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シルエットフォーミュラ

しるえっとふぉーみゅら

1970年代に行われたモータースポーツカテゴリーのひとつ、またはそれに使われた車両の通称。
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曖昧さ回避

  1. モータースポーツカテゴリーのひとつ、またはそれに使われた車両のこと。
  2. 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91のこと。

この記事では1.について解説する。


概要

FISA(国際自動車スポーツ連盟)が定めたモータースポーツカテゴリーの「グループ5」に属する競技車両につけられた俗称。「特殊プロダクションカー」が規則上の正式な名称である。

同じ「グループ5」でも年によって規則は大きく異なるが、シルエットフォーミュラは1976〜1981年の「グループ5」だけを指す。グループ1〜4で公認を受けた市販車を大規模に改造することができる規定である。


その外観がサーキット専用設計のレーシングカーそのものだったので、「外観(シルエット)だけ似せたフォーミュラカーのような車」という意味でこう呼ばれた。日本では「スーパーシルエット」とも呼ばれる。

現代でいうとGT3/GT300やTCRなどが近い存在だが、それらがコスト制限や安全を理由に控えめな空力パーツしか装備できないのに対し、シルエットフォーミュラはこれでもかと見せつけるようなド派手な空力パーツがてんこ盛りなのが大きな違いである。

市販車の形をしていて空力パーツもすごい、となるとSUPERGTのGT500車両の方が思い浮かぶが、あちらは専用設計のレーシングカーを市販車に似せて作っているのでやはり別物である。


日本では1970年代~80年代にかけて「富士スーパーシルエットレース」において、日産スカイラインシルビアブルーバードの「日産ターボ軍団」とBMWとの間で激しい戦いが繰り広げられ、大いに人気を博した。

海外では「グループ6」のスポーツプロトタイプに準ずる存在として、ル・マン24時間やメイクス選手権→世界耐久選手権、北米のIMSAなど大手の耐久レースを中心に用いられた。ちなみにグループ5とグループ6が統合されて生まれたのが、あのグループCである。


当時の族車出っ歯のようなフロントスポイラーや巨大なリアウイング、ブリスターフェンダーをつけるようになったのはだいたいこいつらのせいである。


シルエットフォーミュラのマシン

日産スカイラインRSターボ

超影

日産・ブルーバードターボ

BULUBIRD TUBO SUPER SILHOUETTE


トヨタセリカLBターボ

CELICA TURBO


ポルシェ・935

製作中


BMW・320iターボ



ランチアストラトスターボ

ランチア ストラトス ターボ!

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