概要
1995年に、オデッセイに続く「クリエイティブ・ムーバー」シリーズの第2弾として登場。
前年に登場したトヨタ・RAV4同様に乗用車のプラットフォームを使用してある程度のオフロード性能を確保しながら、実用性や居住性に優れ運転もしやすかったことから、RAV4を凌ぐ人気車種となった。
その後、海外市場からの要望で徐々に大型化していく一方で日本では売り上げを落としていき、2016年にヴェゼルに吸収される形で一度販売終了した。この辺の経緯はライバルのRAV4も同じだった。
その後、2018年に5代目が日本再上陸を果たす。2.0Lハイブリッドのほか、1.5Lターボも用意された。ナビゲーションシステムを標準装備し、3列シートも設定されていた(その分、値段もライバルに比べて高価に設定されていた)。トランスミッションは全車CVTでシフトレバーはなく、スイッチ式。
同時期にRAV4も日本市場に復帰しており、両者が日本で再び対決することになったのだが、大きな車を売るのが苦手なホンダの例に漏れず、売上は伸び悩んでしまった。
結局、ホンダが電動化に経営資源を集中するため、シャトルやインサイトと共に2022年8月に国内向けの生産を再び終えることになった。一方、人気の高い北米や中国向けには同年9月に6代目がフルモデルチェンジの上で継続投入されている。
2023年11月には燃料電池仕様であるCR-V FCEVが初公開され、トヨタ自動車会長の豊田章男がボディにサインを入れた事で話題となった。こちらについては日本市場への再導入が予定されている(ガソリン、ハイブリッドは未定)。
関連項目
シビック-CR-Vは初代や5代目でシビックのプラットフォームを使っている