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カローラ

かろーら

北米におけるミク公式車両及びトヨタ自動車が1966年より製造・販売している乗用車のブランド(商標)、および車名である。
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概要

カローラは、トヨタが1966年から製造・販売を続けている、いわゆる大衆車。
一言で表すならば「よくできた平凡」といった車であり、突出した性能は持たないが、バランスが良く扱いやすく、その上そこそこ安いという、トヨタの「80点主義」を象徴する存在であった。・・・・と車好きからは思われているが、正確には80点「+α」主義と称されるもので、先進的な技術を投入していることも多かったりする。例えば、それまでトラック専用と思われていたフロア式マニュアルトランスミッションにスポーツというイメージを植え付けたのは、何を隠そう初代カローラである。

高度経済成長期、やがて全国民に自動車が普及すると見込んだトヨタは、最も台数が見込めるであろう「標準的な車」を作ることで、業界の覇権を握ろうと目論んだ。まずできたのがパブリカであったが、これは安さを追求して装備を省きまくったため、思ったほど売れなかった。そこで、逆に豪華装備や先進技術をふんだんに盛り込んだカローラが作られた。
ライバルであった日産自動車サニーの排気量が1000ccであったのに対し、カローラは1100ccに設定し「プラス100ccの余裕」という有名なキャッチコピーで日産に対する優位性をアピールした。
これに対し、日産もサニーをモデルチェンジした折には「隣の車が小さく見えます」というコピーで喧嘩を売った。それぞれの車名のイニシャルを取って「CS戦争」と名付けられたこの販売競争は、最終的にトヨタが勝利を収め、カローラは国民車の座に君臨することになった。

長らく「日本で一番売れている車」であったが、この結果には多数の派生車種を含めていることから信憑性という面では疑問がある。実は軽自動車を含めると、売上はずっと前からワゴンRに抜かれていた。近年ではプリウスに食われ登録車ナンバーワンの座からも転落している。一方世界では1960年代の初代からアメリカ・タイ・アフリカなど様々な地域に輸出されており、やはり派生車を含めてではあるが、2017年現在世界で最も売れる車種として君臨している。

バリエーション

一番ボディバリエーションの多かったAE100系ではカローラ/スプリンターの各々にセダンクーペ(レビン/トレノ)、ステーションワゴン/ライトバン、4ドアハードトップ(セレス/マリノ)と4タイプ、さらにはカローラにはハッチバック(FX)も用意されていたが、現状のE140系ではセダン(アクシオ)とステーションワゴン(フィールダー)のみ。ハッチバックに関してはネッツ店扱いのオーリス/トヨタ店およびトヨペット店扱いのブレイドという形で残っていたことはあるが・・・(特にオーリス及びその先代に相当するアレックスに関しては、ネッツ店、特に旧オート店が抱えるスプリンターあたりの需要を補完する役目があったと思われる。ところが、スプリンター系やビスタだけでなくチェイサー/クレスタあたりのユーザーにまで対応しろと言う無茶振りが横行していた時期もあった)。
さらに、ブレイドに関しては、オーリスのボディ(見た目は多少アレンジしてはいるが)に2400cc/3500ccエンジンを搭載しており、もはや「メーカー純正スワップチューンド」のような様相を呈していた。よくよく考えれば、メーカー純正状態で3.5L・280psでFFのカローラだなんて恐ろしくて仕方がない。

ところで2018年6月末にハッチバックのカローラスポーツが登場したが、近い将来登場するであろう12代目の先行モデル的色合いが強いものである。ちなみにヨーロッパでも発売される予定である(これに伴いオーリスは廃止)一方、アメリカではカローラハッチバックとして発売される。

兄弟多すぎだよね。

近年、コスト削減の動きの中でプラットフォームを共用する動きが広がっているが···近年のモデル(E120系以降)と共用するクルマ(カローラ/スプリンターシリーズ、オーリスアレックス以外)を例に挙げると···

  1. カローラ店 セリカRAV4/ヴァンガード
  2. ネッツ店 ウィッシュWill VSビスタアベンシスヴォルツ
  3. トヨペット店/トヨタ店 ブレイドアリオン/プレミオアイシスOpaマークX Zio
  4. トヨタブランド複数併売 プリウスSAIプリウスα
  5. レクサスCTHSNX
  6. ダイハツメビウス
※備考1:アリオン、プレミオ、アベンシス、カルディナはカリーナ/コロナ系統にあたる。
プリウス、プリウスα、CT200h、メビウスはプリウス系統にあたる。
※備考2:ヴォルツはスプリンターカリブ後継。ブレイド、マークXジオのベース車はオーリス。

・・・なんかもうCセグ - Dセグ車全部カローラの兄弟車、ってコトでいいんじゃない?と言いたくなる。

なお、前出のプラットフォームがミドルサイズの車種を主眼に置いて開発されているため、カローラ自身もいつの間にかミドルセダンの下限値に当たるサイズにまで膨れ上がっていた。これを受けて、11代目カローラでは国内仕様車がヴィッツと同じプラットフォームに乗り換えることとなり、ダウンサイジング化が図られた。
しかし、このことにより11代目カローラはアクシオとフィールダーだけがヴィッツの兄弟車となったのである。ちょっとややこしいが日本仕様おいては(海外仕様はそのまま)
また、11代目カローラには教習車バージョンが存在する(2018年2月から発売)が、トヨペット店(+東京トヨタ)で取り扱うため、カローラと名乗ることが許されていない(ちなみに「トヨタ教習車」という名称で発売)。

進むハイブリッド化

近年ではスクラップインセンティブの影響で、とりわけ日本ではプリウスSAIHSなど同社製HVがバカ売れする一方でカローラは存在感を失い、ついにキングの座をプリウスに譲り渡してしまった。また、特にプラットフォームを共用する新型プレミアム(?)ハッチバック、CTのデビューにトドメを刺されてブレイドも生産中止となってしまった。

2013年8月にはホンダフィットシャトルへの対抗策としてフィールダーにハイブリッド仕様車を設定したのだが、さらにセダンのアクシオにもそれを設定してしまった。尤もアクシオに関しては日本では以前より勢いを失っていたセダンのテコ入れと、アクアやプリウスも存在する状況ではあるにもかかわらず、カローラというブランドに絶対の信頼をおいている高齢者層に配慮したものと思われる。
トヨタは2017年にもアクアがありながらヴィッツにもハイブリッド仕様車を追加しているが、それもまた同様の狙いがあると思われる。

なおガソリン価格が¥150/L前後で推移すると仮定した場合、10年10万km程度ではHVを選んでも赤字(差額>節約できたガソリン代)となってしまう可能性が高いが、ハイブリッドの走りの質感や静粛性などを含めると難しいところである。

モータースポーツ

こう見えても結構モータースポーツで活躍した車種である。

2代目は発足当初の世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているが、どちらかというとセリカのサポート役的存在だった。ただしトヨタのWRC初勝利は、このカローラだった。しかもDOHCエンジン搭載の、いわゆるレビンではなく、OHVエンジン搭載のいわゆるレビンJだったと言うから恐れ入る。

5代目の途中に追加された(初代)FXは、いわゆるグループAのカテゴリのレースで活躍しており、そのカテゴリが採用された全日本ツーリングカー選手権では、1度だけだが前輪駆動でありながら優勝してしまったことがある。

8代目では欧州専売のハッチバックをベースにしたものがWRCに参戦し、1999年にスバルインプレッサ・三菱ランサーエボリューションを破ってマニュファクチャラーズチャンピオンとなっている。

10代目カローラアクシオはSUPER GTのGT300クラスに参戦してエヴァンゲリヲンとコラボした他、富士で優勝を飾っている。

車名

「花冠」を意味する英語のコローラ(Corolla)に由来する。花弁(花びら)の集合を意味する。クラウン(Crown=王冠)、カムリ(Camry=冠)、コロナ(Corona=太陽冠)などと由来および頭文字の「C」を揃えたネーミングである。

関連タグ

TOYOTA 自動車
AE86

カローラシリーズが重要なキャラクターとなる作品・キャラクター

頭文字D
小沢健二・・・【カローラⅡにのって】という曲を発表
初音ミク(ワールドイズマイン)···北米仕様車のCMに出演→ 北米トヨタ販売公式


米国トヨタはじまり過ぎだろ···

銀魂 341話にて「カローラじゃないカツーラだ」という名称の、桂の守護霊として登場している。

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