解説
俳諧から派生した文芸。柄井川柳が評者として有名だったので、この名称がついた。
江戸時代に隆盛を極めた俳諧連歌から付句の7・7を省略して独立したもので、諷刺・諧謔・皮肉などを込めた遊戯的な文芸である。同様に俳諧から派生した俳句と同様に5・7・5の音数を主とするが、字余りや字足らずについての制限は無く、季語も含まなくて良い(現代俳句ではもとより無季のものも多いが)。
ただし、企画やコンテストなどにおいては各々のオリジナルルールが適用されるケースもあるので注意が必要。
pixivでは「○○川柳」というタグで付くことも多い。
「俳句」というタイトルやタグがついていても実際には川柳、という作品も多い。
逆に川柳とはいっても、単なる季語のない俳句という作品もある。
文芸という特性上、小説での投稿が多く見られる。イラストの場合にはイラスト内に文字とイラストが載っているパターンと、キャプションに川柳を書き、それをイメージしたイラストを投稿するパターンがある。