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シビック

しびっく

本田技研工業が生産・販売している乗用車である。
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概要

1972年に販売が開始されたHONDAの世界戦略車。初代モデルは当時世界一基準が厳しかった排ガス規制であるマスキー法を初めてクリアしたCVCCエンジンを搭載した画期的な車であった。
新モデルが出るたびにがらっと内容が変わる車であり、有名なCVCCエンジンも4代目モデルからVTECエンジンに切り替わり2ドアの車体も7代目を境目に日本仕様では作られなくなった。
エンジンや足回りを特別にチューンナップされたタイプR仕様も有名である。

歴代モデル

初代 SB1/SG/SE/VB型(1972-1979年)

ホンダシビック1200RS(SB1型)


1972年7月登場。
歴代モデルで唯一、独立したトランクを持った2ドアセダンである(後に4ドアも追加設定された)。

1973年12月に登場したCVCCエンジン搭載モデルは、アメリカで初めてマスキー法をクリアしたクルマとしても有名。

2代目 SL/SS/SR/ST/VC/WD型(1979-1983年)

1979年7月登場、通称「スーパーシビック」。
プレリュードに採用された「集中ターゲットメーター」を採用して話題になった。

スポーティーモデルのCXは専用のオレンジ塗装も相まって人気となったが、モデル全体で見てみると先代ほどの人気は得られなかった。

3代目 AG/AH/AJ/AK/AT型(1983-1987年)

BP ワンダーシビック


1983年9月登場。通称「ワンダーシビック」。
ホンダ車で初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した他、3ドアハッチバックは自動車として初めてグッドデザイン大賞を受賞している。

1984年10月に追加されたZC型エンジンを搭載したスポーティーグレードのSiは、ツーリングカーレースでの活躍もあって人気となった。
シビックのスポーツイメージは、このモデルによるものと言えるだろう。

また、派生車種のバラードをベースに、CR-Xが登場したのもこの頃である。

4代目 EF型(1987-1991年)

シビック


1987年9月登場。通称「グランドシビック」。
デザインはヒラメがモチーフだとか。

EF型からオートマチックミッションがロックアップ機構付きの4速ミッションとなった他、サスペンションがアコードと同様のダブルウィッシュボーン式となった。
しかし、ストロークが不足しており、姿勢を乱しやすいという弱点もあった。

1989年9月のマイナーチェンジで、VTECが備わったB16A型エンジンを搭載した、SiRが登場。
1600ccクラスで無敵とも言える速さを誇った。

ハッチバックとセダンは1991年にモデルチェンジされるが、5ドアのシャトルと商用モデルのプロは、後継のオルティアとパートナーが登場した翌年の1996年まで販売されている。

5代目 EG型(1991-1995年)

EG6


1991年9月登場。通称「スポーツシビック」。
デザインはサンバをイメージしたとか。

サスペンションは先代同様のダブルウィッシュボーン式だが、ストロークを大きく取って路面への追従性を高くし、歴代最高のハンドリングと評価された。
また、シビックとして二度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

また、EG型からセダンに「フェリオ」のサブネームがついたほか、アメリカ工場で生産されたクーペも登場している。

6代目 EK型(1995-2000年)

シビックタイプR


1995年9月登場、通称「ミラクルシビック」。
3ドアモデルは、ホイールベースを長くして居住性が改善された。
エンジンは低燃費と高出力を両立した3ステージVTECに進化したほか、一部グレードではトランスミッションにCVTが用意された。

1997年8月に硬派モデルのタイプRが登場した。

7代目 EU型(2000-2005年)

シビック(EP)


2000年9月登場、通称「スマートシビック」。
EK型の頃から3ドアハッチバックの売れ行きが悪くなり、EU型からは5ドアハッチバックとなった(フェリオは継続される)。
前席ウォークスルーやインパネシフトなどによって、今までにない居住性を実現した。

2001年12月に、タイプRの登場を望む声もあって、タイプRが復活。
イギリス仕様の3ドアハッチバックをベースにし、イギリスから輸入販売という形になった。
また、フェリオにハイブリッドが追加された。

デビュー翌年に登場したフィットが大ヒットとなった一方、シビックの売れ行きは伸び悩んだ。
また、タイプRも3ドアゆえに敬遠されてしまい、モデルチェンジを迎える前に輸入打ち切りとなってしまった。

8代目 FD型(2005-2011年)

2005年9月登場。日本では先代ハッチバックの販売不振などにより、4ドアセダンのみの販売となった。
それに伴い、フェリオのサブネームも廃止された。

モデルチェンジで大型化されたアコードの穴を埋めるために、ボディサイズが歴代で初めて3ナンバーサイズとなった。

2007年3月、タイプRが追加設定される。
先代タイプRや前年に生産終了となったインテグラタイプRよりも高い出力を誇った。

この頃から海外仕様は専用デザインとなる。
ただ、日本にはイギリス仕様の3ドアハッチバックのタイプRが、タイプRユーロとして台数限定で販売された。

しかし、今までのハッチバックのイメージとのズレや、セダン離れ等の影響もあって売り上げは伸びず、2010年にシビックの日本仕様が生産終了となってしまった。
まぁ、創立者の「売れる場所で売れるものを作る」という考えに基づいており、シビックは需要がないと判断されてしまったのだから仕方がない。

2011年のモデルチェンジ以降、シビックは国外市場向けのモデルとなる。
ところが…

復活

2015年9月、欧州仕様のFK型シビックをベースにした、新型タイプRの関連情報を先行公開し、翌月に正式発表。タイプRのみではあるが、シビックが日本に帰ってきた。
この新型シビックタイプRは750台の限定販売となり、申し込みもディーラーではなくホームページ上で行われるのみ。
この750台という販売台数は、ドイツのニュルブルクリンクで7分50秒台を記録したことが由来である。
翌年3月、無事完売となった。

また、2017年1月の東京オートサロンにて、日本で10代目シビックを販売することが発表された。
国外需要に合わせてボディが大きくなったものの、シビックが日本に帰ってくることは喜ばしいことと言えるだろう。

10代目シビック

2018 Honda Civic Type R


欧米での大ヒットをうけて日本でも販売されることが決定された。海外仕様に応じた内容であるため、歴代で最も大きな車体となる。5ドアハッチバックと4ドアセダンタイプが設定されている。ハッチバックはイギリス工場で生産された車体を輸入して日本で販売する形式になる模様。セダンタイプは日本で生産されているため、同じ車名でありながらハッチバックとセダンとで生産国が違うという珍しい販売形態になることになる。
ハッチバックの車体を元にしたスポーツモデルであるタイプRも設定されている。

関連タグ

ホンダ
VTEC
インテグラ(3代目以降がシビックと共通のプラットフォームである)

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