本田技研工業が開発、ホンダエンジニアリングが製造した自律二足歩行ロボット。
HondaJet の開発成功と同じく、ホンダが単なる自動車メーカーではなく、その名の通り技術研究所であることを世界に証明した存在であり、ASIMOの開発成功はホンダの更なる躍進に大きく貢献することとなった。
概要
ASIMOの名はAdvanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティ)の頭文字。ニューヨーク証券取引所の始業ベルを鳴らした初のロボである。市販化はされなかった。
日本科学未来館での実演イベントも2022年3月31日に終了、ただし「今後も展示やグッズ販売などキャラクターとしては残す方向で検討している。ロボットの開発現場など舞台裏での活用も続ける」との事。
※記事作成の情報源として日本科学未来館 公式ページ 『THANK YOU ASIMO! ~未来館卒業おめでとう 人型ロボット「ASIMO」未来館卒業記念イベントを開催!』(外部リンク)を参照した。
『未来を、この手に。』≒Honda先進テクノロジー『Hondaアバターロボット』
2022年3月現在、本田技研工業は個別の機能を持つさまざまなロボットとして研究開発することで、より早く具現化して世の中に価値を提供していく考えに基づき、「時間価値の最大化」と「身体機能の拡張」の2つをロボット開発のスコープとして定め、その取り組みの一つとして『Hondaアバターロボット』を研究開発している。
※記事作成の情報源として本田技研工業 公式サイト 『Hondaのアバターロボットへの挑戦。ASIMOで培った技術を次世代に』(外部リンク)を参照した。
そしてついに...
復活
2024年、ホンダが製造する電気自動車にASIMOの技術が使用されていることが判明、ニュース等で大きくクローズアップされることとなった。
ASIMOで培われた技術は次世代へと継承され、自動運転技術や生成AIをはじめとしたホンダの最先端技術の結晶であるEVへとつながっていたのである。
関連イラスト
関連項目
スーパーカブ(小説)…本田技研も小説・アニメで協力・監修している。
わんおふ…特別協賛として参加。
機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM…作中にキラ・ヤマトとラクス・クラインが乗るバイクとしてゴールドウイングが登場しており本田技研も"協力"としてクレジットされた。他にもHAWK11も登場している。