概要
カローラシリーズとしては史上初となるクロスオーバーSUV型。
往年のセダンの象徴であったカローラ、そして16代目クラウンがSUVで登場したことにより、「自動車の基本形はセダン」という古い常識は終わりを迎えた。
また国内販売のカローラとしても初めて全幅1,800mmの大台に乗った。
2020年7月9日にタイで最初に発表・発売され、日本では2021年9月14日に販売開始。
日本とタイとでは販売車のフロントマスクが異なっており、パワートレインはガソリンエンジンとガソリンエンジン+電動モーターによるハイブリッドの2種類が設定される。
駆動方式はガソリンはFFのみ、ハイブリッドモデルはFFと4WD。
リアサスペンション形式は他の同世代カローラとは異なりトーションビーム式だが、元GT-R開発責任者で自動車評論家の水野和敏氏はTNGA-Cの弱点であるフロア剛性を補うにはむしろ独立懸架式よりも良いと評している。