狂歌

きょうか

狂歌とは、日本古来の定型詩の一つ短歌の中でも、社会風刺・皮肉・滑稽を盛り込んだもの。

概要

日本に古来から伝わる詩である和歌の一形態である短歌において、その中でも社会風刺や皮肉・滑稽がふんだんに盛り込まれたものを指し、こうした詩を読む詩人のことを「狂歌師」と呼ぶ。

独自の分野として発達したのは江戸時代の中期で、当時は社会現象になるほどに大流行して人気を博し、愛好者たちで集まった「狂歌連」が作られたほど。

だが言葉自体はかなり古く、平安時代から既に用例があるという。

著名な狂歌師

※()は狂歌師としての芸名である狂名

• 石川雅望(宿屋飯盛)
• 太田覃(大田南畝/太田蜀山人)
• 喜多川歌麿(筆の綾丸)
• 小島謙之(唐衣橘洲)
• 森島中良(竹杖為軽)
• 山崎景貫(朱楽菅江)

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