって復活した姿として説明され、WEBコミックにもその経緯が描かれた。
ミニマス・アンバスのフィギュアはアルファートリンとしてリペイントされており、彼はマトリクスの残留データによって新たなボディとなるアバター体を得て復活を果たしたという設定になっている。

G1メガトロンとアルマダメガトロン(つまりマイ伝版)が夜の街で暴れているところ、アルファートリンのミラクルドリルでG1世界から召喚された。

関連項目

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