ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「B16Aは世界最高のエンジンメーカーホンダが作り上げた最高傑作だぜ」

声優藤原啓治/阪口周平(新劇場版)
搭乗車種 ホンダシビック SIR-II(EG6)
ボディカラー ミラノレッド
主な外装パーツ メーカー不明フロントリップスポイラー、無限製ホイール※1、5ZIGEN製マフラー
ナンバー 群馬56 よ 46-037(TVアニメ版)※2/ 妙義56 よ 6-270(新劇場版)

※1.TVアニメ版ではリム部分にレッドの入ったブラックに再塗装

※2.OVAのBattle Stageのみ群馬59 き 32-145

概要

妙義ナイトキッズのNo.2で、群馬エリアのダウンヒル最速を名乗って憚らない自信家。事実チーム内において、下りで彼に喰らいついていけるのはリーダーの中里毅ぐらいである。

登場直後は「デンジャラス慎吾」の異名を取るような男で勝つ為には危険な手段もいとわず、それどころか勝った上での相手の車のクラッシュを望んでいるような人間だった。「谷底へ突き落として解体屋送りにしてやらぁ」といった人の命を軽んじる暴言も平気で吐いており、加えてつるんでいる仲間も似た物言いをしていた(ただし、TVアニメ版では取り巻きの一人である吾郎が当初慎吾の目論見を聞いた際は若干ひきつった表情をしていた)。

こうした庄司のやり方を嫌う中里とは、チーム内で反目し合っていた。しかし拓海とのバトル後は態度を大きく軟化させている(後述)。

インパクトブルー沙雪とは小・中学校が同じで家も近所の幼馴染という設定があり、描き下ろしの番外編『インパクトブルーの彼方へ』やOVAなどでは絡みがある。

左足ブレーキを会得しており、FF遣いとしては相当なレベルとされている。

FRを目の仇にしており、池谷のシルビアを「情けないほど不安定だねぇ、FRってやつは」と嘲笑している。しかし作中ではしばしばホンダエンジンの良さを褒め称える発言や「オレだってなー、ホンダがFR作ってくれりゃ乗りかえるよ」という台詞から、FF信者というよりはホンダ信者であることが窺える。

この会話が掲載された1996年当時はまだホンダからS2000は発表されていなかったが(厳密には1995年の東京モーターショーにて、S2000のプロトタイプとなるSSMが出展されている)、S2000発売後に掲載された番外編『センチメンタルホワイト』では沙雪から「あんたS2000買うの?」と尋ねられているが、慎吾は「欲しいけどな…ビンボーなんだよ、俺…。」と資金面が理由で入手できていないようであった。

ゲームARCADE STAGEシリーズでも、プレイヤーの車がS2000の時にバトルをすると羨望や嫉妬とも取れるような意識した発言をする。

作中の活躍

以下ネタバレ注意

中里毅が「秋名のハチロク」こと藤原拓海に敗れたと知り、中里を失脚させる絶好のチャンスと拓海の撃破に乗り出す。

秋名で目当てのハチロクを探しに走り込んでいる最中、池谷浩一郎のシルビアにリアからバンパープッシュし、クラッシュ寸前に追い込んだ。

その後ドリフトを練習していた池谷たちの前に再び現れ(新劇場版では前述の行為と統合される形で池谷の走行中に現れ)、池谷のプライドを傷つけるような言葉で挑発した。

なお、TVアニメ版では展開が異なり、池谷挑発の時点では拓海がバトルをしなかった為(原作と異なりこの時ハチロクに乗ってこなかったのもあるが)秋名のハチロクを意地でも呼び出す為にスピードスターズのメンバー探しに秋名山へ来ていた所にデート帰りのイツキと遭遇し彼のレビンにバトルを仕掛け池谷と同様の手口で(クルマも恋も)クラッシュへと追い込んでいる。

仲間を傷つけられて(特にTVアニメ版ではイツキを病院送りにされた事で普段は見せない怒りの形相でバトルを受ける決意をしていた)怒りに燃える拓海に、「100%勝てるおもしれーアイディア」と自負する特殊ルールの『ガムテープデスマッチ』を仕掛けた(詳細は当該記事を参照のこと)。

なお、このバトルは原作ではその場で始まった為ギャラリーはいなかったが、TVアニメ版では前述の通り拓海がバトルを受けるまでに日数が空いていたので通常のバトルと同様にギャラリーが大勢おり、中には店長高橋兄弟、そして毅の姿もあった。

スタートではわざと遅く走って拓海の後ろに付いてじっくり観察したり、わざとストレートで並ぶなどプレッシャーをかけて事故らせようとするなど、底意地の悪さを存分に披露した。

初めは思うようにカウンターを当てられずに苦戦していた拓海だが、バトルの最中に極力カウンターを当てないほうが早く走れる事に気付く。

短時間でコツを掴んだ拓海の順応能力にに脅威を感じた庄司は、ここでもバンパープッシュを仕掛け拓海をスピンさせて追い抜くが、偶然の360度ターンで見事難を逃れられて驚愕する羽目に。しかもこれで拓海を完全にブチ切れさせてしまい、一気に後ろから迫られる。庄司は仕返しにぶつけられると思って怯んだところをあっさりかわされた。

このままでは自分から仕掛けたバトルに負けて、チーム内で笑い者になってしまう事が許せない庄司は、最後はダブルクラッシュを狙うものの、拓海の速い突っ込みによってかわされ、自爆する形で単独クラッシュ。さらに右手を固定していたためキックバックで右手首を負傷し、後から駆け付けた池谷達に病院に運ばれた。

ちなみに庄司は勝負前に「負けたら地べたに手をついてあやまってやってもいいけどなァ」と嘯いているが、負けて地べたに手がつけられなくなったという皮肉な結果となった。

傷ついた愛車を見て涙を滲ませたり、本来恨まれても仕方のないはずの池谷から向けられた善意に素直に感謝したり、さらに拓海の技術を嬉しそうに褒めちぎる(中里談)など、バトル後は憑き物が落ちたかのように元来のダーティさは控えるようになった。

中里とも仲が悪いように振る舞っていたものの徐々に関係は軟化し、レッドサンズやエンペラーとのバトルでは本気で中里の勝利を願ったり、拓海対涼介戦や涼介対京一戦、エンペラー戦直後となる時間軸の番外編『インパクトブルーの彼方に…』、プロジェクトDの最終決戦などでは中里と共に行動していることから、完全に和解したと見られるが、彼ら以外に知らないギャラリーが周りにいた場合は「他のやつが見たら仲が良いように見られる」として互いに少し離れるのがある種のお約束となっている。

「勝ってくれよ毅 たのむぜ!! チームのためなんかじゃない おまえ自身のために勝て!!」

原作外の作品でも、ドラマCD『頭文字D番外編 黒い稲妻・新たなる不敗伝説』で中里の因縁の相手である島村栄吉の捜索を陰ながら支援する、PS2用ゲーム『頭文字D Special Stage』の「公道最速伝説」モードの特別戦、真・妙義で先に中里を倒した状態で慎吾にバトルを挑むとプレイヤーと周回コースの妙義でのバトル敗北後に猛特訓を重ねたのに真・妙義で再度プレイヤーに敗れた中里を不憫に思う等、仲間思いな点が強調されている。

なお、沙雪の話によると、小学生の頃に風邪を引いたまま登校した際に鼻水を垂らしていたため、「ハナタレ慎吾」という不名誉なあだ名でいじめられ、これが原因でグレてしまったとのこと。

余談

TVアニメ版での扱い

TVアニメ版では、総集編を除くと回想という形もあるがOVA第二作のExtra Stage2以外全作に登場しており、メインキャラ以外で殆どの映像作品に登場する数少ないキャラの一人(なお、主人公の拓海も一作目のExtra Stageには愛車のハチロクがラストに出ただけで直接登場していない)。

『頭文字D Fifth Stage』のACT.12で再登場した際はやや色黒肌で茶髪になっていた。

なお、直接の再登場に先駆けACT.6で拓海の実践する「ワンハンドステア」の類似例としてガムテープデスマッチが挙げられた際の回想内で登場した慎吾は従来のビジュアルのままだった。

声優関連

慎吾のオリジナルキャストである藤原啓治は長年に渡り『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役の初代声優を担当していた事で有名だが、国民的アニメの主要人物を演じていただけにその影響が強く、ファンから『悪いひろし』や『走り屋だった頃のひろし』などネタにされる事がある(奇しくも、藤原の病気降板後に二代目野原ひろし役となった森川智之も頭文字Dではシビック(EK9)乗りの二宮大輝を演じていた)。

新劇場版で慎吾を演じた阪口周平はTVアニメ版では『頭文字D Fifth Stage』で奥山広也を演じており、アニメ版『MFゴースト』でも引き続き奥山役で続投が決定している(奥山も慎吾と同様に「ダウンヒルで拓海とバトルした」「『勝ちゃいいんだろ?』等と自信家だったが、拓海とのバトルに負けて以降は丸くなった」といった点が共通している)。

海外ネタ

海外ではユーロビート『DANCING』の出だし部分の声「Cool Vibrations」と絡めたネタが人気のようで、画像検索でも慎吾にちなんだネタが幾つもヒットする。

ゲームでの扱い

ゲーム内では基本的に事故後という設定で登場するが、本編とは異なり全く反省の色は見られない。

ただし、前述通り『頭文字D Special Stage』ではバトル順番を変えると中里を気遣う台詞を話す。

関連タグ

頭文字D 中里毅 妙義ナイトキッズ シビック ガムテープデスマッチ 庄司の実家

城島俊也…原作第二部に登場する走り屋。彼の独自の美学から生まれた走法「ワンハンドステア」がガムテープデスマッチに類似している為、ワンハンドステアを語る際に拓海や涼介(アニメ版のみ)から類似例として慎吾とガムテープデスマッチが挙げられた。また、城島の愛車は慎吾の憧れるS2000である。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • アニメベースナイトキッズ

    アニメベースナイトキッズのキャラクター設定と中慎カレンダー、およびR18作品について

    【アニメベースナイトキッズ】の内容説明とキャラクター設定を別ページで作成しました。どんなヤツらだったっけ?となったときにはこちらを見てね❤ 2021/08/01【中慎カレンダー】とR18作品についての説明を追記。1話投稿するごとにカレンダーを書き込みます。どの時期の話か確認したいときにもご利用ください❤
  • アニメベースナイトキッズ

    道2 / 3

    全15話中の2と3。 吉竹鮨のカウンターでS13を語る吉竹と中里。それを横で聞きながらまだ慎吾のいない当時の出来事を想像し、思いをはせていると―――。 [@恋人後の出来事(アニメベース本編)]
    10,731文字pixiv小説作品
  • Chocolate mission

    ハチロクとの対戦以降、恋人になって初めて迎えたバレンタインデー。その日、他峠の交流会にギャラリーとして出かけた中里と慎吾は、帰路にとある車たちとすれ違う。 [@恋人後の出来事(その他)]
    10,922文字pixiv小説作品
  • 番狂わせ

    イニD慎毅のつもりでしたがCP要素ほぼないです。設定の捏造が激しいのでご注意を!お互いに意識し始めた話。
  • 短編集

    【短編集】終わるわ、今夜も世界も

    サイト掲載作品です。 短いの詰め合わせ(中里さん多めです) 普段は個人サイトで作品公開してます。 プロフィールから飛べるようになっておりますので、お気に召したらサイトの方にも遊びに来ていただけると喜びます(古の夢書き)
    19,173文字pixiv小説作品
  • それでも僕らは夢を見る

    妙義の年明けの話。甘くて短い。
  • キス・イン・ザ・ダーク

    冬が嫌いな慎吾が中里の部屋に泊めてもらう話です ※事後描写あります
    10,928文字pixiv小説作品
  • カウントダウン

    お友達のマヤさんからの「慎吾からの告白をNOで返した毅が結局回り道をしまくって慎吾に落とされる中慎」というリクエストに勝手に応えて書きました。中慎薄め。勢いだけで生きている。
  • 寒いから分かる熱

    これまたポチポチ書いた小説(?) ⚠️慎中イメージで書きましたが慎吾さんが途中から攻めパワー消失させてます。なんならこの2人はどちらも攻めでどちらも受け。というリパップルだと思ってる中身です ⚠️性的描写が有ります本番はしてないのでR18にはしてませんがお気をつけください それでも良ければ妄想にお付き合い下さい エロは書けねぇだ……いつか泣かせるからな妙義よ
  • ことのはあつめて

    イニⅮ発行物まとめ01【中慎】

    2006年発行の発行物まとめです。 中+慎だったり中慎だったり 読み返していないので不備があるかもしれません。 地雷等の配慮はしておりません。すみません。
    40,778文字pixiv小説作品
  • 20 times of kisses

    ポッキーの日記念短文です。妙義がただのバカップルです。
  • アニメベースナイトキッズ

    Para Para Dancing

    慎吾の会社に新しい営業マンが入社する。なぜだか慎吾に懐いたその年上でありながらの後輩同僚は、どうやら営業先で中里と接点があるらしい。 [@恋人後の出来事(アニメベース本編)]
  • 捨て犬、拾いました。

    捨て犬、拾いました。1

    かっこいい中里さんも好きです。そしてスーツなんてとても大好物です。hshsヽ(*´∀`)ノ 某ブログでチョコチョコ書いていたものです、落としどころがわwwwかwwwwらwwwなwwwいwwwww 誰か助けろください/(^o^)\
  • ガラクタの王座

    事後の描写が含まれています(エロはなし)
  • 頭文字D

    寝れない

    以前べったーにあげてたもの。 思いついてから1時間半くらいで書いたので短いし雑。 でもすっきりした。
  • 最悪の二日酔い

    北条豪が酔っ払って、そのへんで寝落ちして起きてから、やべぇってテンパるギャグです。 色々なキャラに絡んで迷惑かけてます。 ハングオーバーが大好きなので、それっぽいパロをずっと書きたかった。 書いててめちゃ楽しかった…笑 北条豪は、酔っ払ってそのへんで寝たりしないって言われそうですが、笑って許して下さい。 腐要素はないつもりですが、啓豪と同じ生産ラインで生産されているので、捉えようによっては……そうかも…… かっこいい北条豪もいなければ、かっこいい藤原拓海も高橋涼介もいない。 キャラ崩壊もいいとこだけど、北条豪が好きすぎるから、歳相応に酔っ払って記憶なくして、野外で寝て起きるっていう、大学生のあの馬鹿みたいに楽しい酔い方して欲しかったっていう。 作中でもずっと思い詰めてそうだから、せめて、空想の中でも……浮かれてほしかった……。  北条凜が27歳なのは確実で、大宮さんが、北条凜は知っているけど、豪は世代がかなり下であんまり知らない的なこといっているから、5、6くらい凜より下であって欲しいし、なんなら、高橋啓介と同い年であって欲しいって考えているので、二十代前半であの落ち着きようって、そうならざる負えない色々があった感がすごすぎて、まじで幸せになってくれ……豪君……。 話の中で、車のハンドルが云々在るんですが、そんな簡単に取れないよってなると思いますが、ご愛嬌で。 謎時間で、拓海が二十歳になった時に、みんなが近くにいます。 あとこの話の啓介と豪は友達くらいのイメージ。 いつも書いているオメガバースとは違う世界観です。 長々とキャプション読んでいただいてありがとうございました。 誤字脱字、いつも通り温かい目で見守って下さい。
    14,500文字pixiv小説作品
  • どっちでもいい

    妙義がお互い勘違いする話。第三者視点です。一応中慎のつもりでしたが安定のリバ設定です。
  • アニメベースナイトキッズ

    道8 / 9

    全15話中の8と9。 喧嘩のあと、よそよそしい中里との距離に揺れる慎吾の心。そして、ある決断をする。 [@恋人後の出来事(アニメベース本編)]

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

庄司慎吾
19
編集履歴
庄司慎吾
19
編集履歴