季語
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きご
連歌・俳諧・俳句に詠みこむ、季節感をもつ特定の語。短歌にもしばしば用いられる。
連歌、俳諧、俳句の中で用いられる、季節を表す言葉のこと。特定の季節と結びついて、その季節を表すと定められている。花(※桜の意味)(春)、ほととぎす(夏)、紅葉(秋)、雪(冬)などが代表的。
四季ではないが、新年もまた季語の属する季節の一つとされる。新年の季語は初日の出や初景色、七草など比較的知られたものから、綱引など新年行事とはあまり知られていないものなどがある。季語を知るために出版されているのが歳時記であるが、時代の変化に応じて歳時記には載っていないオリジナルの季語も創作されている。
一句につき季語を一つ詠み込むのが作法。
一句に二つ以上の季語を詠み込んでいるケースは季重なり(季重ね)と言う。複数の季語が用いられると季節感がぼやけてしまうため、良くない例とされている。敢えてそうする場合もあるが、季重なりとなっている場合は、特にその句の主題となっている方を季語としてとる。
ただし、「季語は果たして俳句に必要なものなのか?」というテーマは、俳人の間でしばしば議論されてきた問題であり、あえて季語を入れない句を詠む俳人もいる(ただし、季語はその一語だけで句の背景、雰囲気を全て決定づける程強い力を有するとされているため、使わないのは正直勿体ない)。
なお、短歌には季語を詠み込むという決まりはもとよりないが、俳句から季語の概念が導入され、短歌用の歳時記も出版されている。季語は作歌にもなかなか便利なものであり、短歌にも積極的に使う事をおすすめしたい。
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