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トランスフォーマーカーロボット

とらんすふぉーまーかーろぼっと

『トランスフォーマーカーロボット』とは、『トランスフォーマー』シリーズの作品の一つである。
目次 [非表示]

ファイヤー!


概要

ビーストウォーズ』シリーズ(以下BW)から換算して、日本におけるトランスフォーマー第2期5作目。2000年4月から12月までテレビ東京系列にて放送された。制作はぎゃろっぷ


前作までのBWシリーズが動物からロボットに変形(変身)していたのに対し、本作はビークルから変形するなどの原点回帰がなされている。

トランスフォーマーV』以来の司令官タイプがオプションパーツと合体、さらには二号ロボとのグレート合体が導入されるだけでなく、『ビーストウォーズⅡ』同様、敵味方の合体戦士、部隊が登場。

これまでの登場人物はトランスフォーマーのみだったが舞台は西暦2000年の地球なので、人間キャラも登場。当初のG1シリーズを知らない世代にとっては驚いた声も多い(ごく僅かであるがメタルスでは先祖である原始人が登場。ネオでは各地の惑星に住む住民がゲストとして登場している)。

別の視点から見れば、90年代に人気を博した『勇者シリーズ』に近い作品である。

コメディ色が強いストーリーが特徴で、従来の作品よりも低年齢層を意識した作風となっている。そのためか日本ではあまり好評でなかったが、海外では後述の通り前作品の汚名返上も兼ねた成功を収めることになり、その後のシリーズの方向性に大きな影響を与えた。


また、ファイヤーコンボイ役に橋本さとし、スピードブレイカー役にパンチUFOを起用するなど、本職の声優以外の芸能人も多数キャスティングされ、さらに近藤孝行竹本英史といった放送当時の若手声優も出演した。


更にトランスフォーマーとしては初の2Dデジタルアニメでもある。


玩具について

ファイヤーコンボイ、カーロボ3兄弟、サイバトロンの合体戦士(JRXとビルドキング)、ギガトロンのみ新規製作。他は過去に発売された、もしくは日本未発売のものが流用されている。

チーム新幹線の商品化に際しては昔の変形ロボの玩具によくありがちな「実在車そっくりな架空の車両」ではなく、実際にJR東日本JR西日本から許諾を得て商品化している。

流用したものも、ただそのままではなく問題点を改修した上でリリースしている。


新規製作のものは現在から見ても完成度が高いが、子供向けな体裁に反比例したような変形の難しさにメインターゲットである低年齢者に受け入れてもらえなかったという逸話がある。

このおかげで『マイクロン伝説』以降の玩具は、テレビシリーズと連動した変形が容易な低年齢向けと、バイナルテックやマスターピースのような高年齢向けに二極化された。


ブランド復活の立役者

元々、米国を中心にBWが高い人気を集め、ブランドも軌道に乗っていたが、新章たる『Beast Machines』がお世辞にもTFとは呼べない内容であったことが原因で視聴者離れが起き、玩具も全く売れないなど商業的に大失敗した。


この事件により、続編として予定されていた「トランステック」がキャンセル。BWはおろか、シリーズそのものが壊滅の危機に追い込まれていた(この影響で日本での放映も見送られていたが、後の2004年に限定的な放送環境という制約の中で『ビーストウォーズリターンズ』として正式に日本上陸を果たした)。

シリーズ復活の打開策として、当時日本国内のみ展開予定だった本作を海外で『Transformers:Robots in Disguise』として放映することが決定、結果としてその目論見は的中し、見事にTFブランドを立て直すことに成功した。

このことから、本作は「TFシリーズの救世主」などとも呼ばれている。また、これがきっかけで『マイクロン伝説』における日米共同制作が実現している。


なお、海外での放送にあたり、設定の変更やキャラクターの名前がこれまでのシリーズのキャラクターを意識したものに変更され、BGM・効果音・カット割りなども米国で新たに編集が行なわれており、特に日本的なギャグ表現や建物を破壊する描写などが編集の対象になっていた(後者に関してはアメリカでの放映後間もなくして9.11が発生した影響もある)。

玩具に関してもほぼ日本版と同様だが一部が版権の都合で塗装が変わっていたり、フォートレスマキシマス(ブレイブマキシマス)の様にあちらでは未発売だった物もあった。

更に、ビーストマシーンズ期の玩具も改めてリカラー販売されたり同作の不振でお蔵入りとなっていた玩具がRID枠で改めて販売されるなどしており、一部は日本国内でも限定発売されていた。


本作品のアメリカでの放送は急遽決まったものではあったが、スカイバイト(ゲルシャーク)やスカージ(ブラックコンボイ)はあちらでも高い人気を誇り、後にリメイク玩具や別作品で同名キャラクターが登場したり、スカージに関しては現在ではネメシスプライムとしてオプティマスのライバル枠として定着している。

余談だが、2015年に放送された『トランスフォーマーアドベンチャー』の原語版タイトルは本作と同じく『TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE』であり、日本版での玩具展開も一部カーロボットを意識した商品があった。



あらすじ

舞台は2000年の地球。パレードに沸くニューヨーク市民の眼前で高層ビルを打ち抜き現れたのはデストロンガー首領・ギガトロンと彼が率いる軍勢だった。そこに立ちふさがったのは次元パトロール隊の司令官・ファイヤーコンボイ。

この日を境に、地球はサイバトロン対デストロンガーの戦乱の渦に巻き込まれていくことになる。


登場人物(英語名併記)

サイバトロン / Autobots

【TF】ファイヤーコンボイ

CV:橋本さとし

サイバトロンの司令官。歴代のコンボイの多くがトラックに変形している中、消防車はしご車)に変形。熱い心で突き進む。ビークルモードや性格などはG1のインフェルノを彷彿とさせる。


マグちゃん

CV:松山鷹志

ファイヤーコンボイの双子の兄弟。スピードブレイカーからは「マグちゃん」と呼ばれ、慕われている。ファイヤーコンボイと合体することで、最強司令官ゴッドファイヤーコンボイ / Omega Primeとなる。


カーロボ3兄弟 / Autobot Brothers

生きるもスクラップも一緒だ。

ファイヤーコンボイと並び本作のレギュラーで殆どの回に登場する主戦力。

肩書き通り個性豊かな三兄弟で編成されているチーム。

後に全員がパワーアップした。


カーロボ三兄弟

CV:芝原雅博

4WDカー(メルセデス・ベンツ・MLクラスまたは初代ホンダCR-V)に変形する長男。山登りが好きなサウスポー

基本的には長男らしく弟達をまとめる性格をしているが、山岳や悪路を見ると一転してそちらに気を取られてしまい暴走気味になってしまうという一面がある。

その為かチームリーダーでは無い。

第一話ではジュンコが競技用に用意した車として擬態していた。

また、玩具ではロボットモードの頭部が運転席に位置するが、アニメ一話でもユウキを助けてビークルモードの助手席に乗せた際、頭部を助手席のユウキに向けて言葉をかけていた。


  • 交通機動隊員マッハアラート / Prowl

トランスフォーマー

CV:近藤孝行

ランボルギーニディアブロのパトカーに変形する次男。3兄弟の正式なリーダーでツッコミ担当。

三兄弟では一番の常識人で他の二人に振り回される事がしばしばあったが、その性格から彼がチームカーロボ三兄弟のリーダーに任命された。


  • 爆走銃士スピードブレイカー / Side Burn

モバゲTFにスピブが参戦しました(嘘)

CV:パンチUFO(途中から『パンチユーホー』表記)

スポーツカーダッジ・バイパー)に変形する三男。ナンパ癖があり、よく赤いスポーツカー(主にジュンコ搭乗車)を追い回す。

三兄弟の中で唯一、マスクではなく口のある顔をしている。

ユウキやゴッドマグナスと仲が良い。

後にパワーアップした際に、自身が『赤いスポーツカー』になった事に対して戸惑っていた。

米国での玩具発売の際、クライスラー社から正式にライセンスを取得している。


スパイチェンジャー / Spychangers

6人で構成されているチームで、個人の肩書きにあるように忍者のような隠密部隊。

一人一人の戦闘力は高くはないが6人の力を合わせた戦法が得意。

カーロボ三兄弟とは被る点があるのか、初登場回である第4話以外で彼らと共演する事が少なく、スパイチェンジャーが主役の第9話と第16話では三兄弟は登場しない。

玩具はG2期に発売されたゴーボッツのリカラー品で、玩具展開のみで全員のスーパーモードがある。


  • 忍者首領アートファイヤー / Hot Shot

CV:竹本英史

スパイチェンジャーのリーダーでポルシェ・959に変形。玩具設定ではファイヤーコンボイの親戚。


  • 鳥人忍者イーグルキラー / R.E.V.(Race Exercion Vehicle)

CV:二村兆富

スパイチェンジャーのサブリーダーでランボルギーニ・ディアブロに変形。

仲間が言いにくいこともズバッと言うなど、生真面目。

  • 破壊忍者ウォーズ / W.A.R.S.(Wicked Attack Recon Sportscar)

CV:北沢力

スパイチェンジャーの切り込み隊長で、ボンネットの『戦』の文字が特徴的なストックカーに変形。

メンバーの中では一番装甲が厚く、『サイバトロン忍法・重力カッター』では最後尾を務めた。

好戦的な面もあるがニヒルな一面もある。

  • 引力忍者エックスカー / Crosswise

CV:三浦淳一

スパイチェンジャーの科学者ポジションでミッドシップカー(玩具ではクリアボディ)に変形。

連携攻撃ではよく中核を担う。どこかのサイよろしく語尾に「だな」と付く。

  • 猛進忍者オックス / Ironhide

CV:依田央介

スパイチェンジャーの怪力青年でアメリカントラックに変形。チーム一番の怪力の持ち主だが、チームのハンドサインを把握していないなど抜けている面もある。

  • 狙撃忍者カウンターアロー / Mirage

CV:内藤玲

スパイチェンジャーの射撃手でフォーミュラカーに変形。

一匹狼な性格故、チームと仲違いを起こすこともあったが後に和解。

オックスとは親友。

チームメンバーで彼のみサブタイトルに名前が採用された。


チーム新幹線 / Team Bullet Train

チーム新幹線

新幹線に変形する三人で構成されているチーム。

単体でも巨体だが、最大の特徴は三体合体出来る点でありビルドキング登場まではサイバトロンの合体戦士として君臨していた。

玩具はJRから正式に許可を貰い実車両を細かく再現している。


  • 音速参謀ジェイファイブ / Railspike

CV:泉尚撃(現『いずみ尚』)

500系に変形するチーム新幹線のリーダー。安全運転を心掛ける運転士タイプ。

  • 音速公安官ジェイセブン / Rapid Run

CV:竹本英史

700系レールスターに変形する。江戸っ子口調でお調子者だが、本来の走行区間的に矛盾している。

  • 音速公安官ジェイフォー / Midnight Express

CV:又村奈緒美

E4系に変形する。心優しくおっとりした性格。ズーズー弁の青年。


  • 三体合体公安官JRX(ジェイアールエックス) / Rail Racer

JRX

CV:泉尚撃

チーム新幹線による合体戦士。基本的にジェイファイブの性格が反映される。巨体ながらもスキャン元のビークルのおかげで高速走行が可能。


フリップチェンジャー / Flipchangers

彼らは劇中ではチームではなく、上記の肩書きはあくまで玩具のカテゴライズである。

玩具展開で二人共スーパーモードにパワーアップした。


  • 高速偵察員インディヒート / Skid-Z

CV:西村仁

インディカーに変形。

地球で車両をスキャンした際に、その車両に乗っていたドライバー(故人)の魂までスキャンしてしまった結果、シグナルを聞くとレースに参加せずにはいられない性格になってしまった。

そんな性格の為か、初登場から次に登場したのは何と物語最終盤のみであった。

  • 交通機動隊員レッカーフック / Tow-Line

CV:岩崎征実

レッカー車に変形。

正義感が強いが融通が利かず、どんな些細な理由でも違反駐車は絶対許さない。

後に『ロボットマスターズ』で同名かつリカラーでデストロン戦士として登場しているが、カーロボットに登場したその人なのか別人なのか不明。


ビルドマスター / Build Team

ビルドキング

第20話から登場した、建設用重機に変形するチーム。

サイバトロンネットの建設を担当している。

彼らもチーム新幹線と同じく合体戦士であるが、最大の特徴は手足を入れ換える事が出来るトルネード合体であり、状況によって使い分け出来る。


  • 太陽王ビルドボーイ / Wedge

CV:玉木由紀子

ビルドマスターの若きリーダー。ブルドーザーに変形。

  • 森林王ビルドハリケーン / Grimlock

CV:高橋広樹

ビルドマスターのサブリーダー。ショベルカーに変形。

  • 砂漠王ビルドタイフーン / Heavy Load

CV:永野善一

ビルドマスターの参謀格。ダンプカーに変形。

  • 火山王ビルドサイクロン / Hightower

CV:岩崎征実

クレーン車に変形。相手を持ち上げるのがうまい。


  • 鋼鉄大王ビルドキング / Landfill

CV:玉木由紀子

ビルドマスターが合体した姿。主にビルドボーイの性格が反映される。トルネード合体により3つの姿を使い分ける。


サイバトロンシティ

地球の地下遺跡に建造されていた巨大基地。

元々は地球人を護る目的で建造されたもので、このサイバトロンシティこそが中盤以降の物語の鍵を握る事になる。


  • プラズマ / Cerebros

CV:喜山雅之

オーパーツの示すプラズマポイントの神殿内に封印されていたTF。

サイバトロンシティが変形するブレイブマキシマス/ Fortress Maximusのコアを成している。

ブレイブマキシマス時は地球人を護る目的で建造されたという性質上地球人、特に人間の子供の思いに共感して動く特性がある。

玩具はフォートレスマキシマスのリデコ。


デストロンガー / Predacons

【TF】ギガトロン

本作の敵組織。語尾に『ガー』が付くという、歴代デストロンとの相違点がある。

設定では、デストロンのエリート集団との事。


当初は前番組の『ビーストウォーズ』シリーズの流れを汲み、動物からロボットに変身する戦士で統一されており、エンブレムもビーストのデストロンのもの(ディセプティコンのエンブレムではなく、ハチを思わせるプレダコンのエンブレム)である。

玩具はギガトロン以外はビーストウォーズメタルス期に海外のみで発売された『トランスメタルス2』のリカラーで、グッシャーのリカラー元のスピッター以外は全員サイバトロン(マクシマル)戦士からのリデコ品。


ギガトロン

CV:小檜山洋一(現『コビヤマ洋一』)

デストロンガーのリーダーで、ギガバット(コウモリ)、ギガドラゴン(双頭のドラゴン)、ギガジェット(ジェット機)、ギガフォーミュラ(自動車)、ギガハンド(巨大な手)に多重変身可能で各形態で人格も変化する。

ファイヤーコンボイとは腐れ縁。

デビルギガトロン

後に究極破壊神デビルギガトロン / Galvatronとしてパワーアップを果たし、従来の形態から更にデビルエレファント(象)、デビルノドン(翼竜)、デビルクルーザー(船)、デビルザウラー(恐竜)へと変身可能になった。

玩具はデストロンガーで唯一の完全新規で、ザ☆ヘッドマスターズシックスショット以来の6段変形。

デビルギガトロンでは10段変形を実現した。


ゲルシャーク

CV:KONTA

ホホジロザメのメタルビーストに変身する。回を増すたびに図らずも良い奴と思われてしまうデストロンガーの副官。ポエム川柳が趣味。

玩具は、トランスメタル2、マクシマル海洋追跡員「サイバーシャーク」のリデコ。

  • 特殊工作兵ガスカンク / Gas Skunk

CV:いまむらのりお

オシャレ好きのオカマ。特殊工作員の名に恥じず爆弾工作が得意。メカスカンクに変身。怪力の持ち主。左腕にエンブレムクリスタルを有し、そこから熱光線「レフトメーザー」を放つ。ロボットモード頭部には、ビーストモードの尻尾になる武器「ジャックテール」を装備している。ビーストモードでは、スカンクのようにガス攻撃をするが、肛門ではなく口から発射する。

玩具はトランスメタル2、マクシマル心理戦闘員「スティングボム」のリデコ。

  • 森林剣士ギルドー / Darkscream

CV:高橋広樹

サムライ口調で喋る忍者。忍者らしく隠密作戦が得意。メカムササビに変身。滑空ではなく、自在に空中を飛行できる。ゲルシャーク以外で飛行出来るため、飛べないガスカンクとグッシャーを乗せる事もあった。

ビーストモードでは尻尾となる剣を武器とする。胸部に位置するエンブレムクリスタルからは、冷凍光線「センターメーザー」を発射する。

玩具はトランスメタル2、マクシマル情報工作員「ナイトグライダー」のリデコ。

  • 湿原兵グッシャー / Slapper

CV:内藤玲

関西弁で喋る。メカカエルに変身。

一言多く、余計な事を言ってギガトロンを怒らせる事もあった。

ビーストモードの頭部はロボットモードで右肩に位置する。その上顎内部にエンブレムクリスタルを内蔵しており、そこから電磁光線「ライトメーザー」を発射する。また、ビースト時の舌をムチ「ベロビュート」として武器にする他、ビースト時には背中から、ロボットモードでは左肩から伸ばす隠し武器「ビックリハンド」を内蔵している。

玩具はトランスメタル2、プレダコン特殊部隊/水陸両用戦士「スピッター」のリデコ。

ビーストウォーズⅡに登場したダイバーとは、玩具のリカラー元が同じキャラかつ関西弁という共通点がある。


コンバットロン / Decepticons

14話から登場した、戦闘車両(じゃないのもいるが)に変形する戦士達。

元々は遥か昔に地球へ辿り着き宇宙船で眠っていたサイバトロンだが、ギガトロンの策略により悪のスパークを浴びせられ全員がサイバトロンと敵対する戦士になった。

しかし、ギガトロンに忠誠を誓う振りをして内面では反逆を企んでいたが終盤にそれがバレて、全員が再プログラミング。以後、文字通り操り人形になってしまった。

玩具はブラックコンボイがG2バトルコンボイの、バルディガスの合体メンバーが初代のブルーティカスのリデコ品。

エンブレムは上記の設定を反映してか、G2サイバトロンのを逆さにしたものである。

また、玩具ではブラックコンボイ以外のコンバットロンはメンバー全員が風呂好きという設定がある。


ブラックコンボイ

CV:楠大典

ファイヤーコンボイと似た姿をした悪の戦士。歴代コンボイと同じくトレーラーに変形する。かつては一人のサイバトロン戦士だったが、セイバートロン星の政治犯でもあった。

トレーラーをスキャンする際にジュンコまでスキャンしてしまった影響か不運な点が多少ある。

上記の通り、玩具はG2バトルコンボイのリペイントおよびリデコ。後部トレーラー部はシルバーメッキが施されている。ただし海外版(レーザー・オプティマスプライム)に内蔵されていた電飾は、バトルコンボイに続きオミットされている。


  • 鋼鉄将軍ドルレイラー / Mega-Octane

ドルレイラー

CV:金子はりい(現『かねこはりい』)

トレーラータイプの自走榴弾砲に変形。

当初はギガトロンからリーダーを任されたが、ブラックコンボイに敗れてからは彼の片腕として振る舞う。一番風呂でないと気が済まないという。

  • 装甲参謀ダンガー / Armorhide

装甲参謀×陸上参謀

CV:近藤孝行

戦車に変形。砂風呂が好みらしい。

  • 陸上参謀グリジバー / Rollbar

CV:北沢力

コンバットバギーに変形。

セイバートロン星の格闘術「クロスタロキューション」の使い手という設定があるが、劇中では格闘技よりも銃を使用する事の方が多い。サウナをこよなく愛するという。

何故か彼のみ後年の『トランスフォーマーアドベンチャー』で玩具限定キャラとして発売された事がある。

  • 衛星参謀シャトラー / Movor

シャトラー

CV:近田英紀

スペースシャトルに変形。

唯一戦闘用車両ではないが、これはゲルシャークがスキャンする角度をミスした先にたまたま降下していたスペースシャトルがいたからで、仮に失敗していた場合ハゲタカになっていた可能性があった。

合体メンバーで唯一名前がサブタイトルに入っていた。

風呂は温めが好みらしい。

  • 航空参謀ヘプター / Ro-Tor

なぜかヘプター

CV:原田正夫

対潜ヘリコプターに変形。ローターは手裏剣のように投げる事が可能。

露天風呂を好むらしい。


  • 戦闘スペシャリストバルディガス / Ruination

CV:金子はりい

ブラックコンボイの部下である5体のコンバットロンが合体した姿。戦闘場所の状況によって、モードを使い分ける。コーヒー牛乳が好きらしい。


その他

  • 大西ユウキ / Koji Onishi

CV:木村亜希子

小学生の少年。父をデストロンガーに誘拐される。サイバトロンと友好関係にある。

初代トランスフォーマーに登場したスパイクと違い、サイバトロン達と前線で戦う事はないが、終盤では全世界の子供達に呼び掛けをしてサイバトロン勝利のキッカケを作った。

ビーストウォーズネオに登場したハインラッド型の目覚まし時計を愛用している。


  • アイ / T-AI

CV:樋口智恵子

アイちゃん

サイバトロン基地のオペレートプログラム。データを駆使してサイバトロンの戦闘をサポートする。



  • ジュンコ / Kelly

CV:樋口智恵子

トランスフォーマーとは全く無縁の一般人でありながら、何故か彼らの災難(主にサイバトロンが加害者)で毎回巻き込まれている不運な女性。彼女が所有する車は、潜入したワイルドライドの擬態した姿だったりする。

赤い車が好きで、同じく赤い車をナンパするスピードブレイカー(ダッジ・バイパーのTF)にも迷惑している。


どういった理由で裕福なのかは不明だが、頻繁に高価な外車を購入したり海外旅行などもしている。しかし、その割にヘリには乗った事がない。ワイルドライドでラリーに参加する予定もあったらしい。

後の玩具展開で同一人物ではないが、「白神ジュンコ」というレースクイーンのキャラクターが立体化されている。


  • 大西ダイチ / Doctor Kenneth Onishi

CV:泉尚撃*

ユウキの父で科学者。第1話でギガトロンにさらわれるも、終盤でゲルシャークの不手際により助かる。

作中で誕生日を迎えたので年齢が44~45歳と明言されている。


関連イラスト

shoulder to shoulderギガトロン様

早くカーロボ本 コンバットロン漫画のWEB再録

カーロボつめあわせカーロボット!サイバトローン!!


関連タグ

トランスフォーマー ロボットアニメ 玩具 乗り物 カーロボット(略称・表記揺れ)

BWメタルスカーロボットマイクロン伝説

勇者シリーズ…主役ロボ及びの合体ロボが多数登場、人間の少年がもう1人の主人公、舞台が日本。そして新幹線ロボが登場するなど共通点が多い。

こちら葛飾区亀有公園前派出所…本作と同じくアニメーション制作をぎゃろっぷ、キャスティングをネルケプランニングが担当したため、こちらも本職の声優以外の芸能人が多数キャスティングされている。

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