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ブラックコンボイ

ぶらっくこんぼい

ブラックコンボイとは、『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター。その名の通り黒いコンボイである。
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概要

2000年代以降の『トランスフォーマー』シリーズにおいて、コンボイオプティマスプライム)の存在を確立させたキャラクター。
マスターピースでも、G1コンボイの色を変えただけの「MP-10B ブラックコンボイ」なるものが発売されたことからも顕著である。

Nemesis Prime/Convoy



pixivでは行いや容姿が近いネメシスプライムイラストにこのタグが付くこともある。そのため本記事では、彼以外の「のコンボイ」についても解説する。

カーロボット(ブラックコンボイ)

ブラックコンボイ


「本当の恐怖を教えてやろう!」
CV:楠大典
トランスフォーマーカーロボット』に登場する、漆黒の身体を持った悪のコンボイ。劇中での立ち回りはG1スタースクリームに近いものがある。
役職は「暗黒司令官」。海外版『Transformers:Robots in Disguise』での名前はスカージ(Scourge)。
スカージとは「災厄」「天災」を指し、「守護」を意味するコンボイとは真逆の意味となる。

ファイヤーコンボイに似た外見をした悪のコンボイであるが、性格は冷酷で残忍かつ自信過剰な上に器量も狭いという、オリジナルとなるファイヤーコンボイと比べて、とてもコンボイタイプのトランスフォーマーとは思えない悪党ぶりを見せている。
ファイヤーコンボイと同様、初代コンボイ寄りの姿をしているが、ビークルモードはボンネットタイプのトレーラーとなったタンクローリー。
主な武装はブラックソード、肩のデッドミサイル。後部車両は戦闘基地モードになる。

出自

太古の時代に、地球のガイアエネルギーを外敵から守る為に作り出した防御システム(ブレイブマキシマス)を管理すべく地球に来たサイバトロン戦士であったが、宇宙船が墜落して長らく眠っていた所をギガトロンによって悪のスパークを注入され、更にはタンクローリーのデータをビークルスキャンをした結果誕生した。が、その時同時にファイヤーコンボイのデータもスキャンしたのが原因で、顔の外見はファイヤーコンボイに瓜二つになってしまっている。

…と、ここまでの説明からすると悲劇的存在に見えなくも無いが、実はサイバトロン時代より過激思想の政治犯であったという根っからの悪党だった。
地球に派遣されたのも、実態は反省を促すための追放だったのである。
ただ管理させるのが目的なら、わざわざプロトフォームの姿で封印する必要などない。勿論、目覚めた頃には改心してくれてることを願ったのだろう。
当然ながら、ギガトロンへの忠誠心も見せかけのものであり、裏では自らが世界を掌握する為の謀略を張り巡らせる事になる。

能力・性格

実力は非常に高く、対立していたコンバットロンのリーダーであるドルレイラーをいとも簡単に倒した後、彼を含むメンバー全員を自らの私兵に納める形でその実権を掌握し、自らがコンバットロンの司令官となる程である。
しかし、ギガトロンへの忠誠心を見せて戦果を挙げる一方で、器量の狭い面から、元からギガトロンの部下であるゲルシャーク達メタルビースト軍団の事をコンバットロンと共に常に馬鹿にしており、その態度が災いして、特にゲルシャークからは常に自らの動向について疑われたり、作戦の妨害をされただけでなく、ファイヤーコンボイごと殺されそうになった事もある。
ギガトロンの命令でサイバトロンに下った振りをした際には、それを疑ったカーロボ三兄弟からサイバトロン適正審査の為の奉仕活動を行った事もあるが、やはりその性格が災いし、コンバットロン達が真面目に活動をしていたのに対し、ファイヤーコンボイの説教に逆上して暴れ出した挙句、ファイヤーコンボイにコテンパンに叩きのめされて作戦を失敗に終わらせる結果となっている。
サイバトロンから追放される身になったのも、この性格が災いしてヘマをしたからかもしれない…

ギガトロンが死んだと思った際には、より露骨に野心を見せるようになったが、彼がデビルギガトロンとして予想外のパワーアップを遂げて戻ってきた結果、さすがに焦りを覚え始める事になり、自らの誕生の際に人間(ジュンコ)のデータもスキャンしていた事を利用して、ブレイブマキシマスの奪取を計画。自らが乗り込む事に成功するも、子供達の説得を受けたブレイブマキシマスに弾き出される事になった。
そこで、今度はサイバトロンを憎むユウキの友達であるケンタを利用して、ブライブマキシマスを再起動させ、ギガトロンを超えたと確信したブラックコンボイは、コンバットロンと共に反逆を起こすが、詰めの甘さが原因で、ブレイブマキシマスが急停止した上に、コアユニットのプラズマも奪還されてしまう大失態を犯す事になった。

結局、反逆を起こしていながら、のこのこと基地に帰還した結果、ギガトロンの激怒を買ったブラックコンボイは、コンバットロンと共に再度悪のスパークを注入される事になり、散々馬鹿にしていたゲルシャークにさえも忠実な人形に成り下がった。結局ブラックコンボイとコンバットロン達は、サイバトロンとの最終決戦時、ベクターシグマからの制裁を受ける形であっさりと全滅する末路を迎えるのだった。

カーロボット版の玩具

玩具は海外限定も含めれば5種類発売。

1.オリジナル
ベースとなった玩具は『トランスフォーマーG2』のバトルコンボイ
塗装のパターンなどは海外版カーロボのトイなどで差異がある。
また、日本版バトルコンボイでオミットされたヘッドライト点灯ギミックは削除されたままとなっている。

2.スパイチェンジャー
『RID』として海外展開された際、オリジナルをベースにスパイチェンジャーと同規格で縮小・簡略化したもの。
後に国内でも「U.S.Aエディション」として限定品で導入された。

唯一「コンボイのリカラー」ではなく、初めから「ブラックコンボイ」として設計された商品。
その後これをリカラーしたオプティマスプライムが、実写1作目のDVDのオマケとして付属した他、G1カラーが『TRANSFOMERS UNIVERSE』で発売された。

3.海外限定
ミサイルトレーラーのG2コンボイのリカラー版。

4.レジェンズ
東京おもちゃショー限定。『ユナイテッド』のレーザーオプティマスプライム(すなわちバトルコンボイ)のリカラー。

5.レジェンズ(ヘッドマスター
こちらも東京おもちゃショー限定。日本未発売のタイタンズリターン版オプティマスプライムのリカラーで、ロボット・タンクローリー・ジェット機へ変形するトリプルチェンジャー
イベントのあと数量限定で抽選販売されたのだが、あまりの人気に購入希望者が殺到。急遽、通販限定で受注生産が決定した。

後述するコミックでは、オリジナル形態として基地モードや、ヘッドマスターなしのドロイドモードも披露されたが玩具でも再現可能。

マイクロン伝説(スカージ)

イラりく【スカージ】


CV:大川透
マイクロン伝説』第43話で登場。

黒いボディにスターセイバーと瓜二つのダークセイバーを使う知性のない凶暴なトランスフォーマー。その正体は、ユニクロンの分身ダブルフェイスによって操られたクローンだったが、誕生の経緯は不明。実力はメガトロンでも瀕死に追いやられるほど。

プライム(ネメシスプライム)

私はオプティマスプライム


CV:森川智之(偽装時)石塚運昇(サイラス本人)
トランスフォーマープライム』第34話で登場。
本編での容姿は黄色に通常のオプティマスと比べて汚れたボディが特徴だったが、日本限定で発売された玩具の姿は黒を基調としたボディに目やフロントウィンドウのクリア素材がとなっている。

反政府組織「メック」がそれまで得たトランスフォーマーのデータと、スタースクリームのトランスフォームコグ(当初はバンブルビーのを使おうとしていたが、スタスクのヘマで喪失したためその賠償として彼のを強奪した)を使って生み出した。
上記2名とは異なり、自我のない操り人形に過ぎず、リーダーのサイラスによって遠隔操縦される。
オートボットを貶めるべく本物と同じ声で暴れまわるが、彼らが自分達の潔白を証明するためメックの拠点に突入した際、あるミスでバンブルビーに正体を見破られ攻撃。その後バルクヘッドアーシーを相次いで倒しオプティマスを追い詰めるも、操縦室に忍び込んだファウラー捜査官とのリアルファイトでサイラスが操縦をやめてしまったために棒立ち状態となり、オプティマスに逆転を許してしまい一気に劣勢に立たされた。
更にオプティマスとネメシスが戦っていた貯蔵庫の下ではサイラスが操縦していたのだが、両者の重量に耐え切れず天井が崩落した際に装置諸共運悪くその下敷きとなってしまった。

海外版ではストーリーがつながっている『トランスフォーマーアドベンチャー』では未登場だが、玩具が2種類発売されている。

レジェンズ(ブラックコンボイ)

ブラックコンボイ(スカージ)
ブラックコンボイ


設定上は『カーロボット』と同一人物で、セイバートロン星の刑務所から脱獄し、そこでエネルゴンマトリクスを手に入れパワーアップした。
(レジェンズ世界で催された)東京おもちゃショーでゲルシャークと再会しギガトロンを助けるためともに旅立った。再洗脳は解けているのかゲルシャークにはため口で話しギガトロンも呼び捨てにしていた。

ユナイトウォーリアーズ

WEBコミックにて、次元の亀裂が入ったG1世界にゲルシャークと共に侵入、新たなボディを手に入れたコンバットロンと再会した。ユニクロンの野望を阻止したあと、ゲルシャークとコンバットロンを連れて何処かへと消えた。

「UW-EX バルディガス」取扱説明書のおまけイラストには、日本の銭湯を占拠し、入浴を兼ねてデビルギガトロン解放の作戦会議を開く光景が描かれた。このときブラックコンボイはタオルを腰に巻いていた。

ヘッドマスター

ブレイブマキシマスを襲撃。ギガトロンの釈放を要求するが、彼は悪事を働き続けることに嫌気が差してしまっており完全に改心。ファイヤーコンボイと和解していた。
それに業を煮やしたブラックコンボイはギガトロンに襲いかかるが、彼の意向を優先したいゲルシャークに抑えられ、その隙にリフォーマット光線を浴びせられプロトフォームに戻されてしまう。

その後、サイバトロン次元パトロール・プロトタイプ部隊の隊長となり、コンバットロンが潜伏したとされるレジェンズ世界に出向。スキッズと組み、サイバトロン戦士として正義の為に動く。
だが、その実態は圧倒的な力によって敵を制圧し、徹底的な管理で平和を守るというあまりにも傲慢かつ危険な思想であった。所属が変わっただけで、もはや根本的にデストロンガー時代と何も変わりない。
かつて政治犯だった頃も、ほぼ同じ思想を掲げていたことが容易に想像できる。

同型のプロトタイプ部隊とかつての自分を模したドロイド部隊を率いて、かつての仲間のコンバットロンを次々毒牙に掛けるが、その強引過ぎるやり方に、同じサイバトロンであるアクサロン商事の面々を怒らせてしまう。
彼らに加え、元のブラックコンボイが万一に備え、自分たちのデータをバックアップさせた作戦コンピューター「ダーク・アイ」の活躍によってデータをインプットされ復活を遂げた。
明言はされなかったが、アニメでギガトロンの再洗脳から元に戻れたのも同じ理由だとすれば説明がつく。

その後は元に戻ったコンバットロンや、ドロイド部隊を手に入れ、ギガトロンに代わってデストロンガー再興を誓うが、アクサロン商事には借りがあるとして当分は手を出さない事を約束した。多少皮肉な形だが、「デストロンガーのリーダーとなる」という第一の野望は達成された。
なお、最後の1コマでダーク・アイには尻に敷かれていたという恥ずかしい一面が判明した。

実写版(ネメシスプライム)

Fallen Into The Darkness


実写版5作目『最後の騎士王』に登場。
今作に登場するネメシスプライムは、なんと従来の偽物ではなく、クインテッサにより洗脳されたオプティマスプライム本人である。

サイバトロン星に到着したオプティマスは、クインテッサに言い寄るが逆に捕えられてしまい、クインテッサの能力により、地球への刺客としてネメシスプライムにされてしまった。
オプティマス本人である為、シルエットにほぼ変化はないが、左目の装甲部分がクインテッサに打たれた際に青から赤に変色していたり、完全に洗脳されてからは両目の光が青から紫へ変化している等、わずかながら差異がある。

ちなみに前作の『ロストエイジ』に登場したガルバトロンは「オプティマスをコピーして作った」事や「黒いトレーラーに変形する」というネメシスプライムをはじめとする従来のブラックコンボイの設定が組み込まれている。

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