概要
パイロンなどで作られた舗装路のコースでタイムアタックを行い、速さを競う。
ダート路面で行われるものはダートトライアルという別の競技となるが、ルールの大枠は同じである。JAFの車両規則ではどちらも「スピード競技」にカテゴライズされている。
競技
主に、規模が大きな駐車場やミニサーキットを貸し切って行われる。
すでに述べた通り、コースはパイロンやバリケードなどで構成され、スラローム、直角や鋭角など様々なコーナー、あるいは指定された箇所での旋回を含めた複合的な構成となるのが一般的である。
他の競技とくらべて一回あたりの走行距離・走行時間は短く、平均速度が低い上にレースのように他に同時に走行する車両がなく、事故に繋がりにくいため初級者から楽しめるモータースポーツである。
競技によっては改造範囲が厳しく制限され、実質無改造の車両でも参加できるため参加者の負担が低く、レース競技などへの登竜門とも言える。
前述の通り初心者にも参加しやすくはあるものの、他の競技に比べてコース幅、コーナー間の距離が狭く、直角や鋭角のターンなど高い操縦技術が求められる上に、コースが自由に設計できるので実質的には難易度をいくらでも上げられる。
総じて、これも究めれば終わりが見えない奥深い競技である。